ハワイ島のMANAGO HOTEL [2008年02月27日(水)]
![]() 『愛される空間』 見た目はシンプルだけど香ばしい香りが漂ってきそうな このエビの一皿。 今回も、ハワイ島での食体験のお話です。 ハワイ島へは母と一緒に行ったのですが、 出発前に、廣瀬裕子さんの書かれた 『Alohaを見つけに』という本を読んでいた母が、 「ここへ行きたい」と言ったのが、MANAGO HOTELの 食堂でした。 廣瀬さんの本の中では一番最後のページで 「紹介できなかったけれどおすすめしたい情報」として わずかなスペースで紹介されていたのですが、 「レトロな食堂でいただける食事のためだけにでも、 おとずれる価値があります」という一文に心を惹かれ、 ランチタイムに行ってみることにしました。 ![]() 写真がなかったので、キャプテン・クックという住所を頼りに、 宿泊していたワイコロアリゾートエリアから ひたすら南へ車を走らせました。 この辺りはコナ・コーヒー農園も点在するエリアですが、 道沿いにはあまり建物などがないため、 とても控えめな外観のこのホテルだけど すぐに見つけることができました。 ホテルというよりレトロな旅館といったたたずまいで、 入り口は開け放たれているのですが、 あまりにアットホームな雰囲気なので、 宿泊していない私たちがいきなり入っていっていいものか、 一瞬とまどう。 宿泊者以外でも食堂は利用できるとのことですが、 受付のカウンターにも誰もいなかったので、 ちょっとドキドキしながら、 どんなお食事がいただけるのかも全く分からないままに ホテルの奥へと進んでいきました。 ![]() 木造の階段を歩いていくと、 ダイニング・ルームのサインを発見! 思い切ってドアを開けると…… ![]() 中は想像以上に人で賑わっていました。 並んでいるテーブルも椅子も、部屋の内装も、 まるで古い学校の校舎のような雰囲気で、 ちょっと時がとまったような空気が流れています。 でもとにかくアットホーム。 親子3代で食事をしている大家族、 年配のご夫婦、ビジネスマンと見られるアロハシャツを ピシッと着た日本人の男性、 ハワイへ旅行に来たと思われる4人家族。 ローカルの人も旅行者も、ここで食事をとっている人たちが とてもリラックスしているのが伝わってくるんです。 慣れない空間に、正直少しとまどっていた私と母ですが、 いろいろと見回しているうちに、 これは貴重な場所に来たなあ〜と、 だんだん面白くなってきました。 壁にかかっているメニューのLUNCH&DINNERには、 NYステーキ、シュリンプ・ソテー、ポークチョップ、 マヒマヒ、テリヤキチキンなどの文字が並んでいます。 私たちは、シュリンプとマヒマヒをオーダー。 すると、注文をとるやいなや、お店の方が お盆いっぱいになにやら運んできました。 ![]() どん!どん!とテーブルに置かれたのは、 インパクトのある山盛りのご飯(しゃもじ付)。 さらにポテトサラダ、海草、厚揚げの煮物。 全てのメニューにこのセットがついてくるようです。 勢いよく盛られたお皿の数々を見ていたら、 ちょっと学生時代の合宿みたいな気分にもなったりして(笑)。 でも、その後に運ばれてきたシュリンプとマヒマヒは、 どちらも焼き加減が最高で、 見た目にツヤツヤ、食感はプリリンとしていてジューシー。 きちんとライムやタルタルソースが添えられていたりして、 とってもグルメな一皿でした。 とにかく必要以上のサービスがないのが、かえって心地よい。 初めて立ち寄った旅行者というより、 いつもこの食堂に通っている者のような気分と安心感が 湧いてきました。 後に調べたら、このMANAGO HOTELは1917年に創業し、 日系のマナゴファミリーによって代々営まれているそう。 これからもこの食堂は、変わることなく、 訪れる人を分け隔てなく受け入れ、 ほっとするひとときを与えていってほしいです。 |









