大人をハッピーにするハワイ

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隠れ絶景 [2008年04月24日(木)]
 


日頃親しくしているハワイ生まれ、ハワイ育ちの女性に
「ポートロックの先に、180度海が見渡せる絶景ポイントが
あるの知ってる?」と聞かれました。

ポートロックというのは、オアフ島の高級住宅地として知られる
ハワイカイ(ホノルルマラソンの折り返し地点ですね)エリアの中でも
高級な豪邸が並ぶ地区として知られるところ。
地区の入り口にあたる道路沿いには
「PORTLOCK」という地名が記されており、
用もないのに車で入っていくのも何だか恐れ多いので、
いつも横目に見ながら車を走らせていたのですが、
その話を聞いて、中に入ってみよう!と思い立ちました。

ただ彼女いわく、その絶景ポイントは地図には載っていないし
かなりの断崖絶壁なので、自分の責任で気をつけて
見に行ってね、とのこと。
(なので、これをご覧になっている方も、
どうぞその点をご留意の上、読んでみてください)

大まかな場所を聞いた上で、地図を見て、
後は車を走らせながら勘を働かせてたどり着いたのは……

道の突き当たりにある、小さな公園でした。
門があり、夜の9時から朝5時までは閉門しているようです。

見たところ、素敵なガーデンという感じだったので、
中に入ってみると、
岬の高台に位置するその公園からでも
海が眺められて、きれい。


しかし、私の目に飛び込んできたのは“危険”の文字。
一見、この場所には不似合いな文字のような
印象も受けるのですが、
どうやら、その先にある海へ降りる場合には
ご注意を!ということらしい。
よく見れば、低木の間に岩場が階段のようになっている
ところがあり、そこから降りられそう。

となったら、行ってみるしかありません!
思い切って岩場を降りてみると……、

なんとも言えない開放感のある風景が待っていました!
ずっと岩棚のようになっていて、
目の前は180度さえぎるものがなく、水平線が見渡せる絶景。
向かい側に見えるのは、ダイヤモンドヘッドです。
いつもワイキキ側から見ているのとは反対になりますね。

実はこの岩の先は、急な崖になっていて、
恐る恐る下を覗いてみましたけど、
高所恐怖症なので、へっぴり腰になってしまいました(笑)。



誰が置いたか、デッキチェアーがポツンとひとつ。
目の前に、ドドーンと広がる海!そして空!
どこかの誰かさんが、いつもこの景色を独占しながら
海と空と対話しているのかもしれません。

その後、色んな人に話を聞くと、
私が訪れたこの場所だけでなく、
このポートロック地区には海岸線に通じる道がいくつかあり、
知る人ぞ知る、秘密の絶景ポイントが潜んでいるんだそう。
うー行ってみたい。
近隣の方々に迷惑をかけない範囲で、
カメラを持って、また出かけてみよう。
幸せという名のケーキ [2008年04月21日(月)]
 

毎回“大人をハッピーにするハワイ”を紹介していますが、
こんな“ハッピーづくし”の光景に出会いました。
Happyの文字がこれだけ並ぶと、それだけでハッピー。
場所は、この間お話したばかりのファーマーズ・マーケット。

ここのマーケットは、作り手である売り子さんとの会話も
楽しみの一つなのですが、
先日、「ちょっと食べてみませんか?」と声をかけられ、
ふと足をとめたのが、この“Happy Cakes”のテントでした。
「味はどう?」と聞かれたので
「Very crunchyで美味しいね!」って答えたら、
「crunchyなんて言葉を使うところをみると、
君、ハワイに住んでるでしょ?」と言われ、
そこからいろいろと会話が始まったのです。


声をかけてきたのは、このハッピーケーキのオーナー、
Owen(オーエン)さん。
Owenさんがこの仕事を引き継いだのは最近だそうですが、
実はこのケーキ、オアフ島のノースショアへ向かう途中で
家族で食堂を経営していたディック・ロドビーさんによって、
1967年に誕生したそう。
ですからもう40年以上も人々に愛されてきたケーキ
だったのです。
このケーキを愛した人の中には、フランク・シナトラさんや
レーガン元大統領夫妻の名前もありました。
メインランド(アメリカ本土)からも、クリスマスのケーキなどに
お取り寄せする人が多いそうです。

このファーマーズ・マーケットに並んでいる食べ物は
すべてそうであるように、
Happy Cakeは、ハワイ産の原料で作られている、
“ハワイ”がぎっしりつめこまれたケーキ。
ハワイ島でとれたマカデミアナッツが25%も入っているほか、
ハワイ産の甘いパイナップルもごろごろ入っていて、
ケーキを甘くジューシーにしています。
さらにココナッツがハワイらしさを添えています。
持ってみると、ものすごく重い!


もともとは向かって左の大きなホールサイズ
(2パウンドもの重さがあります。つまり900g!)
だったそうですが、去年の暮れに
小さいおみやげサイズを発売したばかりなんですって。
この大きさでもぎっしり中身がつまっているので、
かなり食べ応えがあります。


ね、パイナップルとナッツがぎっしりでしょ?

ちなみにこのハッピーケーキが手に入るのは、
KCCファーマーズマーケットでは毎月第1土曜日、
この他にはドールプランテーション、アラモアナのMacy's、
シェラトン・ワイキキのプールサイドのコーヒーショップ、
ワード・センター内のRed Pineappleというお店など。

オススメの食べ方を聞いたら、
「少し温めて、冷たいバニラアイスをのせると最高!」。
想像しただけでも美味しそう……。
さっそく試してみます。
ベジタリアンなバーガー [2008年04月17日(木)]
 


今日、何気なく家の近所にある新しいレストランでランチをとりました。
2月にオープンしたこのレストランの名前は「tango(タンゴ)」。



タンゴと聞けば、頭の中にタンゴの調べが流れ出す♪……けれど、
お料理は全くアルゼンチンとは関係なく、
後で調べてみたら、2人のオーナーの頭文字をあわせたのだそう。

どんなお料理があるのか全く事前の知識がないままに
お店に入ってみたのですが、
まずはお店の雰囲気が落ち着いていて、気に入りました。
ホノルルには、こういったいわゆる食事が気軽にとれる
“カフェ”スタイルのお店が、ありそうでないのです。
プレートランチなど、思いっきりカジュアルになるか、
あるいはレストランでかしこまったランチになってしまうか。

メニューは、スープやサラダ、サンドイッチにメインディッシュと、
一見、他でも見られるアメリカンな内容だったのですが、
その中で一つ、目をひいたメニューを注文してみました。
それは、Grilled Portobello Mushroom “Burger”というもの。

運ばれてきたハンバーガーには、お肉のパテの代わりに、
大きなポートベロマッシュルームがのっていました。



おお、これはヘルシー。
さっそく頬張ってみると、肉厚のポートベロマッシュルームは、
お肉のパテに負けないぐらい食べ応えがあるんですね。
家でもヘルシーなお料理として応用できそう。
ライ麦を使ったしっとりとしたパンもほんのり甘くて美味しい。
こちらのレストラン、素材の新鮮さやヘルシーさを
大切にしているのだそう。

ディナータイムや、土日のみ営業している朝食タイムにも
訪れてみたいと思います。

お店の場所は、アラモアナとワードの中間地点、
カカアコ地区にある高層コンドミニアム、“HOKUA”の一階。



コンドミニアム自体は、こーんなに高くて
ロボットのようにピカピカ光っていますが、
一階にはこの「tango」のほか、
全米に展開するチャイニーズレストラン「P.F.Chang's」、
(最近、ワイキキ・ビーチウォークエリアにも新店舗がオープン)
「Stussy」のお店や、「スターバックス」などが入っていて、
もちろんHOKUAの住民でなくても利用できます。

観光地の喧騒を離れて、ゆるやかな時間が流れる
こんなホノルルもオススメです。
パンケーキばなし その3 [2008年04月10日(木)]
 


強烈な個性を持っていて、他には出会えない味と、
シンプルで定番なんだけど、また食べたくなる味。
あなたなら、どちらに興味がありますか?

美味しければ、どっちも食べたいですよね(笑)。

そんな両極端のパンケーキに出会ったのは、
「THE ORIGINAL PANCAKE HOUSE」。
場所はアラモアナセンターの近く、カピオラニ通り沿い。



通りからでも店名は見られますが、
お店の入り口はちょっと奥まったところ、
ビルの中にドアがあります。



お店の中は、ところどころカントリー調で、
地元の人がひとりで新聞を広げながら
朝食をとっている姿がしっくりくる、
いかにも“日常的”でアットホームな雰囲気。

パンケーキのメニューは、
素材やトッピングの違う様々な種類があるのですが、
私がここで好きなのは、シンプルで定番な、
“バターミルク”パンケーキ。
基本中の基本ですね。
ここのはとにかくとってもやわらかい!
バターがのっている真ん中の部分が
見る見るうちに下にへこんでくるほどです。

バターとシロップがたっぷり染み込んだパンケーキを
口にほおばると、すーっと溶けていくよう。
そして、鼻からほわ〜んと甘い香りがぬけていきます。
なんだか懐かしい甘さ。
強烈なインパクトはないけれど、
何度食べても、ほっとする美味しさです。

単品でも頼めるし、
オムレツを頼むとこのバターミルクパンケーキが3枚
ついてきます。

ここのオムレツは、ちょっと特徴があって、
メニューに”fluffy(ふわふわした) omelette”と
紹介されているのですが、
まさに泡立てたクリームのようにふわふわっとしてます。

しかしこのセットが、食べられそうで、
なかなかひとりで食べきれないんだなあ……
まだまだ私も修業が足りません(!?)。

さて、そんな定番品とは180度変わって、
このお店には超個性派選手がいます。
じゃじゃん。

なんじゃ、この茶色い塊は?! と一見びっくりしますが、
これぞお店のSpecialtiesのひとつ、「Apple Pancake」。

実は何度か注文しては断られ、
ようやく3回目で口にすることができたので、
私は勝手に“幻のアップルパンケーキ”と呼んでいます。
断られたのには理由があり、
それは焼き上げるのに何十分もかかるためなんです。
だから、席についてしばらく悩んでから注文しても、
もう今からでは時間がかかるので無理、と言われてしまう。
閉店間際に駆け込んだ場合も、同じくダメです。

私がようやくありつけた時は、
お店に少し行列が出来ていたのですが、
並んでいる時から、先に「アップルパンケーキひとつ
注文入れておきたいんだけど」と頼んでおき、
席についてから他のメニューをオーダーしたんですよ。
(これでもアップルパンケーキの焼き上がりを
だいぶ待ちました)

そんなこんなでやっと出会えた幻のパンケーキ。
テーブルに運ばれてきた時から、
強烈なシナモンの香りが辺りに漂い、
シナモン好きとしては、かなり期待が高まります。
口に入れると、色んな食感が一度に楽しめる。
一番外側のシナモングレーズはカリッ、
中にぎっしりつまったフレッシュなりんごは
焼き立てでアッツアツのトロトロ。
土台のパンケーキは、パンプディングのような弾力が。

「アツイアツイ」と言いながら頬張っている瞬間が
たまりませんでした。

強烈なインパクトがあるだけに、
そう頻繁には食べられないけど、
忘れられない味のアップルパンケーキ。
ごくごくシンプルだけど、また食べたくなる
バターミルクパンケーキ。
さあ、どっちからせめますか?
パンケーキばなし その2 [2008年04月07日(月)]
 


またまたパンケーキのお話です。
カイルアに好きなパンケーキ屋さんが2軒あると
書きましたが、もう一軒のお店が「Cinnamon's」。



前回の「Boots&Kimo's」とはうってかわって、
ファンシーでアットホームな雰囲気。
もし家の近所にあったら、新聞や本を持って
一人でのんびり食事をしに行きたいなあという
感じのレストランです。

実際、パンケーキはメニューのほんの一部で、
卵料理からロコモコ、サンドイッチ、肉&魚料理など
ぎっしりとメニューが書き込んであり、
行く度にあれこれ迷ってしまうほどです。
地元の人にとっての心強い台所、なのかな?


例えばこのロコモコも、“ザ・家庭料理”って感じですよね。
常々、ロコモコって野菜不足のメニューだよなあと
思っていたのですが、ここではオニオンとマッシュルームの
ソテーをトッピングできるのが気に入っています。


エッグベネディクトは看板メニューにもなっていて、
カナディアンベーコン、ターキー、マヒマヒ、カルアポーク、
シーフードなど中身があれこれ選べます。
野菜が添えてあって彩りもきれい。
もちろん食べ応えも十分です!

……っと、パンケーキから話がそれてしまいました。
そんな「Cinnamon's」のパンケーキは、
とっても素朴な味わいです。
でも凝りすぎているメニューよりも、
その素朴さがかえって印象に残ります。
冒頭のバナナパンケーキも、家で焼きました!
っていう感じの見た目ですよね(笑)。
バナナが生地と一緒に焼いてあるんですけど、
やわらかく溶けて、パンケーキとグッドマッチング!
(美味しかったので、家でパンケーキを焼くときに
 真似してみました)


こちらはちょっと豪勢なアップルシナモンパンケーキ。
バナナと同じくりんごがふんだんに使われていて
さっぱりとした美味しさです。
私はシナモンが好きなので、アップルシナモンだけでも
食べたい!

店名に「シナモンズ」とあるように、
いくつかシナモンを使ったメニューが並んでいるのも
シナモン好きとしては気になります。
シナモンロール、シナモントースト……

他にもパンがあれこれ選べるフレンチトーストや、
ポルトギース・ビーン・スープなど、気になるメニューが
まだまだあります。
これからもこまめに通わないと。
パンケーキばなし その1 [2008年04月03日(木)]
 


ハワイで暮らすようになって1年半。
その間、ハワイを訪れた友人・知人を数え切れないくらい
あちこち案内してきましたが、
ふと「一番多いリクエストは何だろう?」と考えてみると、
それはやっぱり“パンケーキ”なのです。

そこで、私が好きなパンケーキをあれこれご紹介
してみようと思います。

“パンケーキ”と聞いて私が思い浮かべるのはカイルアの町。
ここには好きなパンケーキ屋さんが2軒あるんです。
中でも真っ先に頭に思い浮かぶのが、これ。
真っ白なソースがたっぷりとかけられた、このパンケーキは
「Boots&Kimo's」の看板メニュー、
パンケーキのマカデミアナッツソースがけ。




それが証拠に、お店の看板にも
“マカデミアナッツパンケーキソースでおなじみ”と
書いてあります。
パッと見たところ、どろーっとして甘みもきついソース
なんだろうなあ……と思いがちですが、
その予想は裏切られます。
空気をたっぷり含んだような、軽い口当たりなのです。
例えるなら、甘みを抑えたバニラアイスが少し溶けたものを
ホイップしたような、ふわわんとしたソース。 
パンケーキ自体も
弾力がありながらもしっとりやわらかくおいしい。
お皿に残ったソースを残らずつけて食べてしまいます。

お店には他にもパンケーキの種類があったと思うのですが、
ここへ行くと、結局いつも同じものを頼んでしまうので、
ごめんなさい、これしか分かりません。
でも、ふと「あのパンケーキ食べたいな」と思わせる一皿です。

と言っても、甘いものだけだと飽きてしまうので、
バランスをとるためにもう一皿注文するのですが、
こちらもいつも決まっていて、チリ&ビーンズのオムレツ。
(ということは、いつもこの2皿の組み合わせ!)


もともとチリ&ビーンズは大好きなのですが、
このオムレツは、卵部分が薄くてアッサリしていて、
まるでクレープのようで、最高のバランス!
添えてあるポテトのカリカリ具合もいい。

パンケーキ屋さんというと、ファンシーな作りのところが多い中、
このお店の外観はいたってシンプル。
いくつかお店が並ぶ軒下にある看板だけが目印です。
中に入ると、スポーツカフェという雰囲気で、
なぜかスポーツ関連グッズが盛りだくさん。
お店の人も、格段ニコニコしているわけではなく、
淡々と(笑)注文をとるだけですが、
この気取らなさというか、ざっくばらんな感じも
妙に居心地がよかったりします。

それほど席数が多いわけではないので
時間帯によっては、また祝日と重なった日なども、
ローカルと観光客とでお店の前に順番待ちが
出来るほどの混雑になりますが、
そんな行列が似合わないほどマイペースな雰囲気。
Rubber Sippers(ラバー・スリッパー。ハワイではビーチサンダル
をこう呼びます。まさにゴムぞうり)を履いて、
ふらーっと気軽に立ち寄りたいお店です。
ファーマーズ・マーケット [2008年03月23日(日)]
 

『美味しい土曜日』


これまでここに書いていなかったことが不思議なくらい、
私が頻繁に通っているマーケットがあります。
それが、KCC『サタデー・ファーマーズ・マーケット』。
最近はハワイのガイドブックにもかかせない催し物に
なっているようなので、ご存知の方も多いかも。

特に日本から友人が来ているときには
必ずと言っていいほど、ここへ連れていくし、
一人でもよく行っちゃいます。
ここ最近なんて、もう5週連続で足を運んでます!

KCC(Kapi`olani Community College)
Saturday Farmers' Marketは、
その名の通り、カピオラニ・コミュニティー・カレッジの
駐車場で、毎週土曜の朝のみ(7時半〜11時)開催。
場所は、ダイヤモンドヘッドへ登る入り口の向かい側です。

ポイントは「Buy Local, Buy Fresh」!
(地元の新鮮な食材を買おう!)
ここのマーケットは、全てハワイで育てられた食材、
あるいはハワイで作られた加工食品が並んでいるんです。
毎週、約55ほどのテントが出店しています。

ハワイって、自然豊かな場所だから、
日常的にも地元で採れた新鮮な食材が溢れている……
と思いきや、現実はそうでもない。
意外にも、食料や生活用品のほとんどはメインランド
(アメリカ本土)から運ばれたものだったりして。
例えば他の国との競争に負けて果物の生産力が落ちている
とか、先日オアフ島最後の酪農牧場が閉鎖されてしまった
とか、寂しいニュースを耳にすることもしばしば。

そんな中、地元のファーマーズを応援するには、
彼らが作った野菜や果物、肉や加工食品を買うのが一番。
それに、人間の体だって、暮らしている土地で採れた、
旬のものを食べるのが一番いいと言うではありませんか。
街のスーパーで買うよりも、
もしかしたらちょっと割高かもしれないけど、
ハワイを応援し、そして自分の体も喜ぶ。
何より、新鮮な食材が手に入りますから!

また、全てがそうではありませんが、
“オーガニック”のものもたくさん出ています。
中には、通常はレストランに卸しているだけで、
町中ではなかなか購入できない野菜やお肉を
作り手の方々が直接販売している、というケースもあります。

……となると、観光客の方は、「旅行中は食材はあまり
必要ないからなあ……」と思われるかもしれませんが、
いえいえ、はちみつやジャムなどの加工食品、
コーヒー豆などもありますからお土産にしてもしいし、
新鮮な南国の花を買って、ホテルのお部屋に飾るのも
いいでしょう!
そしてそして……その場で食べられる温かいお料理も
たくさん出されているんですよ。
私なんて、もっぱら最近は“朝ごはん”を食べに
行っているようなもんです(笑)。

そこで、数あるテントの中から、お気に入りをピックアップ
してみました。

まずはいつも真っ先に立ち寄るテントが、
North Shore Cattle Co.。
ハワイでも珍しい「オールナチュラルビーフ」が特徴で、
そのビーフパテを使ったロコモコ、ハンバーガー、
そしてオールビーフのソーセージを使ったホットドッグ
などをその場で焼いてくれます。
いたってシンプルな作りですが、
ハワイで食べるロコモコ、ハンバーガーの中で一番好き。
人気なので、なくなっちゃう前に真っ先に駆け込みます!
いつも他の料理を食べようと思うのに、結局ここに
行ってしまいます。

また、お肉やソーセージそのものも売っていて、
なかなか町中ではナチュラルビーフを手に入れることが
できないから、クーラーボックス持参で購入しています。


次に駆け込むテントが、PacifiKool
フレッシュなジンジャーを使ったジンジャーエールです。
手前が基本のジンジャーエールで、赤いのは、ベリー類と
ミックスされたもの。
青空と、強い陽射しの下、このジンジャーエールを飲む瞬間が
たまらなく気持ちいい!!
つい先日は、10時半過ぎに行ったらもう売り切れていて、
体がすっかりジンジャーを求めていたので、悲しかった……。

また、素となっているジンジャーシロップも販売しており、
日本へお土産に買っていく人も多いようです。
ハワイアン・ジンジャーとタイ・ジンジャーの2種類が
あるのですが、私はより辛味のあるハワイアン・ジンジャー
が好きです。


つい最近食べてみたら美味しかったのではまってしまった
トマトとモッツアレラのピザは、North Shore Farms
フレッシュなトマトにジェノバソースたっぷりで、
かなり食べごたえがある。
焼き立てをいただくので、少し待ちますが、アツアツは最高。

……とここまでが自分の定番なのですが、
その他、食べてみて美味しかったものを。

最近登場して、いつも行列が出来ているBeignet
思わず、「これ、何て読むの?」って聞いちゃいました。
ハワイではあまり浸透していないせいか、
「What’s Beignet?」と書かれた紙があり、
発音は“Ben-yay(ベニエ)”と紹介されていました。
それによると、「フランスのドーナッツで、
ニューオリンズのカフェで人気になりました」とあります。

揚げてパウダーシュガーをまぶしただけのシンプルな
ドーナッツだけど、素朴で美味しい。
やっぱり作りたてなのが、いいのかな。
他にもチョコレートやチーズバージョン、
また「リリコイ(パッションフルーツ)」ソースもありました。
ぜひハワイアンコーヒーと一緒に食べたい味です。

さらにデザートでは、Paniolo Popcorn
大きな釜で、わっさわっさとポップコーンを作っているので
すぐに分かります。
一度、友人の子どもが欲しい!と言って買ってみたら、
甘しょっぱい味で、なんとも言えず美味しかった。
量が多いので、なかなか一人では買わないのですが、
いつもここも行列で、何袋も買っていくお母さんの姿も
見受けられます。 
子どもたちのおやつになるのでしょうね。

そして、番外編ではIndia Cafeのテント。
名前の通り、インドカレーが食べられるのですが、
なぜ番外編かというと、本店がカパフル通りにあって、
そこで食べるお料理が最高にオススメだから!
今度、あらためてお店を紹介しようかな。

なお、Hawaii Farm Bureau Federationのホームページでは
その週のベンダー(出店者)の名前も発表されています。
ココでチェック!>>
ノースで出会う生き物たち [2008年03月10日(月)]
 

『お昼寝中……』


ペンギンの話に続いては、アザラシです。
そう、ビーチでゴロンとあられもない姿で寝そべっているのは
アザラシ。
ハワイアン・モンクシールと言われますが、
絶滅危惧種となっており、
現在の生息数は1200〜1300頭と言われているそうです。
そんな貴重な野生のハワイアン・モンクシールに、
幸運にもふとこんな風に出会えることが、あるんです!
私もこの時一度きりなのですが、
遠くから「何か物体が転がっている……」と思って
近づいてその正体を確認したときの衝撃ったら!
うわ!大きい!


このモンクシール、体重は200キロ前後あるそうで、
なるほど、人間が寝転がっている以上の迫力があります!
でも、余りに気を許しすぎじゃないか……っていう
格好が、なんだかかわいくて笑いを誘います。

絶滅危惧種だけに、近づくことやフラッシュをたいて写真を
とることは厳禁で、触るなんて、もってのほか!
罰金が科せられます。
私の足元に見えるのがロープで、
モンクシールが昼寝をしている!ということが分かったら
すぐにボランティアの方がやってきて、
人々が近づかないよう、周囲にロープを張りました。

このビーチは、ノースショアにあるラニアケアビーチ。
ウミガメに出会えるビーチとして有名です。

いつからか、このビーチにはウミガメたちが甲羅干しを
しにビーチにあがってくるようになり、
今では観光名所のようになっています。
ハワイで見られるウミガメは、アオウミガメと呼ばれ、
こちらも体が大きくて100kgをこえるそう。
しかし残念ながら、このアオウミガメもまた、
保護の対象になっており、触ったり近づいたりすることは
禁止されています。
そのため、このビーチには常にボランティアの方がいて、
カメや人々の監視を行い、
カメの動きに合わせてロープを移動させています。


背中に「HONU GUARDIAN」と書かれたTシャツを着た、
ボランティアの方々。
ハワイ語でウミガメを“HONU(ホヌ)”と言い、
ホヌは海の守り神として大切な存在です。
甲羅干ししているホヌたちは、全然動かないし(笑)、
いつ会いに行ってもほとんど同じ姿でいるのですが、
それでも私はノースショアに行くと、
毎回、このビーチに必ず寄らずにはいられません。
“ホヌ”に会って挨拶をしたい!という気になるのです。

そんな中、つい先日のこと。
夕暮れ時にこのラニアケア・ビーチを訪れたら、
神々しいまでの光景に出会うことができました。

ホヌの背中に金色の夕陽が反射して、
何だかとても静かで穏やかで、平和な光景。
こんな風景を目の前にすると、
ああ、この地球や自然は人間だけのものじゃない、
動物たちにとっても、大切な母なる大地なんだって
思えるのです。

そして実はこの時、遥か遠く沖合いに目をやると、
クジラが海面上にジャンプする姿を目視できたのです!
(さすがに写真にはおさめられなかったけど)
それはそれは忘れられない光景です。

ラニアケア・ビーチでは、いつも大自然が待っています。
ヒルトンでペンギンに会う [2008年03月04日(火)]
 

『ワイキキに暮らすペンギンたち』


ペンギンに触ったこと、ありますか?

おそらく、「ペンギンを見たことがある!」という方は
たくさんいらっしゃると思います。
もちろん私も、ペンギンを見るという経験は
これまでに何度もあったのですが、
ついに……触ってしまいました!

場所は、ワイキキにあるヒルトン・ハワイアン・ビレッジ。
緑や水場が豊かで南国ムード溢れるこちらのホテルには、
多くの鳥たちが暮らしていることでもよく知られています。
現在はペンギン、フラミンゴ、白鳥など78羽の鳥がいて、
中でも人気者は8羽の南洋ペンギン!

私もここのホテルを訪れた時には、
ぼーっとペンギンたちの姿を眺めて時間を過ごすことも
多いのですが、今日、広報の方から教わったのが、
このペンギンたちの“ご飯タイム”を観察できて、
その時にペンギンに触らせてもらえる!ということ。
さっそくペンギンポンドに行ってみました。

訪れたのは、午後3時。
(月曜から土曜日の、午前8時と午後3時に行われています。
 ただし、祝日は除く)
係りの人がエサの魚の入ったバケツを持って入ると、
あらあらあらあら!
ペンギンたちが一斉に出てきて、一列に並ぶじゃないですか!

写真を見るとわかるように、
背の低いペンギンたちは、エサをもらうときには、
一段高い、石の上にピョンと乗ります。
そして食べ終わると、石からヒョイと降りて、
次のペンギンが前に出る。
この習慣、どうやって身についたのでしょう?

中には並んだものの、
いざ順番が回ってきて魚を与えられた瞬間に
「あ、なんか今は食べる気分じゃないかも。いーらない」
とばかりに顔をそむけ、そそくさと石から降りるペンギンもいたり。

その一部始終がカワイスギル!!

手前に見えるペンギンは、
すでにエサをもらって満足気な顔をしています(よね?)。

さらに、係りの人がその中から一羽のペンギンを
手前に連れ出してきてくれます。

そして順番に背中をなでさせてくれるんです。
並んでいるのは子どもが多い……かと思いきや、
この時はほとんどが大人でした(笑)!
みんな、子どものように目をキラキラさせて、
私の前にいた一見コワモテの男性も、
背中を触った途端、「ワーオ!」と声をあげ、
もう一度列の一番後ろに並びなおして、
また触りにいっていました(笑)。
よっぽど感動したんでしょうね。

でも、その気持ち分かる!
ペンギンの背中って……もうそれはそれはやわらかくて
まさに絹とかビロードをなでているよう。
もっと羽毛がゴワゴワしているのかと思っていました。
とてもやわらかくて、温かくて……
いつまでも触っていたい気分になるのです。

ちなみにこのペンギンポンドで一番若いのは、
2004年に産まれたマナ君。
広報の方によれば、今ちょっと反抗期に入っていて、
他の大人ペンギンたちと離れて
一人で行動している姿もよく見られるんですって!
おもしろい!
でも、一番元気に池の中を泳いでいて、
私たちの目を楽しませてくれましたよ。

大人も夢中になる、ペンギンの姿。
ぜひヒルトンに会いにいってみてください。
ハワイ島のMANAGO HOTEL [2008年02月27日(水)]
 

『愛される空間』

見た目はシンプルだけど香ばしい香りが漂ってきそうな
このエビの一皿。
今回も、ハワイ島での食体験のお話です。

ハワイ島へは母と一緒に行ったのですが、
出発前に、廣瀬裕子さんの書かれた
『Alohaを見つけに』という本を読んでいた母が、
「ここへ行きたい」と言ったのが、MANAGO HOTELの
食堂でした。

廣瀬さんの本の中では一番最後のページで
「紹介できなかったけれどおすすめしたい情報」として
わずかなスペースで紹介されていたのですが、
「レトロな食堂でいただける食事のためだけにでも、
おとずれる価値があります」という一文に心を惹かれ、
ランチタイムに行ってみることにしました。


写真がなかったので、キャプテン・クックという住所を頼りに、
宿泊していたワイコロアリゾートエリアから
ひたすら南へ車を走らせました。
この辺りはコナ・コーヒー農園も点在するエリアですが、
道沿いにはあまり建物などがないため、
とても控えめな外観のこのホテルだけど
すぐに見つけることができました。

ホテルというよりレトロな旅館といったたたずまいで、
入り口は開け放たれているのですが、
あまりにアットホームな雰囲気なので、
宿泊していない私たちがいきなり入っていっていいものか、
一瞬とまどう。
宿泊者以外でも食堂は利用できるとのことですが、
受付のカウンターにも誰もいなかったので、
ちょっとドキドキしながら、
どんなお食事がいただけるのかも全く分からないままに
ホテルの奥へと進んでいきました。


木造の階段を歩いていくと、
ダイニング・ルームのサインを発見!
思い切ってドアを開けると……


中は想像以上に人で賑わっていました。
並んでいるテーブルも椅子も、部屋の内装も、
まるで古い学校の校舎のような雰囲気で、
ちょっと時がとまったような空気が流れています。
でもとにかくアットホーム。
親子3代で食事をしている大家族、
年配のご夫婦、ビジネスマンと見られるアロハシャツを
ピシッと着た日本人の男性、
ハワイへ旅行に来たと思われる4人家族。
ローカルの人も旅行者も、ここで食事をとっている人たちが
とてもリラックスしているのが伝わってくるんです。

慣れない空間に、正直少しとまどっていた私と母ですが、
いろいろと見回しているうちに、
これは貴重な場所に来たなあ〜と、
だんだん面白くなってきました。

壁にかかっているメニューのLUNCH&DINNERには、
NYステーキ、シュリンプ・ソテー、ポークチョップ、
マヒマヒ、テリヤキチキンなどの文字が並んでいます。
私たちは、シュリンプとマヒマヒをオーダー。
すると、注文をとるやいなや、お店の方が
お盆いっぱいになにやら運んできました。


どん!どん!とテーブルに置かれたのは、
インパクトのある山盛りのご飯(しゃもじ付)。
さらにポテトサラダ、海草、厚揚げの煮物。
全てのメニューにこのセットがついてくるようです。
勢いよく盛られたお皿の数々を見ていたら、
ちょっと学生時代の合宿みたいな気分にもなったりして(笑)。
でも、その後に運ばれてきたシュリンプとマヒマヒは、
どちらも焼き加減が最高で、
見た目にツヤツヤ、食感はプリリンとしていてジューシー。
きちんとライムやタルタルソースが添えられていたりして、
とってもグルメな一皿でした。

とにかく必要以上のサービスがないのが、かえって心地よい。
初めて立ち寄った旅行者というより、
いつもこの食堂に通っている者のような気分と安心感が
湧いてきました。

後に調べたら、このMANAGO HOTELは1917年に創業し、
日系のマナゴファミリーによって代々営まれているそう。
これからもこの食堂は、変わることなく、
訪れる人を分け隔てなく受け入れ、
ほっとするひとときを与えていってほしいです。
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プロフィール
プロフィール
柴田玲
(しばたれい)
フリーアナウンサー
1971年11月17日生まれ
1995年〜2006年まで、TOKYO FMアナウンサーとしてラジオ生活にどっぷり浸るも一転、ALOHAスピリットに惹かれて2006年9月よりハワイ・オアフ島に拠点を移し、単身赴任生活と仕事をスタート。ハワイ初心者の視点で見たハワイの暮らし・文化を様々な日本のメディアを通じて伝えている。

●ハワイからお届けするFM番組

・JFN系列34局ネット (TOKYO FM)
『SKY CONNECTION FROM HAWAII』
毎週金曜 AM6:15〜6:25
 
・FM NORTHWAVE(北海道)
『ISLAND BREEZE FROM HAWAII』
毎週日曜 AM8:00〜9:50
 
・K-MIX(静岡)
『SATURDAY MORNING LOMI LOMI 』
毎週土曜 AM7:00〜8:00

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