子宮筋腫のこぶは子宮がんなど悪性の腫瘍とは区別されますが、
10年、20年...と長い歳月をかけて徐々に肥大していくため、
気がついたときにはメロンほどの大きさになっているという例もあります。
体内にメロンほどの大きさのものが入っていると想像するだけで
それがとても大きいのだということが分かると思います。
ちなみに正常な子宮はふだんわたしたちが食べている卵くらいの大きさです。
良性なので経過観察となることが多いと先述しましたが、
あまりにも大きくなると他の臓器を圧迫します。
子宮筋腫
筋腫ができたことで大きくなった子宮が膀胱を圧迫すると、
膀胱の容量が小さくなるため頻尿になります。
筋腫のできた箇所が子宮の前側、膀胱に接する位置の場合は大きさに関係なく
症状が出る場合もあります。
また、排尿トラブルとしては尿道を圧迫して排尿痛が起きる、
尿管を圧迫して腎盂が肥大する水腎症を引き起こす、などもあります。
また、ごく稀に筋腫が大きくなることで骨盤内の静脈が圧迫されることがあります。
すると下半身の静脈の流れが悪くなり、血栓症の原因となります。
静脈血栓は肺の梗塞を起こす危険があり、死に至ることもあるのです。
一度大きくなった筋腫は、閉経をむかえない限り自然に小さくなることは
あまりありません。
ただ、妊娠中に変性を起こすと縮小することがあります。
治療法.net