吉村峰子のアフリカに遊びにおいで!

2007年11月
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川田龍平さんたちと一緒にシンポジウムを開催します [2007年11月19日(月)]
 
二年ぶりの私の日本一時帰国にあわせて、以下のようなシンポジウムを企画していただきました。

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エイズ問題学習会〜エイズの「いま」を考える
@日時:12月15日(土)夜6〜9時
A会場:豊島区立生活産業プラザ
  170-0013  豊島区東池袋1-20-15
  池袋駅東口より徒歩7分
B内容:(発言順)
  吉村峰子(南アフリカ在住):
   南アフリカのエイズをめぐる現状
  保田行雄(弁護士):
   日本のエイズをめぐる現状
  金子由美子(公立中学校養護教諭):
   性教育の今
  川田龍平(参議院議員):
   国会から
  司会:岩辺泰吏
C参加費:(会場整理費)500円
D主催:人権アクティビストの会(代表:川田龍平、事務局長:岩辺泰吏)
E参加申し込み:直接会場へ起こしください

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私が常々、「自分は恵まれているなぁ」と思うのが、人とのつながりです。こんなに激しく大陸間を移動しているのに、私には本当にいろいろな場所で応援してくださる方々がたくさんいます。

このシンポジウムの企画をしてくださった、人権アクティビストの会の事務局長・岩辺泰吏さん(当日は司会も担当)は、元小学校教師です。この岩辺先生との出会いも不思議、不思議。私には2000年に『公立小学校でやってみよう、英語!』(草土文化)という拙書があります。この本の企画から編集を担当してくださったのが、現在は明石書店にいらっしゃる三輪ほう子さん。



イラストは、関口シュンさん。
子どもの顔のイラストが素晴らしい。

このほう子さんの紹介で知り合いになったのが岩辺泰吏先生です。岩辺先生は、小学校教員時代から、「読書のアニマシオン」という団体の代表をされている、子どもたちに楽しい読書体験をさせる名物先生です。現在は、このアニマシオンの活動で全国の小学校や教員の研修会に出向き、アニマシオンのモデル授業や講演をされています。

でも、岩辺先生が素晴らしいのは、このアニマシオン活動だけではないのです。子どもへのまなざしの暖かさが尋常ではないのです。私は、岩辺先生の授業を見るだけで、鼻水が流れるくらいぐずぐずに泣いてしまいます。先生の子どもたちへのつながり方が胸に来ます。

そして、このほう子さん。私の『公立小学校でやってみよう、英語!』の出版祝いの席で、こう、のたまいました。

「私は、吉村先生のしていることを岩辺先生によく知って欲しくて、この本を作らせてもらったんです」

すごいですよね。その本を書いた人を目の前にして、その本が、実は、別の人へのラブレターだった、というような告白。ふふふ。私も一瞬驚きましたが、実は、私はこういう人たちが大好き。信頼関係をしっかり築き上げるからこそ、一見乱暴のようでも、こういった心の動機を正直に話せる人たち。それに、自分の仕事で、人と人をつなげることができるのは、子どもにはまだまだ真似のできない、真の大人の“楽しみ”ではないですか。

また、岩辺先生は、このシンポジウムにも参加してくださる、参議院議員の川田龍平さんを長く支援もされてきました。川田さんの新刊、『川田龍平いのちを語る』(明石書店2007年刊)の中でも、岩辺先生から語られる薬害エイズ訴訟の渦中にいた川田さんの姿が浮かび上がります。川田さんが、実質的に“カミングアウト”の決断をしたときにも、岩辺先生はその場にいて、川田さんを支えていました。そして、この本、『川田龍平いのちを語る』もほう子さんの編集なのです。

川田さんが、自分が薬害エイズの被害者であることを公式に表明してから、12年が過ぎました。そのとき、19歳の若者だった彼も、31歳。本の中でも、繰り返し発言される、「自分だけのしあわせのためでなく、みんなとしあわせを共有する社会にしていこう」が彼の生き方を象徴的に表しています。また、私の心に響く彼の言葉は、「殺されることと死ぬことは違う」というもの。エイズの患者さんと日常的に接している私にとって、ずしりと思い言葉です。

川田さんのことは多くの人が、「応援しています」と思っているはず。それが、今年の参議院の選挙でも如実に現れていました。Cafeglobe の人気連載、『エンゼルあつみの永田町観察日記』でも選挙前の川田さんの勝率は、ぎりぎりに当選か、という予測でしたが、蓋を開ければ、彼はかなり早い段階で当確を勝ち取るほど多くの人の支持を得ていました。これは、進んで彼の元に「応援しています」と伝えるかどうかは別として、「がんばれ!」と胸の中で彼を応援している人がいかに多いか、を物語っています。

その川田さんもお忙しい日程を割いて、このシンポジウムに参加してくださいます。私は、「南アフリカのエイズをめぐる現状」というタイトルでお話させていただきますが、もともと私は医療関係者ではないので、メディカルな話題、というよりも、私が毎週通うダーバンにある、エイズ症状緩和措置病院、ドリームセンターで知り合った、Cafeglobe 世代のある一人の女性のことについてお話したいと思っています。

皆様、12月はお忙しい時期だとは思いますが、ぜひ、ご参加ください。このブログでも紹介した、ドリームセンターの患者さんたちの作成したビーズのブレスレットも販売します。Cafeglobe の読者さんにはプレゼントもありますので、会場で直接私に、「Cafeglobe の読者です」と、お声をおかけくださいね。

川田さんのインタビューは、Cafeglobe のFrill me,Thrill me! でも掲載が予定されています。お楽しみに!






プロフィール
Profile
吉村峰子
(日本語/英語教師・ライター・通訳)
東京都生まれ。1980年頃より日本語・英語教育に関わる。教えた国は、日本、米国、デンマーク、ドイツ、リべりア、エチオピア、マラウィ、南アフリカなど。1986年頃より、アフリカと日本を交互に生活した後、2003年、南アフリカ・ダーバンに家族とともに移住。現在はダーバンで日本語・英語教育、執筆業、通訳業で大忙しの毎日を送る。
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