吉村峰子のアフリカに遊びにおいで!

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ビーズ・ワークショップの資金作りに名案が浮かぶ! [2007年07月21日(土)]
 
ドリームセンターのビーズ・ワークショップのために、資金作りが必要だと気がついたところまではよいのだが、ドンブリ勘定もいいところの私は、きちんとした資金計画が立てられない。

試算をし、計画書を書いて、どこそこの機関に申請し、お金を得られたあかつきにはきちんと管理して、報告書を作る。これがこのような活動をするときに最適な案だろう。そこで、間違っても、赤字を埋めるために自分のポケットを“がそごそ”して帳尻あわせなどをするべきではない、などなど。頭で考えられるのだが、実際、……これができれば苦労しない。

私は算数、つまり計算が苦手だ。中でも金勘定は本当に苦手だ。でも、この活動を続けるためには資金を作らなくてはならない。患者さんの作ったビーズのアクセサリーを販売するための一便を日本に送ったが、実際のお金が来るまでは時間がかかる。

しかし、私の特技は“窮地”に陥っても、あきらめないこと。どんなに困ったときでも、投げ出す、という選択肢はめったに取らない。今回も、「何とかならないか」と、考えていたら、いい考えがぼっと浮かんできた。

以下の招待状を見て欲しい。4月23日は私の誕生日。普段は自分の誕生日に人を招いてパーティをするということもないのだが、今年はこれをドリームセンターの資金集めに利用する、という案が浮かんだのだった。

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皆さま、

私は今年49歳になります。

私の誕生日を今年はダーバンにいる私の信頼する友人たちと一緒に祝いたい、と思いました。

でも、皆さんにお願いがあります。贈り物やお花は持ってこないでください。私は皆さんに私への誕生日祝いに、私ががんばっているドリームセンターのビーズ・ワークショップへのお手伝いをお願いしたいと思います。ギフトの代わりにお金をください。お金は全部このビーズ・ワークショップに使います。当日はスモークサーモンのお寿司とてんぷらをたくさん作ります。皆さんも飲み物とお寿司とてんぷら以外のお料理を一品お持ちください。

どうぞ、お時間がありましたら、我が家まで足をお運びくださいね。

吉村峰子

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何も何歳になるかなど、書かなくてもよかったのに、と後で何人もの友人に笑われた。が、私はこれまででも、自分の年を語るのに躊躇したことがない。この年まで、十分健康で、仕事や自分の好きなことができることが素直に嬉しい。だから、平気で年を明かしてしまう。もう少し隠したほうが格好いいのはわかるのだが、根が単純なので、つい正直に年齢も、お金が必要なことも、話してしまうのだ。

当日は、ダーバンならではの素晴らしい集まりだった。人も食事も本当にバラエティに富んでいた。当日集まった人は、計40名。お料理もたくさん集まった。

私はスモークサーモンと偶然に入手できた大トロも巻いて、合計20本も太巻きを用意。天ぷらは、玉ねぎ、ニンジン、いんげんとイカのかき揚げを大皿に3つ山盛り。デザートにはシフォンケーキも。

そのほかに集まったお料理は、インド風マトンカレー、パキスタン風ビーフカレー、ダーバン・カニカレー、カジキと竹の子のタイ風カレー、春さめサラダ、肉じゃが、サモサ、ポテトサラダ、ハムの入ったパイ。デザート系では、みたらし団子、あんころ餅、ミルクタルト。

当日参加してくださったダーバン在住の皆さま、心からありがとう! 寄付もおかげさまで4000ランド(約7万円)近く集まった。そして、めでたく、これで日本から資金が届くまで、順調に教室が運営できることになったのだ。


プロフィール
Profile
吉村峰子
(日本語/英語教師・ライター・通訳)
東京都生まれ。1980年頃より日本語・英語教育に関わる。教えた国は、日本、米国、デンマーク、ドイツ、リべりア、エチオピア、マラウィ、南アフリカなど。1986年頃より、アフリカと日本を交互に生活した後、2003年、南アフリカ・ダーバンに家族とともに移住。現在はダーバンで日本語・英語教育、執筆業、通訳業で大忙しの毎日を送る。
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