一服のもてなし

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りんごのお菓子 [2008年08月15日(金)]
 
お弟子さんから青森のおみやげに「ソフトりんご」をいただきました。
「ソフトりんご」は、りんごをそのままフリーズドライしたものでして、不思議な食感、まるで宇宙食のようです。いただいて、すぐに平成丸の内大茶会に使えると思いまして、候補の一つとなりました。

この夏は京都→天橋立→神戸→徳島と子連れで移動もある中、この「ソフトりんご」はベビーフードにもなるので可成り役立ちそうです。



りんごジュース等に浸して凍らせるとシャーベットにもなるそうで、これまた嬉しいですね。

お弟子さん曰く、発売したばかりで箱にも入ってない状態でその場でしか買えないって言われたので買ってきました。とのことですが・・・ネットで見ると出てきました。

ネットもいいのか?悪いのか?地方のモノが簡単に手に入りますね。
是非、「ソフトりんご」ご賞味下さい。赤ん坊は喜んで食べますよ。

ではでは。


【今日のワイン】


ドメーヌ・ルロワ ヴォルネイ・プルミエ・クリュ 2000
ピノノワール100%
☆☆☆★★
Posted at 21:24 | 菓子の話 | この記事のURL
夏恒例、湿灰作り [2008年08月11日(月)]
 
毎年、夏土用の間で暑い週末に湿灰作りを致します。



湿灰は炉(11月から4月まで)の炭手前で使う灰で、灰のアクを取り、番茶を掛けながらもみほぐし、天日干しして、また、番茶を掛けて揉むことを何度も繰り返し、作り上げましたら瓶に入れ炉開きに初使いとなります。





土用の間は土の神が支配する時期で土の気が盛んになるので、植木の移動・井戸掘り・壁塗りなど土を動かす仕事を休む習慣があります。夏の土から秋の土へ変わる時に茶の湯で「土」の意味を持つ灰を作り上げるのは古くからの茶人の習いです。

番茶の出がらしを使い、織物を作る工程で灰を使う「灰汁練り」の残った灰で湿灰を作るとは侘び茶人の心揺すぶりますね。へうげものなら食らいついてくるでしょう。

何より今年は天候に恵まれ上質の灰が出来たと思います。炉開きが楽しみです。

ではでは。


【今日のワイン】

ウェンテ ヘイズ ランチ
リヴァモア・ヴァレー/サンフランシスコ・ベイ
79% カベルネ・ソーヴィニョン 10% テンプラニーリョ
5% プティ・ヴェルド 3% バルベラ 3% ジンファンデル
☆☆★★★
平成丸の内大茶会 [2008年08月08日(金)]
 
裏千家淡交会青年部関東第1.2.3ブロック主催で平成20年11月9日(日)に、丸ビル1F・MARU CUBE・丸ビル5F室内デッキ・新丸ビル3Fアトリウム・明治安田生命ビルアトリウム・オアゾOO広場・行幸通り・丸の内カフェ・東商ビル会議室などを利用して「平成大茶会in丸の内」 【明日の地球を考えよう〜丸の内から”わ”の気づき〜】という、後世に残る予定の大イベントがあります。

その中で私の所属する青年部が受け持つ場所はオアゾOO広場でして、18青年部で「未来を表現する茶室」をテーマに釜を掛けます。

環境問題そして未来をテーマに茶道で表現することは、以前からイメージしていまして、
しかも、このテーマで来年の秋に茶会をする予定もありました。今回の平成丸の内大茶会で使う予定の茶道具は前倒しで、来年の茶会も別のテーマに切り替えることとなり、いいような悪いような・・・。

ところが当日の11月9日(日)には別の茶会が重なっていますし、打ち合わせにも殆ど参加できないので、過去に何度かお供をしてくれた不肖の弟子で大黒屋の若旦那が私の分も頑張ってくれるようです。

私は黒幕となりまして動き回りますが、ここでも色々報告していきます。現在、地球に優しく、どこでも見たことも無い、未来の茶道具を制作中です。完成しましたらアップしていきます。

また、色々なアイデアやリサイクル茶道具などございましたら、お知恵を貸して下さい。そして、経費が無いためお菓子も未定です。お菓子屋さんもお手伝いいただけたら幸いです。よろしくお願いします。→


ではでは。
ブラジルに行ってきます。 [2008年08月05日(火)]
 
突然ですが、10月にブラジルに行くことになりました。
とりあえず、地球の歩き方を買ってみたので勉強します。





六本木男声合唱団・ブラジル公演がありまして、その六男茶道部「六志会」がブラジルで呈茶を致します。その目付役で行くのですが、行くのに26時間だそうで、四泊八日だそうです。

気が遠くなりますが、ブラジル旅行記もしっかり報告しますのでお楽しみにしてて下さい。

ではでは。
Posted at 21:18 | 世間話 | この記事のURL
夏恒例、稽古茶事 [2008年08月02日(土)]
 
毎年、夏の暑い時期に稽古茶事を致します。今年は初心に返り正午の茶事を致しました。

各曜日のお弟子さんが茶事をしますと一週間も続きますが、飽きないところが茶事の楽しさですね。


20年程前に祖母が庭で取れた梅で作った梅酒を出すことで
クーラーに負けない涼しさを出してくれます。




待合いには正親町三条公則の歌・夏声
秋ちかく 松吹く風も空の音も
みだれて涼し 夕暮れの庭


今回の茶事は懐石に重点を置いてみました。江戸時代の献立を活かして豆腐百珍にある凍り豆腐を向こうにして、荒川の鮎に預け徳利など、普段味わえないことを取り入れてみました。
こういった懐石やその所作は、触れることで茶事の奥深さを違う目線で知ることが出来ると思います。
是非。奥深い茶事がもっと広まってほしいですね。

ではでは。

【今日のワイン】


シャトー・ドーザック 1994
フランス/ボルドー/メドック地区/マルゴー
カベルネソーヴィニヨン
☆☆★★★
フランスの美術とワイン [2008年07月28日(月)]
 
銀座にあるメゾン・デ・ミュゼ・ド・フランスで「フランスのアートとワイン」というワインを頂きながらフランスの美術史と共にワインの歴史を学ぶという会に参加しました。

講師は麹谷宏さん、ワインを用意したのも麹谷さんです。内容はシャンパーニュ・ブロヴァンス・ボジョレー・ブルゴーニュ・ボルドーと分けて、その地の話をその地のワインを口にしながら頂くのですから、ホントに贅沢三昧でした。



シャンパン
「シャンパーニュの歴史」「フランスの近代絵画の展開」「藤田嗣治:ランスの礼拝堂」というテーマをポメリー/サマ−タイム、ブラン・ド・ブランマム/ブリュット・ロゼを頂きながら拝聴



ブロヴァンス
「マチス:ロザリオ礼拝堂(ヴァンス)」「世紀末美術の爆発」のテーマにドメーヌ オット/バンドール・ロゼ シャトー・ロマサン 2006

ボジョレー
「フランスワインの歴史」「ホイジンガ『中世の秋』」にルイ・シャドー/ムーラン・ナヴァン・シャト・デ・ジャック 2004



ブルゴーニュ
「オスピス ド ボーヌについて」「ローヒル・ファン・デル・ウェイデン『最後の審判』」のテーマにモレ・ブラン/コルトン2001サヴィニ・レ・ボーヌ2005

ボルドー
「シャトー・ムートン・ロートシルトのアートラベル」にシャトー・ムートン・ロートシルト1984 ポイヤック



デキャンタは麹谷さんの作でグラスはロブマイヤという取り合わせは重ね重ね贅沢ですね。
この会が次にもあることに期待したいですね。

ではでは。
美味しいどら焼き、黒船到来 [2008年07月11日(金)]
 
毎度毎度、お菓子を頂戴しておりますが、今回はどら焼きを頂戴しました。

お弟子さんに三度の飯よりパンが好きな大阪人がいまして、美味しいパン屋の噂を聞けばどこまでも行くそうです。(自転車で行ける範囲)
美味しい粉モノに関してはどんなモノでも知り尽くしている訳ですから、今回頂いたどら焼きは、天下一のお墨付きであります。

どら焼きといえばドラえもんですが、茶事をしていれば銅鑼(ドラ)が頭に浮かびます。茶事を味わったことが無く、茶道をしている方には、ドラを使うイメージが湧かないと思いますが、姿を見せることが少なくとも、その音は重要な役割を持っています。

二刻の間で懐石を頂き、炭手前にて炭を継ぎ、濃茶・薄茶を頂く正式な一会を茶事といいます。その茶事は初座と後座に分かれていまして、解りやすく分けますと初座は懐石・主菓子を頂き、後座はお茶を頂くのです。その初座が済みますと茶室から外の腰掛けに移り、茶席の準備が整うのを待ちます。準備が整いますと亭主は準備が出来た合図として銅鑼(ドラ)を鳴らし、客を迎えます。にじり口を通して露地に聞こえる銅鑼(ドラ)の音は心を清めて茶室に導いてくれるのです。





心清らかにどら焼きを食べるなんて聞いたこと無いですが、この黒船のどら焼きは半月の形をしています。

半月のどら焼きですと銅鑼(ドラ)の形をしていないじゃないか。と思われるかも知れませんが、半月は珍しくなく、地方では近いモノを見かけます。

奈良の三笠山をモチーフに作られた三笠焼き、三笠饅頭もどら焼きの一つとなりますが、ドラの形や半月(山の形)と様々あります。


黒船ということでポルトガルの菓子器に盛りつけてみました。



形ばかりを話題にしましたが皮のもちもち感は普通のどら焼きのイメージではありません。とても美味しくいただけました。
パッケージのデザイン共に素敵ですので話題も豊富です。
是非、お口にしてみて下さい


様々な形のどら焼きがありまして、四角いどら焼きもあるのです。
歴史をたどると「きんつば」もどら焼きとつながります。「きんつば」は小麦粉を水でこねてのばした生地に餡を包み焼き上げた菓子で、明治には寒天で餡を四角に型取りそれを包んで焼いた四角い「きんつば」が流行ってますから、四角いどら焼きも各地にある訳です。

丸か三角か四角のどれがホントのどら焼きか?なんて、考えていると利休さんに怒られそうです。

千利休は「ふのやき」という菓子を茶会で度々使っております。「ふのやき」とは小麦粉を水で溶いて薄くのばして焼いた生地に味噌を付けた菓子で、正確な資料は残っていないのでハッキリとした形は解りませんが、その時の趣向・器との取り合わせに合わして、丸く捲いたり、四角く捲いたり、筒状に捲いたりと変えていたと思います。どんな形であろうと「ふのやき」だったのです。

きっと、どら焼きもどんな形でもどら焼きでしょう。
ではでは。

【今日のワイン】

ドメーヌ・ルロワ
ブルゴーニュ・アリゴテ 2004
アリゴテ100%
フランス・ブルゴーニュ・アリゴテ
☆☆☆★★
Posted at 09:35 | 菓子の話 | この記事のURL
どうする? iPhone  [2008年07月10日(木)]
 
7月11日にiPhoneが発売されますが、マックユーザーとしてほしいのですね。迷ってます。




最近、ウィルコム[es]をやめ、iPod touch32GBを買ったばかりでデジカメの袋をiPod袋に変えまして愛用してます。 

携帯はauとDoCoMoを使ってるのでボーダフォンまで持ったら三大制覇できるので魅力的ですが、そこまでするべきか?

今この時間並んでる人もいるそうですが、私は、たまたま、変えたら買うかも知れません。

とりあえず。
買いましたら、ここにアップします。
ではでは。
Posted at 09:12 | 世間話 | この記事のURL
うまい!粟大福 [2008年07月08日(火)]
 
いちご大福、オレンジ大福、ピーチ大福、メロン大福、ブルーベリー大福、コーヒー大福、カフェオレ大福、モンブラン大福、プリン大福、ティラミス大福と大福にも色々ありますね。

オススメは紀伊国屋の粟大福です。




甘みを中心とした大福より、旨味を中心とした大福です。
「おいしい」と言うより「うまい」と言える和菓子です。


是非、頂いてみて下さい。
ではでは。
Posted at 22:57 | 菓子の話 | この記事のURL
「伊右衛門サロン」行ってきました。 [2008年07月05日(土)]
 
京都は烏丸三条にオープンにした伊右衛門サロンに行ってきました。京都だけあってキモノを着ている人もチラホラと思いましたら京友禅「千總」のビルの中でした。2階には「千總」のギャラリーもあり和のテーストが溢れています。

中はニューヨークのようなアジアンリゾートのような空間で落ち着きます。インターネットも出来れば個室もあるので一人でも子連れでも安心できます。



席に着きますと、まずはお茶です。しかも中途半端なお茶ではなく、しっかりした深見のあるお茶でした。これは嬉しいです。




ランチメニューにはアルコールが出て無かったのですが、サントリーですから当然あります。休みの昼は生ビールに限りますね。この付近は企業が多いからか、客層は30代40代のビジネスマン風の男性が多く、うらやましそうに私のビールを見てました。


ランチメニューも大変美味しくいただけました。朝は吉兆の徳岡さんが一枚噛んでるらしく、いただきたかったのですが、残念ながら間に合いませんでした。次回には「徳岡さん焼おにぎり」と生ビールで朝ご飯にしたいと思います。


この伊右衛門サロンは味と空間は素晴らしいモノでしたが、更に、もう一つ素晴らしいことがありました。スタッフのサービスです。笑顔、気遣い、言葉遣いと☆五つクラスのサービスでした。これだとリピーターも増えるでしょうね。


もうすぐ祇園祭がはじまります。観光客と定連とが席の取り合いになるでしょうから、私はいい時期に行けたと思います。





皆さん、是非、足を運んでみて下さい。
ではでは。

プロフィール
プロフィール
北見宗幸
社団法人茶道文化振興会講師。みやび流和装道マナー部師範。高田馬場で昭和25年から続く「茶道会館」でお茶の稽古や茶会を催すほか、テレビ、雑誌などでも幅広く茶道の指導を行う。『はじめての茶の湯―茶道の基本がよくわかる』(成美堂出版)監修。
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はじめての茶の湯―茶道の基本がよくわかる (和のお稽古BOOK)

茶道具百科 6―扱いと心得 (6)
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