一服のもてなし

2008年04月
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桜花茶会 [2008年04月18日(金)]
 
茶道会館では毎年四月上旬の日曜日に桜花の茶会を致します。
その時には四月八日の灌仏会(かんぶつえ)に合わせてアメリカのコロラド州にある両忘庵USAの大木宗完和尚に来て頂き、稽古で使った古い茶筅を茶筅塚で供養致します。




桜の足下には散った花びらが敷き詰めており
それまた風情ある景色でした。



庭にある枝垂れ桜は幹の太さが2メートル程ある大木で「水月桜」と名が付いております。

今年の桜は咲くのが早く茶会当日には少し散ってしまいまして、しかもあいにくの雨でしたので近づき写真を撮る人も少なくしだれ桜が寂しそうでした。
桜花の茶会がはじまって20年ですが、はじめての雨でしたが席中は華やかに心がけました。


円能斎好吉野棚に三島唐津の水指
茶碗は了入作の鈍太郎形で銘は「日本晴」
菓子は亀屋萬年堂「花衣」



軸は寂蓮筆 和漢朗詠集切 「みわたせば柳桜をこきまぜて. 都ぞ春の錦なりける」
花は糊こぼし椿 (良弁椿) と白すおう
花入は東大寺 お松明の竹

鎌倉時代の軸に東大寺の糊こぼし、床だけで何も語る必要はない取り合わせですが、しゃべらずにいられない性格でして、花粉症で声が出ないにもかかわらず、しっかり15席を後見させて頂きました。

茶会が終わる頃には雨もやみまして、桜によって写真を撮る人もチラホラと、化粧を直すモデルさん達を水月桜は静かにスタンバってました。来年も同じように桜が咲くこと願います。

ではでは。

【今日のワイン】


カレラ ピノ・ノワール  セントラル・コースト 2006
カリフォルニア
ピノノワール
☆☆★★★
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プロフィール
プロフィール
北見宗幸
社団法人茶道文化振興会講師。みやび流和装道マナー部師範。高田馬場で昭和25年から続く「茶道会館」でお茶の稽古や茶会を催すほか、テレビ、雑誌などでも幅広く茶道の指導を行う。『はじめての茶の湯―茶道の基本がよくわかる』(成美堂出版)監修。
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