竹久夢二 [2007年10月10日(水)]
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いつか必ずほしいモノがあります。竹久夢二の軸です。美術商・ギャラリーから茶道具・美術品のカタログが毎月のように届くのですが、中々いいものには出会えません。ところが今回、夢二に出会いました。
女性の美しいポージングの話をするときにいつもするのですが、美しさを表現するのにコントラポストという概念があります。コントラポストとは彫刻において体の重心を左右どちらかに掛けて左右対称にせず、調和の取れた構図を表現する手法をいいます。これにより、体の線が美しいS字を作り出すのです。ミロのビーナス、ミケランジェロのダビデなどを見るとよくわかります。 実はこのコントラポストは着物姿には微妙にずれるのです。そもそも日本人の体型は瓢形ですから、まっすぐ立っていてもS字型です。そして直線の着物を着ることで優しいS字型になります。ですから、日本人の着物姿はまっすぐ立っていてもキレイに見えるのです。 だいたい着物が似合わない人は細い人や日本人離れの体型の人ですよね。補正を沢山すればキレイに着こなせますが白人のモデルさんの時には中々いい姿がだせず苦労します。 そんなことを無視して、いい女を表現しているのが夢二だと思います。 ![]() 今回の図録にあった夢二です。 夢二の良さを語るのに着物の色遣い、帯、しゃれた腰紐の話が良くあがりますが、私は女性の姿にこだわってしまいます。夢二の描く女性はだいたい日本人体型ではなく、着物の着こなし方もうまいとは言えないモノが多いです。コントラポストが感じる作品とそうでない作品とがありますがどちらも同じ夢二です。不思議な美しさです。いい女を表現してます。 それともう1人、いい女を描く人で気になる人がいます。平成の夢二と勝手に思いこんでるイラストレーターのK次郎さんの作品は夢二とは全く違うスタイルですが不思議な美しさを感じるのですよ。透き通った美しさです。 ![]() K次郎さんとの出会いはnetにあった京都タワーのイラストでした。 不思議な美しさです。 美しさの表現は紀元前5世紀のパルテノン神殿を飾っていた彫像から現在まで変わっていないと思います。惹かれる美しさは奥が深いですね。 【今日のワイン】 ![]() CHラ ピエリエール 2005 コート ド カスティヨン AOC ではでは。 |










