黒の競泳水着

2008-08-07 15:12:44
夜、ジムのプールで泳ぐ。

護身術の道場に通っていて、プールは足が遠のいていた。
少し離れていると、てきめんに体力が落ちる。

クロールの往復で息が上がり、クロール&平泳ぎで往復。
隣のレーンでは女性スイマーが黙々とクロールで泳いでいる。

クラッシックな黒のスピードの競泳用ワンピース。
ストイックな自己研鑽にぴったりのコスチューム。

以前にも彼女を見かけたことがあった。
数か月前は、泳ぎ方も不安定で、ひどく遅かったはず。
今は見違えるように力強く、水に挑んでいる。

それほど速くはないが、休みなく往復を繰り返す。
1時間ほども泳ぐのだろうか・・・。

クロール&平泳ぎにチェンジしたあたりで、スピードが落ちた。
後ろから一定のペースで力強く、彼女が迫ってくる。
追いつかれまいともがいても、バテて速度が上がらない。
ターン直前で、抜かれた。

数か月前は、初心者だった女性に得意の水泳で完敗・・・。
何ごとも日々の努力が大切なのだろう。

最近、女性の向上心は目を見張るものがある。
ひたむきさと持久力は、女性の最大の武器かもしれない。

またひとつ、女性のしなやかな強さに感服です。





太陽崇拝

2008-03-09 14:51:38
2年くらい前から、ホットヨガをやっている。

今日は久しぶりのセッションで、ちょっと緊張。
セッションが始まる前の雰囲気が好き。
ダンスやエアロビクスとは違った静寂の空間。

ひと頃のブームはだいぶ落ちついたのかな。
参加者も、求道者のようなたたずまいの女性が多い。
それぞれの目標に向かう強靭な意思。

セッションが始まると、早くも汗が滴り落ちる。
最初は太陽崇拝のポーズ。
研ぎ澄まされた女性インストラクターのボディ。
しなやかで、それでいてタフ。
彼女自身が太陽神のよう・・・。

派手な動きはないけれど、セッションはけっこうハード。
途中で息が切れ、意識が飛びそうになる。
指導をしながらも、完璧なポーズを決めるインストラクター。
どれくらいの修練を積んだのだろう。

スパは癒しだけど、ホットヨガは闘い。
ボクシングのように相手がいるわけではない。
目標に向かっての自分との闘い。
太陽神とともに僕たちは闘いに挑む・・・・・・

昨日までのことは全部忘れて・・・。
セッションの終盤で太陽神が言った。

そうだ。
明日から、生まれ変わったように生きよう!





初めてのスパ!

2008-03-08 16:55:04
満を持して、デビューです。

スパといえば、女性専用かと思っていたけど・・・
最近は男子も行くらしい。
同僚の女の子に勧められて(そそのかされて)行ってみました。

エステサロンみたいな雰囲気で、最初はとても緊張。
受付の女性がやさしくて、ちょっと安心。
いろいろ教えてもらってアロマトリートメントのコースを選択。

施術の担当は、たぶん同い年くらいの女性。
服を脱いでくださいと言われて、息が止まりそうに・・・。
渡されたのは、たぶん女性用の紙ショーツ。

プールなら競泳水着で平気だけど。
密室で女の人の前でショーツ姿になるなんて!
緊張を通り越してほとんど思考停止に・・・

施術者の方が丁寧にリードしてくれて・・・
最初はどきどきしていたけれど、いつのまにかリラックス。
最後は・・・寝てしまって笑われました。

これで、ようやく憧れのスパを初体験。
女の人って、こんな気持ちいいことしてたんだ!
またひとつ、女性のしなやかさに近づけたかも。

気分はとってもフェミニンです。







マーメイド

2008-03-01 20:43:24
ジムのプールで泳ぐようになって数年になる。

競泳水着は体が隠せないので、自然と体型に敏感になる。
目標は60キロを超えないこと。
身長が173センチなので、日々のダイエットも欠かせない。

プールでのお手本は競泳水着の女性たち。
よく行く時間帯に、美しいフォームで泳ぐ女性がいる。
研ぎ澄まされたボディを青い花柄の水着に包んだマーメイド。
思わずため息が出る・・・

かっこいい女性は僕の憧れ。
女性の強さ、美しさに少しでも近づきたい。
マーメイドになれる日を目指して・・・









完敗!

2008-01-23 00:27:10
仕事帰りにジムのプールへ。
週に1、2回、1時間ほど泳ぐのが習慣になっている。
クロールでゆっくりと、休みなく泳ぐ。
学生時代に泳いでいたからか、まわりの人よりも速い。
自然とレーンの途中で前の人を追い越してゆくことになる。

やがて人が少なくなり、気がつくと、僕のレーンには女性が1人。
きれいなフォームのクロールで休みなく泳いでいる。
均整の取れた肢体にフィットしたセパレートの水着。
赤のトップスに黒のボトムがおしゃれだ。
しなやかな抜き手と正確なキックが調和して力強い推進力を生む。

5分ほど泳いでいると、彼女のうしろ姿が近づいてきた。
少しスピードを上げれば追い越せるだろう。
知らないうちに、いつもより速く泳いでいたのかもしれない。
でも、そこからの距離はなかなか縮まらなかった。
15分ほどで、息が苦しくなってきた。
フォームが乱れているのが自分でもわかる。
彼女は一定の速度ときれいなフォームを保っていた。

抜かれるかもしれない・・・。
そう思うと、よけいにペースが乱れた。
彼女のうしろ姿が遠のいていく。
ターンをすると、すでに反対側でターンを終えた彼女が近づいてくる。
立場逆転。今度は彼女に追われる形になった。
ターンを重ねる度に、その距離が縮まってくる。

負けるもんか・・・。
気力をふりしぼって抜き手を切る。もう、足はほとんど動かない。
彼女がスピードを上げたのがわかった。
レーンの中ほどですれ違う時に、キックのしぶきが高く上がっている。

もう、だめ・・・。
呼吸も、筋肉も限界・・・というより、心が折れた感じだった。
僕は極端にスピードを落とし、それが「降参」の意思表示になった。
プールサイドにある時計は夜の11時を過ぎている。
係員の人が時間終了を告げなければ、悠然と抜かれていただろう・・・。

泳いでいる間、薄れゆく意識の中で考えていた。
これは彼女の作戦だったんだ。
少し速度を落として泳ぐことで、僕に「勝てる」と思わせる。
勢いづいて疲れが見え始めた頃に、温存しておいたパワーを全開にする。
終盤に力の差を見せつけることで、僕の戦闘意欲を破壊する・・・。

水泳で女性に負けたのは久しぶり。
しなやかな抜き手と強烈なキックが目に焼きついている。
すがすがしいほどの完敗。
負けを悟った時の絶望が、今では希望に変わっている。
あの人のように、しなやかに、強く。

また一緒になることがあったら、今度こそ・・・。
しばらくはまったく歯が立たないかもしれないけど、いつか、きっと・・・。
女性のしなやかな強さが僕を磨いてくれる。
今日、すばらしい女性=ライバルに出会えたことを感謝します。











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