年下女性上司

2008-07-25 12:51:37
Kさんが僕の上司になって2か月。

Kさんは僕にとってはひとつ年下の後輩女性。
僕の他に、Kさんには20代前半の女性部下が2名。
ひとりはKさんと同じ、有名大学を出たキャリア・ウーマン。
もうひとりは、短大出の事務職の女性。

最近、部下に対する指導が板についてきた感じ。
指示をするのにも、依頼調から命令調へ。
たしかに、「やっていただけますか」と言われるよりも、
「これ、明日まで」と言われた方が躍動感が出る。

忠実な事務職から切れ者の管理職への脱皮。
昔の控えめだったKさんを知っているだけに、
その変貌ぶりは目を見張るほど。

機会を得て、自信を深めた女性は急速に強くなる。
そんなKさんを部下の女性たちも憧れの目で見ている。
これからの強い女性を象徴しているのだろう。

Kさんが上司としての風格を身につけるにしたがい、
僕がKさんに叱られることも増えた。
同僚だった頃は、お互いに助言をする間柄だったけれど、
今は「それは間違っています」と手厳しい…。

不承不承という感じで切り上げようとすると、
「わかりました」と明確な返事を求めれらる。
その方向で考えますと大雑把に答えると、
「いつまでにやります」と復唱を命じられる。

その一言一言に緊張感と説得力が加わっている。
Kさんが席にいる時は、気が抜けない。
いつのまにか、「憧れの上司」に近づいている・・・。

Kさんも抜擢に次ぐ抜擢で、
いつか手が届かない存在になってしまうのだろうか。
以前上司だったTさんのように・・・。

今、Kさんの下で仕事ができる幸運に感謝。


















新しい上司

2008-06-08 15:21:39
7月からの組織変更が内々に通達された。

3か月にわたった社内横断プロジェクトが終了。
僕たちの事業企画部は新しい上司を迎えることに。
選ばれたのは、プロジェクトの主要メンバーだったKさん。

Kさんは20代半ば、今どきのキャリアウーマン。
日経新聞のイメージガール、長谷部瞳さんを彷彿とさせる。
部下は僕の他に20代前半の女性が2名。

僕にとっては初めての、年下の上司。
しかも、女性・・・。
今の上司のTさんも女性だけど、Tさんは憧れの大先輩。

3か月前ならこの現実を受けいられなかったかもしれない。
年下の女性上司なんて・・・。
でも、社内横断プロジェクトを通じ、そんな邪心は一掃された。

Kさんの仕事に賭ける情熱と誠意。
他のプロジェクト・メンバーとの献身的な協調性。
そして、外国人と堂々と渡り合う抜群の英語力・・・。

逆立ちしたって敵わない。
それが率直な思い。
彼女のアシスタントを務めながら、多くのことを学んだ。

仕事って、こうやるんだ・・・。
「カリスマ女性上司」のTさんに甘えたいた自分に気づく。
考えるより先に、動かなきゃ。

そんなあたりまえのことを、Kさんに教えられた。
これからも、上司として、もっとたくさんのことを教えてもらいたい。
そして僕は、どんなことがあってもKさんを支え続ける。

Kさんを「女=オンナ」にする。
それが僕の最も重要な仕事。

Kさんが、Tさんと同じように経営の中枢に駆け上っていく。
その日を目指して彼女を支え続けたいと思う。

時代を切り開き、未来を想像するのが、女(オンナ)。
そのリーダーである「オンナ」を支えるのが男(オトコ)。

時代は「オンナ」を中心に回り始めた。
僕は彼女たちについて行きたい。
時代に取り残されたくないから・・・。

Kさんへ・・・
末永く、ご指導のほど、よろしくお願いいたします!

再起戦

2008-04-27 15:57:44
最近、毎朝、新聞記事の切り抜きをしている。

仕事に関係する記事を朝刊から集め、スクラップする。
それを、上司のTさんに報告する。

今までは、同僚のKさんがやっていた。
Kさんが全社横断プロジェクトに選抜され、僕がやることに。

1年だけだけど、後輩のKさん。
彼女が新卒で入社して以来、やっていた仕事が僕に・・・。
最初は抵抗があったけど、今は納得している。

実は、僕からの提案。
Kさんがプロジェクトで多忙となり、代理が必要となった。
Kさんをサポートしたいと思ったから。

最年少でのメンバー選抜。
Kさんにとっては、千載一遇のチャンス。
これを踏み台に、最年少女性管理職への道も開けている。

今まで近くで働いてきた仲間としてできる限りのことをしたい!
そう、純粋に思えた。

僕自身がメンバーになれなかったことは残念だけど・・・
その分、Kさんに大活躍してほしい。

英語力、集中力、論理的思考力、コミュニケーション力・・・
すべてにおいて、今の大和くんより、上。
上司のTさんにそう告げられた時、全身から力が抜けた。

戦意喪失・・・。
でも、落ちついて考えてみると、確かにその通りだった。

近い将来、Kさんが僕の直属の上司になるかもしれない。
外資系のうちの会社では、「年下の上司」はよくあること。

年齢も性別も、関係ない。
強いものが、勝つ。
それがビジネスの掟。
負けたくなければ努力すること。
当然のことですね。

立ち直るまで、ひと月かかったけど・・・
今はもう、大丈夫。
チームの一員として、Kさんをサポートしたい。

あと3か月、プロジェクトが続く。
その間、Kさんのために、雑用を率先して引き受けるつもり。

でも、出世争いをあきらめたわけではない。
Kさんは、僕にとって、素敵なライバルであり、目標。

僕のずっと先を走り続けるKさん。
周回遅れになる前に、一からやり直したいと思う。

Kさん、待ってて。
必ず追いついてみせるから・・・。











Cute Boy

2008-04-17 22:56:54
初めて仕事で英語を使う機会があった。

うちの会社は外資系だけど、外国人は少ない・・・。
よくありがちな、現地法人で、けっこうドメスティック。
時々、米国の本社から出張で人がやってくる。

今週、上司から命じられ、本社の女性重役の案内役に。
典型的な金髪碧眼、30代後半のハンサムウーマン。
どこか、パリス・ヒルトンに似ているかも・・・。
身長はヒールもあって、180センチを軽く超えている。

ただでさえ慣れない英語を見上げるように話す。
一夜漬けで、簡単なフレーズを覚えてしのいだけれど・・・。
いざ必要な時に言葉が出てこないもどかしさを痛感。

それでも上司のTさんは、よくやったと褒めてくれた。
Thank you for the Cute Boy!
女性重役が帰り際に、そう言っていたらしい。

次回の来日もよろしくとのこと。
それまでに、英語を勉強しておかなくては・・・。

魅力的なアメリカ人の女性重役。
いつか、こんな人と一緒に仕事をしてみたい。
またひとつ、夢がふくらむ。

すてきな、青い瞳に乾杯!




プラスワン

2008-04-13 10:58:18
駅に日経新聞のポスターが貼り出されている。

「今日の私にプラスワン」
新卒入社の社会人をターゲットにしているのだろうか。

モデルはとっても爽やかな長谷部瞳さん。
これまでの広告もすてきだったけど、今回は抜群!

美しさ、健やかさ、逞しさ。
日本の未来を創っていく、若い女性たちを鮮やかに象徴している。

彼女たちに、教えてほしい。
僕たち男子が、女性にかなわないわけを・・・。

僕たちも、女性から学び、女性のように強くなりたいから。






初めての涙

2008-04-07 21:32:40
全社横断プロジェクトのメンバーが発表された。

うちの部署からは、1年後輩のKさんが選抜。
僕は選に漏れた・・・。

上司のTさんに、そう告げられた時、涙がこぼれた。

今回のプロジェクトは、幹部候補生の選抜試験と言われている。
プロジェクトの責任者は直属の上司であるTさん。

憧れのTさんの下で、今よりもTさんを身近に感じながら、
将来の幹部候補生として、会社の未来図を描く・・・
何年後かにTさんが社長になり、
僕はその右腕として会社を取り仕切る。
・・・そんな夢想が消えた。

Tさんとの距離を縮める絶好の機会を逸したこと。
会社から幹部候補とは期待されていなかったこと。
そして、後輩のKさんに、抜かれてしまったこと・・・。

そんな思いが錯綜して、泣きべそをかいてしまった。
男子が、社会人になって、女性の前で泣くなんて・・・。

これからどうすればいいんだろう。
今は何も考えることができない。

いっそ、このまま消えてしまいたい・・・。







日経新聞

2008-03-24 22:41:29
最近、朝の電車で日経新聞を読む女性を見かける。

女性誌に出てきそうな、おしゃれなビジネス・ウーマン。
何年か前、モデルの小泉里子さんが、日経の宣伝に出ていた。

仕事のできる女性。
そのかっこよさに憧れを抱いた。
そんなイメージが、今まさに現実になっている。

情報武装を始めた女性たち。
一方で、夜、実戦的な護身術の習得に励む女性たちもいる。

あらゆるシーンで、女性が「力」を蓄えている。
僕も一歩を踏み出さないと・・・。

目覚めた女性たちがエンジンをかけた時、
置いて行かれてしまわないように。







好敵手

2008-03-05 23:26:08
好敵手と書いて、ライバル。

全社横断プロジェクトのメンバー選びのデッドヒート。
各部署から若手を幹部候補生として選抜する。
先日、上司から僕も候補の一人だと伝えられた。

プロジェクト全体は僕の上司が統括することになっている。
幹部候補生として選ばれることよりも、その方が大事。
尊敬する上司ともっと密な環境で一緒に働きたい。
そしてたくさんのことを吸収したい!
今の上司に追いつくことが僕の目標だから。

今日、上司からもう一人の候補者がいることを告げられた。
机を並べて働いている同僚のキャリアウーマン。
年齢は僕よりも下だけど、この部署での経験は長い。
留学経験があり、英語ができるので、白羽の矢。

予想外の、強敵。
英語は読んだり書いたりはできるけど、話すのは苦手。
うちは外資系とはいえ、英語で話す機会は少ない。
でも、今度のプロジェクトはバイリンガルで進めるらしい。

隣で見ていても、彼女は仕事ができて、性格もいい。
同じ女性だと、上司も何かとやりやすいのかもしれない。
その上、英語もできるのとなると・・・

季節はそろそろ春だけど、ちょっとブルー。







全社横断プロジェクト

2008-03-02 12:33:01
先週、上司との面談があった。

全社的なプロジェクトが発足し、全社からメンバーを選抜する。
総勢5名ほどで、対象は伸び盛りの若手社員。
始動は4月なので、メンバーの決定は3月中とのこと。

「あなたも候補として考えています」
そう聞いた時、胸が躍った。
このプロジェクトには僕の上司も中核メンバーとして参加する。
一緒に参加できれば、もっと多くのことを学べるだろう。

今はアシスタントとして、ひたすら雑用をこなしている感じ。
もちろん、それでも毎日が勉強で充実しているけれど。
叱られてばかりで、上司の役に立てているのか不安なことも・・・。
いつか、お払い箱になるのかな、なんて弱気になったり。

今回は、そんな葛藤を乗り越えて、上司との距離を縮めるチャンス。
今は子供の使いの域を出ないかもしれない。
でも、いつかは対等のパートナーとして・・・。
それが僕の大きな夢だから。

今の上司に仕えてそろそろ1年。
これまでの成長を証明したい。
だから、このチャンスは絶対つかみたい!
でも、だめだったら・・・

しばらく不安な日々が続きそうです・・・。








バレリーナの特訓

2008-02-24 17:58:17
明日は月曜日。

また、上司との真剣勝負が始まります。
週末に書いた企画書は、一瞬にしてダメ出しを食らうかも・・・
でも、その厳しさが、将来の成長を実感させてくれる。
失神するほど苦しかった部活動の練習のように。

僕の上司は厳しさでは、女性にも男性にも隔てがない。
アメフトや柔道出身の猛者たちも、彼女の指導に膝を屈する。
まさに「泣きが入る」という表現がぴったり・・・。

外見は内面のパワーを感じさせない、しなやかな女性。
昔を語ることはあまりないけど、その経歴は華麗にして数奇。
学生時代はプロを目指すほど、バレエに打ち込んでいたらしい。

あの頃を思い出せば、どんな試練にも耐えることができる。
飲み会で、ほろ酔い加減の彼女がそう漏らしたことがあった。
見た目とは裏腹に、バレリーナの体力は常人とは桁違いらしい。
たしかに、彼女のタフさに太刀打ちできる部下はいない。
むろん、今の僕では足元にも及ばない。

年齢はそれほど離れていないのに・・・
仕事や人生で、くぐってきた修羅場の数が段違いなのだろう。
だから、焦っても勝てない。

今できることは彼女の指導に必死に食らいついていくこと。
9回跳ね返されても、10回目にOKをもらうために。
(あの最高の笑顔とともに・・・)

さあ、明日から、また気合いを入れていきます!







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