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ひよこ感想文

人として未熟モノのひよこの感想文集。
芝居・映画・仕事の感想、生きてることの感想など。

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ここ4ヶ月のことなど
しばらくこちらを放置していた。
その間に芝居を13本、旅行が2回。

芝居は観るたびに何か書き留めたいのだが、
何分自宅でPCを立ち上げる時間も気力もないほど忙しい。
携帯で更新出来ればいいのに、
と常々思ってきたが、ここは携帯ではいじりにくい。
見にくい。
ということで、アメブロの方に引越しました。

http://ameblo.jp/piyopiyo-maru/

夏に5日間ほど関西方面をふらふら旅した。
淡路島を1週して、何もなさにはまった。

キャラメルボックスの「嵐になるまで待って」を観た。

初めて「ヨーロッパ企画」を観た。
「あんなにやさしかったゴーレム」だ。
あまりの面白さに爆笑して、はまった。

初めて「宝船」ってとこを観た。
どろどろだった。

ご贔屓「花組芝居」の「牡丹燈籠」を観た。
やっぱり素敵だった。

「悪夢のエレベーター」を観た。
片桐仁が好きだからだ。
面白かった。

「人形の家」を観た。
ルヴォーと宮沢りえがくっついた芝居だ。
すごい。何とも言い難い舞台だった。
宮沢りえのかわいさ満載で、ルヴォーの愛情がひしひしだった。

野田の「Diver」を観た。
源氏がテーマで、全て英語。
両脇に字幕が出るが、最終的にはいらない。
英語が分かる人なら科白も楽しめたかもしれない。
でも、科白がいらない。
言葉に頼らない表現に感服。

「サド侯爵夫人」を観た。
篠井さんと加納さんの10数年ぶりの共演だ。
しかも、女形ときてる。
これは是が非でも観ねばと思い、観た。
素晴しい。
女形だからこそ見られる女の姿だ。
女優がやったらアクが強くなってしまい、
苦しいものになるだろう。
渡辺保も見に来ていた。

「幸せ最高ありがとうマジで!」を観た。
本谷に永作が出る!
最強だ。予想通り、永作の壊れっぷりは素晴しい。
痛々しいくらい、素直な女を書く本谷ならではの役と、
あそこまでやっちまえる女優永作の力量。
いい組み合わせだ。

上田誠+ジャニーズで
「昭和島ウォーカー」を観た。
粟根と中山祐一朗が上田で出る、
観ねばだ。
若干、ジャニーズが引っかかったが、
ジャニーズだからどうということはなく、
上田誠の芝居として楽しめた。
しかし、客層が若く、見事に女ばっかりだ。
2週間前の「サド」とは見事に違ったうまり方だった。

無計画にいきなり昼ごろ修善寺に行った。
見事にいっぱいで、沼津に一泊して、
干物を買って帰って来た。
あじ寿司が食べたかったのに、
テレビでやってたやつはもうなかった。

「ねじれた航海」を観た。
前に動物電気でお客としてきていたガンツさんが、
どんな芝居をするのか観て見たくて行った。
TOPSのエレベーターで青木さやかと一緒になった。
生青木は意外に綺麗で驚いた。
でも顔デカかった。
客席には、ゴルゴとびびるがいた。
びびるはミンティア食べてた。
なんで芸人が多いんだ?と思ったら、
シャカの大熊が書いた本で、芸人がわんさか出てた。
芸人芝居はコネタが受ける。
大筋はまあ、こんなもんじゃないかな。
悪くはないけど、内容がない。

今月も休みのたびに芝居に行く。
今日もこれから行く。
そして感想を書く。

ブログに書かないとストレスが溜まる。
4ヶ月の間、インプットはたくさんあったのに、
吐き出すところがなかった。
会社暴れるくらいストレスが溜まった。
2008年12月10日(水) 14:48 [ ブログ ]
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ダルマ
かむかむミニキーナの「ダルマ」を観ました。
なんともつるりとした舞台でした。
つるり。
ひっかかりが何もないので、
ある意味楽に観られる。
でも、なーんかすっきりしない感じ。
相方は「前(軍団)より全然分かりやすい」そうですが、
私的には「うむゅ〜
おもしろいんだけどね。
何かね。
2008年7月30日(水) 22:46 [ ブログ ]
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SISTERS
夏期講習のクソ忙しい中、
どうしても観たくて「SISUTERS」に行ってきました。
長塚圭史です。

血縁モノ3部作目だそうですが、
なぜ今まで観なかったのかと後悔しきりです。

話は暗く、重い。
でもみせられてしまう、いつもそんな舞台です。

前半は伏線で描かれた線画で静かに舞台の下に水が溜められてゆく。
激しい動きがないので眠ってしまう人も多発する
(隣の知らない姉さんは寝てました)。
後半から溜められた水があふれ始めると、
予想を超えた激しい芝居へと変化を遂げてゆく。
そんな舞台でした。

そしてそこには目を背けられない痛みが横たわっており、
その痛みを演じる二人の女優の力を見せられました。

実際最後は舞台上が水に浸り、役者たちは水の中で
ばしゃばしゃと芝居をするのです。

長塚圭史は舞台の使い方素敵です。
きらきらと照明を受けた水面の照り返しが背景をうつし、
涼しげで不明確な人間の心を映しているようで、
美しかった。

もっと観たかったです、長塚圭史。
英国帰りの長塚作品が今から楽しみです。
2008年7月25日(金) 22:23 [ ブログ ]
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盗撮男は死ね!
昨日、至上最悪の日でした。

帰りの駅のエスカレーターで盗撮されちまった
すぐに気付いて男を引っつかんだのですが、
運悪く昨日は仕事中に利き手のひらを負傷し、
傷をかばって手を緩めた瞬間
逃げられた
ハイヒールでエレベーターの逆流は厳しく、
まんまと逃げられました。

あんなにたくさんの人がいる中で「痴漢だから捕まえて!」
と叫んでるのに、誰一人捕まえない!
挙句の果てに「うるせえ、馬鹿やろう!」とクソじじいに怒鳴られる。
日本てこんなものか、と感慨深かった出来事。

父親の定年祝いで実家に帰らなければいけなかったのに、
仕事が終わらず電車は間に合わないわ、
深夜バスとかレンタカーとか考えてた矢先の
盗撮騒動で帰る気力も時間もなくすわ、
あまりにも怒り爆発のために
携帯はへし折っちゃうわ・・・。

盗撮男の引っつかんで怒鳴りつけた時の顔、
ニヤニヤ笑っていやがって、
気持ち悪いことこの上なく、
その顔がさらに腹が立つ!

世の中の盗撮男はみんな死ね!
2008年7月19日(土) 11:24 [ ブログ ]
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生きてることがつらくなったので、帰っていいですか?
今日もタクシー帰宅でした

世の中の噂によると
「官僚の方々はタクシーチケットがもらえるうえに
 タクシーでお酒まで飲ませてくれるらしい。
 おまけにつり銭せしめているらしい・・・」



その金、あたしにくれ
(ってか、その金あたしんだろ


タクシー代は7000円ちょっとなんですが。
もちろんすべて自腹です
最終に乗りそびれるまでした仕事も残業代は
もちろんありません
おまけに総務から非道なが・・・。

毎週出席を要請されるミーティングが21:50からで、
20:30に設定が切れる
20:30〜22:00で残業代を申請しとったのであります。
(ミーティングが10分とお思いでしょう?
 いやいや、22:50までやってますが
 事務は22:00以降残業代だもらえないんですわ
 つまり、22時以降は仕事をしているわけがない
 ということになっている
ミーティングは21:00〜22:00の1時間しかつかないから
 20:30〜21:00はタダ働きにせよとのお触れでした
ありえませぬ・・・
こんなに無料奉仕して(毎日平均3、4時間の超過勤務。もちろんただ)
あげくタクシー代まで自腹を切り、
乗ったタクシーには酔って気持ちが悪くなり、
おまけに納めた税金は官僚のタクシーと小遣いになってる・・・。

生きてることもつらくなります(とほほ
2008年7月18日(金) 03:54 [ ブログ ]
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今月の芝居のことなど
と、いうことで。
復帰してから観た芝居、映画が数本あるのだが、
面白いものもたくさんみたのだが。
とりあえず、今月観たものが
劇団☆新感線「五右衛門ロック」。
平日昼公演だというのに、なんだこの盛り上がりは。
さすが新感線。
音楽劇だから、冠さんは歌うわ、松雪はうたうわ。
何見てもはずれがない「五右衛門」!
あのひろーいコマで席も良かったためか、
森山未来と目があっちったよと興奮したり、
川平と右近さんの掛け合いに乗せられてしまったり。
誰一人「歌わせてはいけない」人はいなかったし、
殺陣も流れるようだったし。
っていうか森山未来の動きはすごい。
去年「白い婚礼」でも感動したが、
踊れるし飛べるし、まわれるし、タップも出来る王子だ。
松雪は綺麗だし。客席に下りてきた時2〜3mのとこにいたが、
肌が超美しかった。
北大路欣也も大御所過ぎて浮くかな?と心配したけど、
うまーく新感線の陰の役をやっていて、
全体の仕上がりの完成度を高めてました。
2度観たい舞台として、周りにすすめてます。

そして、今日はペンギンプルペイルパイルズの
「審判員は来なかった」を観てきた。
前々回のチケットを仕事でポシャらせていたのに、
いろんなとこで評判よさそうだったので、悔しい思いをした。
だけに、倉持裕への期待大。
片桐仁も出るし、観なきゃだろうってことで。
不可はなし。笑えるし。本も面白いし、演出もいい。
何と言っても、4場面を7人で22人やりこなす。
舞台装置は3場面を回して展開し、
役者たちは早替えさえネタにして繋いでゆくのが、
また楽しい。
もっと早く観ていなかったことを後悔。
2008年7月17日(木) 01:02 [ ブログ ]
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最近なぜか忙しい・・・
最近なぜか、とてつもなく忙しい。
しばらく会社を休職サボっていたので、
復帰と同時に異動したことももちろん大きい。
人員が減っていることももちろん。
が、それ以上に多忙だ。
異動して1ヶ月もうち、2回徹夜で会社泊まり、
1回タクシー帰宅って、何かおかしい。
それでも、満足いく職場に改革されない。
これが最大のストレスであり、
最大のやりがい。
ああ、はやく会社に認められる規模の校舎にしたい。
(つまり今はダメ校舎・・・)
2008年7月17日(木) 00:35 [ ブログ ]
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氷室冴子さん死去
氷室冴子さんが亡くなってしまった。
何と言うことだ。
氷室冴子といえば、10代の私のバイブルだった。

小学校時代には「瑠璃さんごっこ」をして遊んだものだ。
『なんて素敵にジャパネスク』にはまった私と友人二人は
役を決めて、和歌のやり取りをして楽しむという、
今思えば風流な遊びをしていた。
私が瑠璃さんで、純子が高彬、英美が鷹男だった。
歌は図書館の「万葉集」「古今」「新古今」あたりを読みまくり、
そこから引っ張ってきては使ったものだ。
「風かよふ」とか「恨みわび」「春の野に」なんかは
あの頃の遊びから覚えた歌だ。
あの時もらった文は、今も実家にある。

そして「シンデレラ迷宮」と「シンデレラミステリー」。
小学生だった私が、自分を考えるきっかけとなった本だ。
コンプレックスの存在を知った本でもある。
思春期だった私は、ぼろぼろ泣きながら何度も読んだのだ。

そして「恋する女たち」は、私の人格を決めた本と言っても過言でない。
「恋まろび
 恋は死ぬともいちしろく
 色にはいでじ
 朝顔の花」
という歌を引っ張り、色恋なんぞに振り回されんと、
じっと壁に向かい腕組みする吉岡多佳子の姿に
いたく感銘を受けた私は、
「色にはいでじ」を地で行く女子高時代を過ごしたのだ。
三角関係に悩むのがめんどくさくなり、
左だか右だかの横の髪を切り落としたこともある。
ちゃきんと耳のしたではさみの音がして、
ぱさっと髪の束が落ちた瞬間、
とってもすっきりしたのだ。
あれ以来、今でもはさみの音は大好きだ。
「尼寺へ行く」が口癖だった時期もある。
今でも将来の目標は尼寺だ。
今の私は多佳子を真似た成れの果てなのだ。

昨日実家の本棚を眺めたていたら、
氷室冴子のコバルト文庫が処分されずにあった。
「恋する女たち」の表紙は映画が公開された当時の
斉藤由貴で、紙は黄ばみ、角はぼろぼろだった。
「シンデレラ・・・」もまっ黄色だった。
「ジャパネスク」も・・・。

また、時間が流れてゆく。
2008年6月14日(土) 01:48 [ ブログ ]
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わが魂は輝く水なり
清水邦夫作、蜷川幸雄演出で観て参りました。
がっつり観たいと思っていたわけではなかったので、
コクーンシートだったのですが、
これはきちんとS席で観てもよかった、
というのがまず感想。

そして、始まってすぐに「なんと良い本だろう」と思った。
本当に始まって10分くらいか?
菊之助さんの科白を聞いて、
「話の筋もまだ分からんが(つまり民藝を観ていない)
いい本だ」と思った。
こんなに早い段階で「脚本がいい」と思ったことは
いままでなかったので、
思った私が一番驚いた。
何しろ言葉が美しかった。
記号化された言葉でなく、
語る言葉として編み上げられた科白だったからだ。
それを腰のしっかりした役者たちが演じるので
この上ない安定感をもって観た。

野村萬斎という人は役者ではなく狂言師だが、
私は狂言も芝居だと思っているので
乱暴に「役者たち」としてしまう。
彼の殺陣は速さがある。
そして見所は足。
足捌きが見事だ。
だって狂言師だから。
ふつう殺陣は上半身の動きの切れに
目が行きがちだが、
萬斎さんの殺陣は足まわりを見るべきである。
見ようとせずとも目がいってしまう。
しかもコクーンシートからもしっかり見える。

コクーンシートといえば、驚きなのが
あの高さから尾上菊之助の顔が本当に綺麗に見えたこと。
あの人は本当に綺麗だ。
大好きな秋山菜津子より綺麗だった。
いいのか?それで?

コクーンシートは安くていい。
難点は背中が痛くなることくらい。

清水邦夫ってたぶん初めて観たと思う。
蜷川もそうだけど、
ある時期をリアルタイムで生きた人たちって、
自分が創るものに何かを籠めたがる。
意識的にか無意識かは知らないが。
それは時代を知らない私たちにはうっとおしく見える。
「抗うことの無力さ」を
その後に植え付けることになったとも思うのだ。
彼らの情熱は熱過ぎるが妬ましくもあるのかもしれない。
濃縮な彼らのほとばしりは
幼かった私には濃過ぎたのかもしれない。
今は希釈する水を持っているのかもしれない。
それでもその熱情はいまだうっとおしい。
実盛と巴の件に
そのうっとおしさが染み付いていた。
2008年5月11日(日) 23:49 [ ブログ ]
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成瀬巳喜男の映画
成瀬巳喜男の映画を2日続けて観る機会があった。
っていうか、衛星でやってたんだけど。

「鰯雲」と「娘・妻・母」。
なぜかはまりました。
どちらも戦後の時代背景で、
「家」を描いた作品。
もともと古いものが好きな
思わず観ちゃったよ。

     

「鰯雲」は厚木の方が舞台。
農地解放後の農家、
旧時代のままの父と
新時代の生き方を見つけてゆく子ら、
姑に仕える旧習の嫁の悲哀、
新生活への転換を迎え戸惑いつつも
変化を受け入れてゆく人々を、
淡島千景演じる未亡人の不倫の恋の
終始を軸に描き出した作品。

もちろんが経験してない時代だけれども、
の祖母の時代くらいで、
昔にありがちでもしばしば聞かされた話。

でも、嫁と姑とか世間体とか、
他人への妬み嫉みとか、
今も昔も何ら変わらない。

     

「娘・妻・母」の方は、あの原節子が未亡人役。
昭和35年の山手家族ばなし。
新橋の大店に嫁いだ原が、実家に戻るところから話は始まる。
亡父の残した自宅を無断で抵当に入れて借金する長男夫婦。
教員に嫁ぎ姑に苦労する姉にはまだ子がない。
銀座で写真スタジオを開き、年上妻と暮らす弟、
酒造メーカー勤務で実家住いの妹。
そして老いた母。
原節子の前に酒造メーカーの年下男と茶道家の男が現れ、
結婚に疲れた原に再婚が浮上する頃、
長男の嫁の叔父が長男の借金を踏み倒して物語は佳境に入る。
物理的な家がなくなることと、
家という家族のつながりが薄れてゆくことが重ねられ、
高度経済成長時の家族別離が描かれる。
老母三益愛子が公園で出逢う老人の笠智衆が印象的。
伏線として途中に出て、最後に光明を灯して物語は終わる。

     


どちらも、今に共通する家問題。
だからだろうか。
結構長時間の映画にもかかわらず、
観ていて全く疲れず、飽きもしませんでした。

「隠し砦」がリメイクされるように、
物語というやつはいつの世にも通じるものだ。
何をどうえがこうと人間は変わらないということだろう。
2008年5月10日(土) 12:13 [ ブログ ]
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