Dear 'Ohana Cafe globe, from Blythe [2008年02月05日(火)]
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思わず、背後を確認してしまう私。
別に何か隠し事というわけではないのですけれど、どうも気になります。「ねぇ、何しているの」とか、「ママ、それ私のなんだけど」とか、言われてしまいそうで。 でも、ここ数年で随分慣れましたし、しっかり愛着もわいてしまい、いまでは、「ああ、やっぱり可愛い、この目つきが何とも言えないのよね」とひとり言。 以前もみなさんにご紹介しましたが、私のハーナイママのジュンコ・ウォングの会社、クロス・ワールド・コネクションズ(CWC)がプロデュースしている人形のブライス。このブライス、またしても、新しい世界にデビューしました。 映画の世界のプリンセスに、ファッション・ア・ラ・モードをテーマに、と幅広く活躍し続けるブライス、今度はハワイの伝説のなかに生まれてきたのです。 『ナー・ワーヒネ・アウリイ 〜ブライス 語りつづける娘たち〜』 ![]() どうしてブライスがハワイに? その理由は、この本の著者、ジュンコ・ウォングがブライスを「ハーナイ」しようと決めたときにさかのぼるでしょう。 ジュンコ・ウォングにとって、ハワイは心のふるさと、子どものころからの思い出がたくさんつまっている大切な場所です。 そして、そのハワイの生活習慣のなかにある「ハーナイ(養子にする/養子になる)」を彼女の言葉で語れば、「自分の子どもを、自分よりももっといろいろなことを子どもに教えてくれる人に預けて、育ての親になってもらう習慣のことです。育ての親は一生懸命に『自分』をその子に与えて、大きく立派に育つように努力しなくてはいけません」、ということ。 私のハーナイママである彼女が、ブライスをハーナイすると決めたということは、私とブライスは、ハーナイされた娘同士、協力しあって生きていかなくていけないし、ハーナイママを支える必要があります。 この本、『ナー・ワーヒネ・アウリイ 〜ブライス 語りつづける娘たち〜』のプロジェクトは数年前にはじまり、今年のはじめに出版されました。私はこの本のなかで、何をしたかといえば、ハーナイママとブライスと、ただ一緒にいただけ。ハーナイママとブライスの言葉にならない想いを形にするのを手伝っただけです。 ハーナイママは、日本語も英語も堪能なのですが、彼女は日本語を書くことに自信がありませんでした。彼女はいつも自分が話したり書いたりする日本語を、「私の変な日本語」と言うのです。確かに彼女の日本語は、彼女の不安があらわれて、彼女の言う通りに変なときもあるでしょう。 でも、私は彼女の気持ちがいっぱいつまっている彼女の日本語が大好きでした。なので、彼女が私に「私の変な日本語、愛が直してくれる?」と言ったとき、心のなかでは「直さないよ〜」と思っていました。 この本の執筆の最中、彼女はすごい速さで自分の想いを書き綴っていきました。日本語と英語で。私はそれを彼女らしい日本語とハワイ語にしたのです。 そして、その原稿を渡すときに、彼女に伝えました。 「この、日本語とハワイ語の原稿は、ママだけのもの。だから、誰かが文章を直したほうがいいのではないかというアドバイスをくれたときは、必ず私に相談してね」と。 私にとって、原稿のなかの日本語は、私が尊敬し、理解している彼女のためだけに、心をこめて書きおろした日本語であって、他の誰かのものではなかったからです。そして、ハワイ語は、私のもう一人のハーナイママ、アンティケアラの大きな助けがあってできあがったものでした。 本はすべてのページがカラーで、どの写真も魅力たっぷりです。撮影チームは、マウイ島だけではなく、オアフ島やハワイ島にも赴きました。CWCのクリエイティブチームJunie Moonのヨッシーこと小泉歓子ちゃん、ウルトラタマのミヤタマこと宮田麻貴子ちゃん、と私の三人は頭を寄せ合い、手を握り合い、涙あり笑いありの、ジュンコ・ウォングとブライスの旅につづきました。 ![]() そして、原稿と写真を、日本でしっかりと受けとめてくれたCWCのデザイナー、モーリーこと森下明日香ちゃん。ハーナイママ同士の、ハーナイされた娘同士の、そして、ジュンコ・ウォングの会社のみんな、家族が助け合ってできた本を、カフェグローブのみなさんに、今日はご紹介します。 自然を愛する人へ、家族と友人を愛する人へ、日本とハワイを愛する人へ! |





