色、いろいろ、サラダ [2007年09月03日(月)]
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春はもえ 夏は緑にくれないの しみ色に見ゆる秋の山かも
「万葉集にあるこの歌は、緑という色が万葉集の時代からあったという証拠なんだよ。緑色という色の名前が新しいものだというのは間違いなんだ」と教えてくれたのは、某印刷会社のおじさまでした。 「草が青々としているね」「この実はまだ青いね」などという言葉を、みなさんも使いますよね。でも、草や実が真っ青というわけではない……。つまり、主に植物が緑に色づいてくることを、青いという言葉で表現しているわけです。 その理由について、昔の日本の人は緑と青を区別していなかったのではないか、とか、昔は緑色の染物をするときに黄色味を出す染料で先に染め、あとで藍色を足して、緑色を染めたからではないか、という説などがあるようですが、私はこのような色談義を聞くとうれしくなってしまいます。 なぜなら、私は大の色好き。特に食べ物の色が好きで、色に見とれて野菜に手を伸ばしたり、果物をキッチンに並べたり。色味という言葉があるように、色も味がするので、食いしん坊の私としては、どうしても色も食べたくなってしまうのです。 最近のお気に入りは“虹色のサラダ”。 といっても、虹のなかのいろいろな色をとりまぜたサラダではなく、赤色サラダ、橙色サラダ、黄色サラダ……、というように、色味を選んで楽しみます。ハワイ州は州の別名がレインボウ・ステイツ(虹の州)と呼ばれるほど虹がかかりやすいところ。私が虹を楽しむときは、つい、あの赤色のなかにどのくらいの赤色が見えるかな、あの青色から紫色に変わるあたりの色合いがたまらないね、とか、色好き丸出し。 今日は、セロリの緑、お豆の緑、オクラの緑を合わせた、緑色サラダです。いろんな緑色を食べて、体が緑色に染まっていく気分。このまま、虹に飛び込めそうです。 ![]() イチゴとベルペッパーとトマトの赤色サラダ、ニンジンとオレンジとマッシュルームの橙色サラダ、トウモロコシとグレープフルーツとオリーブの黄色サラダ、アスパラガスとクレソンとアルファルファの緑色サラダ、ブルーベリーとプルーンとチーズの青色サラダ、モロカイスイートポテトとブドウと紫キャベツの紫色サラダ……。 オイルとハワイアンソルトと特製昆布入りお酢をベースに、スパイスや調味料で簡単なドレッシングを作って、食べる少し前にかけておくと、朝ごはんをしっかり食べる私にはぴったりの一皿、いえいえ、大きなボウルいっぱいのサラダの出来上がりです。 今日の私は“緑人・ミドリビト”ということで……。 |




