おへそに手をあてて……

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Blythe, My Lovely Girl [2007年08月22日(水)]
遊びに夢中で時間がたつのを忘れてしまう。それは、今も昔も変わらないのは私だけでしょうか。

大人になると、遊びの概念が狭くなるようで、「仕事は遊びじゃないんだぞ!」とか、「遊びだと思ったら大きな間違いよ」などの台詞のなかに、遊びという言葉が登場することになってしまったりします。

このような台詞は、誰かの怠惰な様子に対してのお説教としてはうなずけるのですが、遊ぶことが悪いことに結びついてしまうことに、疑問があります。怠けた態度ではなく、真剣に取り組むことを、私が諭すのであれば、「仕事で遊ぶんだったら、しっかり遊ぶといい!」とか、「どのくらい遊べるのか見せてくれる?」と言うでしょう。

あの、遊びに夢中になるときのエネルギーって、すごく大切なものなのではないかと思いませんか。夢中になるときって、体、心、感覚……、つまり、今の自分が持っているもの全部が一緒になって、同じ方向にぐいっと動くあの心地よさ。どう考えても、よいエネルギーのはずです。

気持ちいいこと、遊ぶこと、夢中になることをできるかぎりする、あきらめないでがんばる、でも、時にはやめるという決断をしなくてはいけない、大切な存在のために。

さて、そんな私の遊びのひとつ、そう、私のおんなゴコロをくすぐるMy Lovely Girlを紹介しましょう。この子は、日本に住んでいる私のハーナイママ(FAMILY STORYの『血と同じくらい濃い水』参照)、ジュンコママからの贈り物。ブライスというお人形で、1972年に米国で一年間だけ制作をされていたものです。(http://www.blythedoll.com

この幻のお人形を見事生き返らせたのが、私のハーナイママなのですが、それは今度ご本人にゆっくり語っていただくことにして、まずは私が持っているブライスはこちらです! 



このブライスはヴィンテージではなく、2001年6月以降に日本で販売されるようになってから作られたものです。ブライスの特徴として、ひもを引っ張ると目の色が数色に変わるのですが、この子はハワイのサーフブランドのROXYとタイアップして作られたものなので、四色のブルーの目を持っています。サーファーガールはいつも海の色が目に映っていますからね。

私がこの子と何をして遊んでいるかというとですね、PHOTO SHOOTING、つまり、撮影。このお人形、グレープフルーツほどに頭が大きく、体は華奢、モデルに向いているとは到底いえないアンバランスな体型なのですが、スーパーモデル顔負けのファッションモデル経験があるんです。

今年も6月に東京・表参道ヒルズで、ブライスの日本での誕生六周年を記念したイベントでファッションショウを開催していますし、ファッションフォトを綴じ込んだ写真集も、パリ・プレタポルテのショウで発表されたヨーロッパの有名デザイナーによってデザインされたブライスも。

さておき、私のブライスは、ファッションショウにでるほど忙しくはありませんが、フラダンサーとして、私と同じ衣装をつけ、先月発売された雑誌『Hanako』に登場したりはしました。あとは、ハーナイママがマウイに戻ってきたときに、ブライスを持ち寄り、我がブライスの名デザイナー也、と遊びに夢中になる程度。

今回の撮影を行った、神宮寺愛カメラマンによりますと、撮影のテーマは「ハワイアン・ノスタルジック」、ウクレレ奏者として名高いオータサンのレコードアルバム『Love Story』のジャケットをバックに、ナチュラルにドレスアップしたブライス。ブライスが身につけているニイハウシェルのピアスイアリングにもご注目、とのことでした。
この記事のURL

http://www.cafeblo.com/piko/archive/9
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プロフィール
神宮寺愛
エッセイスト×フラダンサー
東京での出版社勤務を経て、現在はエッセイストとして活動。マウイ島ワイルク在住。著書『心と体がピュアになるハワイアンな暮らし』(青春出版社・刊)他。フラやハワイ語等を学ぶダンサーでもあり、カノエアウダンスアカデミー所属。現在カアナパリビーチホテルのディナーショーにレギュラー出演中。