ナポリの歴史に残るという、2つの物語。
プルチネッラ(道化) と ヘルマフロディテ(真性半陰陽)。
貧しい町中で笑いを与える最高の喜劇役者、プルチネッラ。
その最後の喜劇役者を目指す少年たちの物語。
もう一方は、男でも女でもない様々な人々の愛を哀しくも美しく綴る。
どちらも 少年の、心のあり方を探る。
大型新人二社(二冊)同時デビュー! とあってジャケ買い。
新人の作品でこんなにひきこまれたのは いつ以来かな?
作者は、
小島てるみさん。翻訳者としてすでにプロとも言えるからか、
海外作家のひやりとしていて優雅な文体がそこにあった。
背景を支えるナポリの歴史、町並みと人々。
それらを感じながら、物語がふくらんでいくのだった。
貧しい町を笑いで支えた プルチネッラは
いまでも 町中にいるのだろうか?
???
(なんじゃらほい)
あっ、うちにも いた。
道化。プルチネッラ。最高の喜劇役者。