監督のインタビューは
コチラからどうぞ
今回、この映画のシナリオを書くにあたってのpappoのキモチをここに書いておきたいと思います。
よかったら読んでください、お願いしますだ
哀しいホラーを書きたい
ホラー映画を書く、ということは最初の時から決まっていましたので、それならば私は「哀しいホラー」を書きたいと思いました。
血や内臓がドバーっみたいな気持ち悪いものとか、おぞましい姿のゾンビや死霊が追いかけ回すお化け屋敷的怖さの映画とか、そういうのではなく、ホラーなんだけど、哀しい、そういう映画を書きたいと思いました。
考えてみると、人間が心の中で考えていることがとてつもなく怖い瞬間というものはあるもので、そういう人の心の中に宿る怖さを描くことができればそれはもう紛れもないホラーになるのではないか、と、恐怖の部分はそれでいいんじゃないか、と思ったのです。
ゾクゾクする企画
最初にプロデューサーからこのお話を頂いた時に聞いたのは、キャストがオール新人ということでした。つまりスクリーンには名の通った、顔の知れた俳優が一人も出ない、という驚くべき企画でした。
通常、プロデューサは興行面を気にして、たいてい主役クラスに有名どころの俳優を一人ぐらいはキャスティングするかと思うのですが、このプロデューサーは全て新人でやりたい、と言うわけです。
私はもうこの企画にゾクゾクしました。
観客はスクリーンの中に一人として知った俳優の顔を見ることができないのですから、作品というよりも日常の延長線上のようなリアリティーが出せるのではないか、と思ったのです。
わかりにくい邦画を書こう
シナリオを書くにあたってずっと思っていたのは『わかりにくい映画にしたい』ということでした。
昨今の邦画はわかりやすくテーマも伝わりやすくといった方向にどんどんエスカレートしていっているように感じます。
本来映画とは、闇の中でスクリーンと対峙し、じっくりと考える、そういう時間であったはずです。
それが懇切丁寧に説明し、観客はなにも考えなくともストーリーもテーマもいとも簡単に伝わってしまう。
私はそういう昨今の状況にとても危機感を持っています。
先日美術館で観たグレゴリー・コルベールの写真展はそこに深いテーマが内包されているのだけれど、それが中々見えてこない。写真の横に説明書きなどを置かずに、観客一人一人の判断や思考に委ねられている。
現代アートの世界もやはりテーマは中々伝わりにくい。
映画だけが、いや邦画だけが、どんどん分かりやすい方へとシフトしていっている。
もちろん、『分かりにくい邦画』として小栗康平監督の「眠る男」や「死の棘」や「埋もれ木」あるいは堀江慶監督の「ベロニカは死ぬことにした」などの優れた作品もあるのですが、数が少ない。
大体、映画を「わかりやすい」とか「わかりにくい」といったことで括ることがナンセンスですよね。
でも、やはりわかりにくい映画には観客が集まらない、という今の邦画の状況を考えると、こういうナンセンスな括りも意味がないわけではない、と思うのです。
映画は「わかりやすく」「すぐに泣ける」と、そういうものばかりではない、と、もちろんそういうものがあってもいいと思うけれど、そればかりじゃないだろと、そういう想いとこだわりがあって、私は『わかりにくい邦画』を書こうと思ったわけです。

お知らせ
アポロ5&東放学園映画専門学校共同プロデュース映画、
『SONGS』の劇場上映日程の方をお知らせさせて頂きます。
日時:6月16日土曜日 19時30分より
上映場所:劇場 ユナイテッド・シネマとしまえん
鑑賞料金1800円
問い合わせ先:アポロ5
info@aporo5.co.jp
TEL 03(3356)3844
FAX 03(3356)3843
☆ちょっと宣伝☆
一夜限りのスペシャル上映会となりますので、この機会にぜひ劇場に足をお運び下さい。
呪いの歌がじわじわとみみずくさんを苦しめて。。。って、オレもあの歌聴いてるし、なわりにはぴんぴんしてるし、大丈夫か
って、マジでもう具合はいいですかぁ?
ところで、みみずくさん、「SONGS」観てくれたんですねぇぇ。ありがとうございます。ホント嬉しいっす。
blogでお知り合いになれて、映画まで観てくれて、なんだかすごく不思議な近未来的な縁だなぁぁって思ってしまふのは私だけでせうか?
あの日私も会場に居たんですよ。わかりました?
また機会があれば、ここで宣伝させてもらいますけど、もしなにかでそんな機会がホントに訪れたら、今度こそ「pappoくん、私がみみずくだっ」って話しかけて下さいね。
いつもいつも応援してくれてホントにありがとう。心から感謝しておりんすよ
今日締め切りの仕事が一つ終わったので、明日からまた気持ちを新たに頑張りますよぉ。