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ヨーガの目的とは?

2008年3月18日(火) 22:20
今月初め、5日間のヨーガのトレーニングコーコースに参加した。
場所は、赤坂(東京都港区)。最近、竣工したばかりのTBSテレビの前にあるヨーガスタジオ。参加者は11名、多くもなく少なくもなくまた、スタジオは終始どこかほっと落ち着くような空気感があった。きっと参加した人たちの細かいエネルギーで空間が満ちていたのだろう。

コース中3/6には、TBSに隣接する赤坂Bizタワーがオープン。当日はお天気にも恵まれ、これまでずっと工事中の様子を知るものにとって、そのオープニング日に立ち会えるというのも、なんだか感慨もひとしお。まだ敷地のほとんどが何十メートルも深く掘られ、基礎工事をしていた頃、時々ここに来た。かれこれ、もう3年以上前からこの場所はずっと工事中だった。

今年1月半ばになると、工事中の囲いがようやく取れてガラス張りのエントランスが夜空に映えていた。1日目の朝、スタジオからかのビルの全景(たぶん30階以上?)を見ると、正面入口脇に、ちょっとオシャレなカフェの四角い建物が見える。工事はずいぶんと長かった… ここで一番最初に参加したコースのとき、基礎工事中の大音響がスタジオ内にまで響いていた。

コースは毎朝、フィロソフィーに関するミニ・トークとショートメディテーション(やや短めの瞑想)があって、アーサナ(いわゆる、体を使ったヨーガ)、アナトミー(解剖学)、再び哲学とアーサナといった順序で進行した。講師はY先生。過去3年間、東京と彼のホームグラウンドであるNYを行き来し「アヌサラ・ヨガ;Anusra Yoga」というタイプのヨーガを日本に広めてきた人物。

アヌサラヨガの裾野の拡がりに伴い、一昨年、そして昨年秋にもアヌサラヨガを体系化したアメリカ人、ジョン・フレンドが来日し、東京と京都(一昨年のみ)でトレーニングコース等を行った。彼のワークショップは、まず間違いなく楽しい。クラスは基本的にマルチレベルで、どの段階の生徒にとっても各自にとっていま必要な気づきを与えてくれる。Y先生はずっとジョンの影のようになって同時通訳を務めた。

ジョンは底抜けに明るくて、ユーモラスな人。でも、時々、スーッと染み入るような視線で生徒を見つめていることがある。何を思っているのだろう?きっとその生徒の喜び、痛み、悩み、体の硬さなど相手を全部、受け入れている目というのは、こういうのかもしれないと彼を見ていて感じたことがある。ジョンは今年6月、また東京にやってくる

ヨーガの先生は生徒のアライメントを直しながら、いろいろなことに気づかせてくれる。アーサナは体を使って自分が陥っている“ワン・パターン”に気づく時間でもある。長年続けている晴れない心の元をを形づくっているくせや、そうとは気づかずにずっと繰り返している思い癖は誰にでも覚えのあるもの。自覚しにくいものがそれと分かれば、心や体が軽やかになれるそれがヨーガの一面でもある。


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