oumi
|
中庭の出来事 - 恩田 陸
[2008-01-19]14:36:46
なんとも不思議な推理小説。読み始めからいきなり奇妙な展開です。同じ事件のシーンが3回も出てきて、どれも話の展開は同じだけども、語り口が微妙に違っている。これはいったい何だろうと?訝しく思っていると、今度は別の事件が舞台の台本形式で綴られていきます。どれも脚本家と複数の女優が登場する愛憎劇のような展開。
劇中劇の入れ子が更に複雑になった感じで、読んでいるうちにわけがわからなくなってきます。同時進行する複数の事件のそれぞれの謎が、外側の事件や内側の事件とリンクしたりしてて。どうなることやと読み進めてましたが、最後のほうで上手ぐわいに収束するあたり、さすがの構成力だなーと思いました。
恩田陸の作品はやなり、そのちょっと風変わりな設定と、それを納得させる筆力の相互作用で楽しませてもらえるので、好きですねぇ。
<はみだしblog>
この間、渋谷駅西口の大きな歩道橋を歩いていたら、ダースベーダーが歩いてました。上から下まで本物ソックリ。何かのキャンペーンかコスプレか?「おぉっつ」と思ってケータイで写真撮ろうと思ったけど、周囲は無関心だったので、チラ見だけに留めておきました。あれじゃあ、中に入っていたい人も薄い反応に微妙な感じだったのでは?
ビジネスマンのための「発見力」養成講座
[2008-01-18]23:14:35
今回はビジネス書。同じものを見ていても、その中から重要な情報を見つけ出せる人とそうでない人がいる。見つけ出せない人は、見ているようでいて、まったく見えていない。それを見えるようにするためのコツ、いわゆる「発見力」を紹介する本です。
なかなか面白かったです。普段ぼーっと生活している自分は、まさに「まったく見えていない人」グループでした。さっそく、本書に書かれていたことを実践してみようと思います。さて、どうなることやら。
ということで、以下、ちょっとした自分のための覚書。
・「関心→疑問→仮説→検証」で見えてくる
・全体像を推測しうる一点を見つける
・平凡なものと比較すると、そのものの良さがわかる
<はみだしblog>
ラスベガス出張から帰ってきました。ラスベガスでは夜になると月が3つのぼっていました。これがその時撮った画像です。全然上手く撮れてませんが。。。
頭脳勝負―将棋の世界 - 渡辺 明
[2008-01-14]12:15:15
最近ひそかに将棋ブームがきてるっぽい。昨年末には、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で羽生棋士、TBS「情熱大陸」で佐藤棋士がフィーチャーされてましたし。特に情熱大陸では普段あまり表にでない棋士の戦いぶりが紹介されていて、これがなかなか面白かった(嘔吐しながら戦っているところとか)。
このブームの発端はやはり「Web進化論」ではないでしょうか。その中で紹介された羽生棋士の話(高速道路渋滞論)も有名になりましたし。著者も将棋マニアのようですし。
そんな中、私のアンテナにひっかかったのが、本書。将棋棋士のあり座間とそれを取り巻く勝負の世界が自然体の文章で描かれていて、興味深く読めました。特にプロ棋士の戦いぶりをいかに楽しむか?というポイントがきっちりと押さえられていて、わかりやすく、この人もやっぱり頭いいんだろうなあと思ったりもしました。
<はみだしblog>
NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」は好きな番組で、録画して観てます。今年に入ってから、イチロー、ミシュラン三ツ星の「数寄屋橋 二郎」のご主人、小野 二郎と続いて、今週は坂東玉三郎。なんと、1、2、3じゃないですか。なかなか粋な仕掛けですなあ。
舞妓Haaaan!!! - 阿部サダヲ
[2008-01-08]16:04:32
クドカンおふざけ真骨頂ムービー。主人公の阿部サダヲが修学旅行先の京都で迷子になってしまう。それを助けてくれた舞妓さんに一目ぼれ、狂気の舞妓オタクのできあがり。そんな彼の半生をエンターティンメントてんこ盛りで描いてます。もちろん前編ギャグのオンパレード。阿部サダヲの異常なまでのハイ・テンションで一気にまくしたてられていきます。
どちらかというと阿部サダヲの反則すれすれギャグに「くすり」と笑いながら、芸者遊びの何たるかが学べるしくみになっております。やっぱり権力者の遊びなんだね。と納得。
ちなみに、阿部サダヲを最初に発見したのは、「池袋ウエストゲートパーク」の警官役。それ以来我が家では、彼を「おまわりさんがでた」と言って親しんでおります。
<はみだしblog>
ラスベガスに出張中。ホテルの浴槽の深さに感激して、思わず写真を撮ってしまいました。これだけ深ければゆったりとできます。湯船に浸かることの幸福感がやっと世界的に認知されてきたのでしょうか?今までのタイプは本当、人様に見せられないほど情けない格好で無理やり浸かってましたからね。。。
インテリジェンス 武器なき戦争
[2008-01-06]07:58:06
国際的諜報活動の舞台裏が、その道のプロのふたりによる対談形式で紹介されています。実に驚きの内容。こんな内容を出版していいのかと、読んでいるこちらが冷や冷やしてしまいます。
インテリジェンスといわれる国際情報戦の何たるかが、丁寧にわかりやすく(というか、生々しく)解説されてます。スパイ映画くらいでしか知らなかった世界に触れて、これからのニュースの見方が明らかに変わってしまうだろうなぁと思いつつ、あっというまに読了。
この本みたいに、新境地としての素材に遭遇した結果、読前読後で別人になれる醍醐味こそが読書を続けている理由なんだろうなあと年の初めに思いふけったりして。
<はみだしblog>
それにしても民営化した郵政省の変身ぶりには驚かされます。近くの大きな郵便局では、郵便窓口が24時間365日対応になってるし、こんな年賀状づくりサイトがオープンしてたり。
http://www.yubin-nenga.jp/main/atelier/index.html
さっそく今年の年賀状は、こちらでデザインしたものを使ってみました。
サイコ - アルフレッド・ヒッチコック
[2007-12-22]17:24:40
恋人の借金を助けるため、会社の金を横領した女性が恋人のもとへ向かう途中のモーテルで殺されてしまう。モーテルを経営している病気の母親と息子が怪しいのだが。。。。
主人公の女性が会社のお金を刹那的に横領したところから、ノンストップのドキドキ感。それが最後のオチまで一気にいくのですから、観てるほうはたまったもんじゃない。バスルームでの殺人シーンが有名ですが、それ以外にも見所満載です。
白黒画像の不気味さを改めて痛感。黒い影がこれでもかというくらい強調されたモーテル裏の館のシーンなんか、本当におどろおどろしい。
サイコホラー物はいろいろ見たけれども、どれも、この「サイコ」の亜流に留まってしまっていると言わざるをえないんじゃないかと思えるほど、40年以上たった今みても、まったく色あせてません。白黒だけど(笑)。
<はみだしblog>
この間ゴルフコンペを初体験。とても感じのよい人たちと一緒に回れて、とても楽しめました(スコアは別)。そのうちのひとりが、生年月日いっしょという奇遇。いろいろ聞いてみると更に他にも共通点がどっさりと。すっかり仲良くなりました。それ以来、朝のTVの占いが2倍楽しくなりました。
秘密結社鷹の爪
[2007-12-07]01:39:34
TOHOシネマズで本編上演前にやっている鑑賞マナースポットのアニメがむちゃくちゃ面白かったので調べてみたら、DVDになってるのを発見して早速鑑賞しました。どうやら、TV番組だったようですね。
吉田くんのボケと総統の弱弱しいつっこみの漫才トークが、これでもかというほど楽しめました。
しかし、残念ながら、映画館でやってた最強ギャグ「長男なのに甘えんぼー」に勝るものは見つかりませんでした。THE MOVIEもあるようなので、こっちも見てみよっと。
というか、You Tubeで見放題ではないですか。「た〜か〜の〜つ〜め〜」
<はみだしblog>
先日、TOHOシネマに足を運んだところ、斜め前に外国人男性と日本人女性のカップルが。案の定、男のほうが、「た〜か〜の〜つ〜め〜」を画面にあわせてやってました。オッケーイ!
インターステラ 5555 - ダフト・パンク
[2007-12-01]23:29:54
ダフトパンクのミュージックDVD。これがなんと前編アニメーション。彼らが崇拝する松本零士監修なので、ヤマト、999の世界満載です。
ストーリーは、とある惑星のミュージックバンドが地球に連れ去られて、悪徳ミュージック・レーベルによって地球人バンドとして操られてしまう。彼らは世界中で大ヒットして、レーベル社長はうはうは。さて、バンドメンバーの運命やいかに。というもの。ストーリーはベタですが、前編セリフなしというのもあって、なかなか楽しめました。
かの名曲「One more time」がオープニングをかざり、ノリノリで続きが楽しみなのですが、その後の曲のインパクトがもうひとつでちょっと残念。あと、松本零士といえば「メカ」なんですが、あまりチカラを入れてなかったようで、このあたりおしかった。
<はみだしblog>
今日、車を運転していたら突然カーナビが「最大です!」と発言。いったい何だったんだろう?とインターネットで調べてもいまひとつ不明。謎が残ります。一説には「災害です!」の聞き間違いとも。そっちはそっちで更に怖い。。。
ウェブ時代をゆく - 梅田 望夫
[2007-11-20]23:46:32
ご存知「ウェブ進化論」の続編。進化したインターネット環境がもたらす新世界に対応した生き方を若者に啓蒙する本という印象をうけました。大企業に属する従来型の生活スタイルだけでなく、好きを貫いた一匹狼的サバイバルのありようと具体的なサジェスチョンが懇切丁寧に書かれています。
前作もそうでしたが、この人の本はカーンと晴れ渡った空のようなポジティブ間があるので、読んでいて楽しみながら思慮に富んだ考察を味わうことができるというのがすごいところだと思います。
ところで、好きを貫くための激しい渋滞をさせた「けものみち」を生きていく方策が、この本のメインテーマのひとつなのですが、なるほど興味深い観点と思いつつも、この「けものみち」って、もうある程度開拓されてしまっていて、一歩足を踏み込んだら、人がうじゃうじゃ。「無料クーポン付きけものみちガイド」なんてものを配ってたりする状況なんじゃないかなーとも感じてしまった。
この本が「けものみち」の存在を白日の下にさらしちゃったので、高速道路なみに整備されちゃうのも時間の問題なのでは?
<はみだしblog>
シンガポール出張。公共交通機関の看板は日本語も表示されているので、移動が楽チン。とはいえ、文章となるとまだまだ苦手のようです。インドネシアへの移動につかったフェリーターミナルでは、「Pick Up Point」が「ポイントを取り上げる」でした。もう一息!
|

|