今日のお弁当はベーグルサンドとサラダだったのですが、この形状を見てはっとしました。
君も穴が開いてるね。
ベーグルは何で穴が開いてるんだろう。
火の通りだろうか。
クルミだろうか。
インディアンの矢だろうか。
そのどれでもなく、ベーグルの穴は馬のあぶみ型なのだそうです。
時は17世紀、オスマン帝国最後の大規模なヨーロッパ進撃作戦といわれる『第二次ウィーン包囲』がその起源なのだとか。
第二次ウィーン包囲とは…
1683年、オスマン帝国軍がオーストリアの首都にして神聖ローマ皇帝の居住地であるウィーンに攻撃を仕掛けたましたが、オーストリア・ポーランド・ドイツ諸侯のヨーロッパ諸国連合によって敗北してしまいました。
簡単すぎる説明になりますが、これがウィーン包囲です。
ウィーン包囲がきっかけとなり、ヨーロッパ諸国による神聖同盟とオスマン軍は長い戦争に突入し、それは1699年カルロヴィッツ条約が結ばれるまで続くことになります。
この条約でオスマン帝国のヨーロッパにおける領地の多くを失うことになり、それまでオスマンが持っていた東ヨーロッパでの覇権はロシアやオーストリアに移動していくことになりました。
ですので、『第二次ウィーン包囲がオスマン帝国の衰退を決定付けた』と考えられています。
と、長い話になりましたが、ウィーン包囲で特に活躍したポーランド王ヤン・スビエスキの功績を称えてウィーンのパン屋さんがベーグルを献上したと言われています。
騎兵隊の突撃をイメージして馬のあぶみ型にしたのだそうですよ。
私、学生時代は歴史社会学科というところに在籍しておりまして、高校地理歴史科の教員免許を取る程度に歴史好きなんです。
なので、身近なものの影にこんな歴史的事件が!的なトリビアは大好物でして、ついつい興奮して話が長くなってしまいます。
前回ドーナツの穴のことを書いたときも、最初は必要以上に歴史の説明部分が長くて、ヘンリー8世〜エリザベス1世あたりの流れとか宗教革命とかを長々描いてました。
あとで読み返して「これドーナツの話と関係ないな」と気付いてほとんど削除しましたが。
もっと、言いたいことを上手くまとめる能力を身につけたいものです。