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ここちよい部屋

2007-11-30 05:49:20
リスボンでは、カステラやさんの上にある古いアパートの部屋を
お借りしました。

日常から遮断されるというか、インターネットもコンピューターもテレビもなし。
数枚のCD、このお部屋の持ち主さんが並べてくれた本、雑誌に囲まれ
この日当たりのよい6階のお部屋からの眺めは、川が見えて、真下は
市電がはしっていて、本当にポルトガルの日常でした。






持ち主のトモコさんが古い部屋ながらも、旅人に心地よく過ごしてほしいと
お部屋を整えておられました。


エレベーターのない古いアパート。電圧も低くて、暖房とレンジを同時には
つかえないとか、現代の生活になれたひとには不便な生活なのだけど
日常から逃げたかったわたしにはぴったりで。



天窓があるベットルーム。夏の天気のよい夜は、星空を眺めながら
眠りにつけるそうです。


キッチンの窓。



夜はワインとかるい食事を用意して、ギターのCDを聴きながら
読書を楽しんでいました。

旅行にでておいて、私がやったことは、散歩と市電の乗りまくりと
あとは部屋で読書。

疲れているときに、旅はいいな・・と思いました。
お部屋を貸してくださった、カステラやさんのトモコさん本当に
ありがとうございました。
Posted at 05:49 | オランダ | この記事の詳細

動かないひと

2007-11-26 06:07:27
リスボンの街にぜんぜん似合わないおじさん一人。



お仕事はうごかないこと。



1ユーロを箱にいれると、やっと動いてくれました。
そして、ぺろぺろキャンデーを一本プレゼントしてくれました。


プロの動かない人は、本当に動かないのです。
Posted at 06:07 | 旅行 | この記事の詳細

歴史

2007-11-25 07:09:59
ポルトガル人の90%はカソリックだと聞きました。

観光客が入りやすい教会もあれば、地元の方が祈る場所も
あり、その祈りの姿は、わたしが持たぬ何か、がありました。



かつて織田信長時代、現在の長崎県から4人の少年が、
天正遣欧使節団としてクリスチャン大名から、
ローマ、ポルトガルへ派遣され、
織田信長死後、豊臣秀吉、徳川家康がキリシタン弾圧を行ったことから、
この4人の少年も日本に戻ってきた後、すべての情勢が変わり、
一人は破教、一人は病死、一人はマカオに追放、そして、
中浦ジュリアンは、最後、長崎の西坂にて処刑されました。




ふと、ポルトガルに来る前、この歴史を思い出し、
すこし調べてみました。

ちなみに、日本で最初に洗礼を受けた大名が通った学校が
私の通った小学校で、子供のころに教えてもらった歴史。
ぼんやりとは覚えていたのですが、旅を終え、オランダに戻って
から、当時の弾圧の歴史を読んでみると、そのあまりにも惨い迫害
の話に、さすがに、子供のころにはとても聞かされない残虐な処刑。
その数、そんなに隠れキリシタンがあの場所におられたことに驚きました。
現在、実家のある街は、史跡としては、数箇所の刑場跡が残されている
のですが、長崎市のように、立派な教会などはなく、たぶん、今は別の
宗教の人の人口が多いと思うのだけど、ある意味、あれだけ隠れて信仰に
命を捧げた人々の為に、現在、モニュメントはあるのだけど、もっとその魂を
大切にすべきではないか、と思いました。




ある意味、残酷すぎる歴史ゆえ、残っているひとがいないのか。
わたしはキリスト教に属する人間ではないのだけど、
この歴史を読み返し、もっと大切にしなくてはいけない歴史なのではないかと
あまりにも、さびしい跡になっていて。

西坂で処刑された中浦ジュリアンは殉教後、374年目、2007年の6月に
ローマ教皇、ベネティクト16世によって福者に列せられたそうです。

中浦ジュリアンは、当時の処刑では一番苦しいとされている
穴に吊るされて、天に召されるまでに4日掛かったといわれています。



この中浦ジュリアンを含める殉教した188人がバチカンの法王庁によって
福者に列されています。

わたしの育った街でかつて殉教した方々は、たぶん貧しい農民で
信仰を支えに生きて、殉教したのだと思います。
貧しくて、気高いその魂、いつか、その方々も福者に列してほしい・・と
思いました。


重たい歴史の話でした。
Posted at 07:09 | 旅行 | この記事の詳細

青い

2007-11-24 00:12:52
ブルーのタイルが街の中にちらほらと。

丘の上の公園です。




のんびりとすごすおじいちゃんとおばあちゃん。
おばあちゃんのワンピースとカーディガンがかわいくて
遠くから見とれていたのがわたしでした・・。

何気におじいちゃんとのお洋服もおばあちゃんと合ってますね



眺めのよい塀の上でのんびりカップルさんたち。




空も青い。タイルも青い。
Posted at 00:12 | 旅行 | この記事の詳細

市電28番

2007-11-22 07:34:43
市電28番は有名ルート。
よく映画などで登場する細い路地の坂道をがんがん走ってゆく
古い市電。

夢中になって、朝も昼も夜も市電にずっと乗っていました。




見える風景は、本当に誰かの日常生活で
洗濯物がある風景、どこからかのおかずの匂い。
懐かしい雰囲気がそのままで、しばし、ぼーっとなる瞬間。


たぶん、ちかくのスーパーの従業員のおばさんが
公衆電話をつかっていたのかな。
市電の中から撮影。


最近、公衆電話もみなくなりました・・。


階段と坂の町、長崎に似ているとききますが、それは本当で、
なんとなく日本に戻った気持ちにもなります。




この風景がみえる丘を市電は通過します。
遠くに見えるのは川です。最初は海かと思いましたが
宿の方が川ですよ、と教えてくださいました。





昼間は込み合っていた市電も夜はガラガラ。
観光客はレストランへいっているのか。
夜の風景もまた最高。
映画の中にもぐりこんだ感じです。




窓から顔を出すと、絶対に頭を打ちまくるだろう路地があり
その細い道を市電ががんばって走るのが楽しくて楽しくて。

街を歩いてみると、南フランスなどでみかけたような
高級店はエルメスぐらいで、あとは本当に普通の服などのお店。
なにもないのだけど、この懐かしい風景は絶景で、
初めて行った場所なのに、実は地図なしで宿までたどりつき
気が向くままにあるくと、そこになにかがある。
それはわたしにぴったりのなにか。

不思議な場所でした。
Posted at 07:34 | 旅行 | この記事の詳細

不思議なたび

2007-11-21 05:39:16

TAP,ポルトガル航空
アムステルダム発リスボン行き。



忘れ物
歯ブラシ、パジャマ、その他いろいろ。

機内に入って忘れ物が多いことに気がつき苦笑。

少し前に突然、リスボンへといってみたくなって、10年前から
いきたかったのだけど、本当に数週間前、今だ、と思い予約したときは
ただ、行ける楽しみがあったのに、この日は、心沈んだまま。
仕事がうまくいかない、もう逃げたい・・。
うつろな頭で荷物を詰めたところで、忘れ物が多いのは当たり前。



定刻より一時間遅れでアムスを出発。
遅れた理由は、バゲッジの数とコンピュータでの数が合わなかった為
再確認して、軽く一時間が経過。



22時過ぎにやっとリスボンへ。


英語のガイドブックは直前に購入したものの、どこへいきたいのかも
あまり決めきれずに、数日前から仕事のことで頭がぼんやりして
どうしていいのか、わからない。
なぜ、リスボンにきたんだろう・・それも判らない・・・。

この4日間、わたしにとっては雑音が聞こえない世界で、
言葉もほとんどわからぬ街で、人のやさしさにふれ、なきそうになった
時間。

ほかのEU諸国に比べて、貧しいのに、そんなに悲しそうな顔してない・・。

ここで、不思議な体験をしたのです。

しばらく、ポルトガルでの時間をブログで書いていきたいと思います。
Posted at 05:39 | 旅行 | この記事の詳細

音楽

2007-11-13 04:50:00
日曜日の夜、オランダのテレビ番組をみていました。

オーケストラのドキュメンタリー。

オランダ人の若い男女で構成されたこのオーケストラは
バスに乗っていろんなところへと演奏へいきます。

ある村の広場にバスがとまります。
ドアが開くと楽団員は、大急ぎで、譜面や楽器を準備。
アウトドアでの演奏会の始まりです。

それは、あるときは村の広場、あるときは公園、あるときは
音楽を始めた子供たちとの演奏会。

ある日、バスは刑務所へと向かいました。
入り口の厳しいチェックを終えた団員たちは、敷地内の芝生で
演奏会の準備をします。

ぽつぽつと人が集まってきました。
タバコをふかしながら、まったりと歩いてくる人もいます。

(日本とぜんぜん違うのですが、オランダの刑務所は個室で、おやつも
OK,タバコもOKで、どこが刑務所ですか?といった感じ)

指揮者はタクトをお客さんに渡します。

最初、タバコをふかしながらまったりと歩いてきたモロッコ系の男性が
最初ははにかみながら、タクトを降り始めました。
数分後、すでにノリノリで指揮をしている、その男性の顔は、
さっきのまったりとした表情ではなく、子供のような顔に戻っていました。

刑務所にいる。。なにか、罪を犯してこの場所で生活している
人たちとクラシック音楽。

最初は拍子があっていなくても、体のどこかにスイッチがあって
手がどんどんと動いている姿をみて、音楽はすごいな。と思いました。

彼らに自分たちのバイオリンなどを握らせて、とにかく弾かせてみる
楽員たちの姿もすばらしいと思ったし、オランダはいいところだな・・と
思ったドキュメンタリーでした。

とても意味がある音楽家たちの集まりで、
その中の一人の女性は、たぶん、コンサートマスターだと思うのだけど
中心となり、活動の方法を考えていきます。

あるときから、この女性は、ウィーンの音楽学校へといくことになりました。
ウイーンでは、教授に師事して個人レッスン。
その風景は、数小節ごとに細かくレッスンが行われ、「ああ、音楽学校だな」
とそんな感じ。
オランダにいる仲間はのびのびと、音楽を楽しんでいる。

このドキュメントの対比、草原の上でのびのびと演奏する音楽家たちと
小さなレッスン室で師事する一人の女性。対比がドキュメント作成の意図では
なかったとは思うのですが、音楽家はいろいろいていいんだなあ。と
改めて思いました。
その音は、レッスン中の音は先生にいわれれば、いわれるほどに
洗練されていく、オーケストラに戻れば、出先では音楽もクラシックもわからぬ
人間に指揮棒を持たせて、たぶんクラシックのスタンダードには外れて
しまうのだろうけど、その外れ方が、あまりにも素敵で、昨日、テレビに釘つけ
でした。

ジーンズやTシャツでのびのびと演奏する、その姿は印象的。

ホームレスの収容所でもコンサートを開き、クラシックとは無縁のハーモニカ吹き
のおじさんが、タクトを持って演奏開始です。


この楽員たちも、もしかして個人でレッスンをうけ、さらに技術を
磨けば、別の演奏スタイルがあるのだろうけど、これだけに人を
笑顔に変える、それを知ったときに、音楽家としての生き方を決めた
のではないかな・・と思いました。

Posted at 04:50 | オランダ | この記事の詳細

荷物

2007-11-11 22:46:59
昨日、これから旅行に出るという友人から
電話がありました。

ある人から預かっているその荷物、もし自分が戻ってこれなかったら
Chocoさん、その人にこれを返してあげてください。

預かっているものは、本とか手紙とか写真とか
普通、戻る家がある人であれば、実家においておくものを
すべての人に実家があるわけでなく、家の無い友人は
友人に頼んでもってあるけない大切なものを、
預けて遠い遠い国にいってしまったのです。

いつ、また会えるかわからぬ遠いところにいってしまった人
なんだけど、こうやって、荷物を置いていってくれたことで
また会えるかも。。と思うのだけど、それがいつかはわからない。

友人は律儀な人で、預かった荷物の上にchocoさんの名前と
電話番号張っておいたから、もし、かえってこれなくなったら
これお願いします・・とわざわざ、旅に出る前に電話をしてきたのでした。

こんなこと、言うとね、変な考えといわれるんだけど。。と
言われて、そんなことないよ!と答える私。

私も飛行機に乗る前は、いつも散らかしている部屋は
整理していくし、これはトランクに荷物を詰めることよりも大切なことで、
もし、飛行機落ちて死んだら、自分の体は粉々になって消えるかもしれないけど
部屋のものは残っているから、死んだ後で、見られたくないもの残したく
ないでしょう。。というと、「ああ、私と同じ!」と電話で盛り上がってしまいました。

朝起きるとさー、時間ないんだけど、朝ごはん食べなくても
ベットだけは整えてから出勤するんだよね・・と言うと、友人もそうらしく
「あはは、変な癖だね」とさらに盛り上がるのでした。


私が死んだら、荷物を・・・といわれたのは、実は一度目ではなく。
別の友人も、急に心配になったのか、もしものときは、残ったものを
よろしく頼むといわれて、いいですよ、、とは答えたものの
「一体、いくら残ってるの」ときくと、物やお金など聞いたのだけど
冷静に計算すると、この人が突然死んで、部屋を片つけて
本人を箱の中にまで入れることを考えると「あなたにお金は絶対に
残らないし、今のお金では足りないと思うから、あなたはまだ死ねないね」
と冷たい返事を返してしまいました・・。

死ぬのもお金が掛かるんだよね・・・。

さて、わたしもこれから部屋やお風呂場の大掃除です。

まもなく短いですが、旅にでます。


Posted at 22:46 | オランダ | この記事の詳細

映画

2007-11-11 08:11:49
今夜は映画を見てきました。

ドーム型のスクリーンに映るので、映像が巨大すぎて時折吐き気も
しましたが・・

一緒に見に行った人は、平気そうにしてましたが、わたしの胃袋はけっこー影響されて
いました。。

見たのは、アルプスの山がスクリーン一面に移る話。

マッターホルンに登るアメリカ人の話。
この登山家の父親は、マッターホルン登山中に遭難事故で死亡します。
その父の想いを胸に、息子は父が果たせなかった頂上を目指す・・と
いうお話。

ぼーっとみて。
「どうして死ぬかもしれないのに、登ってるのだろうか」と
最初は思いました。

それも、数人で助け合って氷山を登ってゆく。一人が失敗すると
「ごめん、手が滑った」じゃすまされないよね。

死ぬもん

誰かを信頼する、誰かに命を預けるってどんなことなんだろう。

山といえば、大好きな山の写真家、白川義員さん。彼の写真を初めてみたときに、命がけで撮ってくる人なんだ。。と
写真の迫力に圧倒されたことがありました。
登る人も撮る人もすごいですね。


Posted at 08:11 | オランダ | この記事の詳細

セントニコラウス

2007-11-11 04:15:13

街はすっかり、セントニコラウスの飾りつけ。



あっという間に今年も終わるなあ・・とこの季節は
思います。



ピエロと魔女がお話中。






土曜日の今日、大好きなトラベルブックショップへ行って
本を購入。

そのお店は、レトロでこだわりがあって、この前の南フランスに
いく前もこのお店でガイドブックを買いました。

旅の本を読むだけで、わくわくします。
つまり、それだけ現実逃避したい気分なのですね。

今の私。。。
Posted at 04:15 | オランダ | この記事の詳細
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