幸せを買う
2007-02-06 05:09:39
わたしの好きな本のひとつに若草物語があります。有名な本ですのでほとんどの方がご存知かと思います。アメリカの南北戦争時代の話。仲良し4姉妹の話です。
この話はクリスマスの朝から始まります。父親が戦地にいって留守の家。寂しい家のクリスマスの朝、娘たちがおきても母親がいません。しばらくすると母親は戻ってきて、貧しくて困っている人の家にいっていた、「そこで提案なのだけど、クリスマスの朝のご馳走をその家にプレゼントしましょうよ」。娘たちはおなかすいていたのですが、母親がいうからにはと、みんなでご馳走を包み、歌を歌いながらその貧しい家に向かうのです。
その日、姉妹はおなかはすいていたけれども、ご馳走を貧しい一家にプレゼントしたことで、それまで知らなかった喜びを知ったのです。
先週の土曜日に急にこの話を思い出しました。
土曜日の夕方、いつもの通りにスーパーへといきました。冷たい風の中、いつもの新聞売りのおじさんがいました。
日本にあるビックイシューと同じく、オランダにもホームレスの人が売る新聞があり、それをおじさんは売っているのです。

12月、クリスマス前だから、おじさんの売り上げに協力しようと新聞を買おうと思ったのですが、私がいった時間帯は遅くておじさんはいませんでした。それ以来、おじさんの前は通るのだけど、そのうち買えばいいかと思っていたのです。
土曜日、風が冷たい外にたつおじさんをみて、2ユーロを差し出し新聞を求めました。
おじさんはコインを受け取るのですが、新聞をなかなか渡しません。
「12月の新聞なんだ」と小さな声で一言。
いいから、その新聞くださいと、一部受け取り、その場を去ろうとするとすこし大きな声で「ありがとう、いい週末をね」とおじさんが言ってくれて、「おじさんもね」と返事をしました。
1.6ユーロ、250円ですよ。
おじさん、すこしハッピーになったんです
もしかして、ビールも買えたかもしれないし。
なにより、なんとも表現しがたい喜びがありました。たった250円なのだけど、お菓子2箱の値段なんだけど、おじさんのありがとうの一言は、本当にうれしそうだったから。
家にもどって、過ぎ去ったクリスマス情報を読む私。
もっとはやく気がついて買ってあげればおじさん、もっとうれしかっただろうなあ。
以前、買ったときも同じ感激はありました。え、1.6ユーロでこんなに喜んでくれるの?
この世は満たされても、ぶすっと不満たっぷりの人が多いのに、不幸を感じているひとも多いのに、彼らの笑顔は一瞬なんだけど、こちらの心があたたかくなります。
1.6ユーロで幸せが買えるのです。
そして、わたしもハッピーになれました。
この世は思えば、「幸せになる方法」の本は数え切れないほどありますが、「誰かを幸せにできる素敵な方法」の本って実はとっても少ないとおもいませんか?
幸せになる方法を考えることも大切なことなんだけど、誰か、見知らぬ誰かを幸せにする方法を考えるのも人生、楽しく生きるひとつの大切なことなのかもしれません。
あ、日本でも幸せ買えます。東京や大阪など都市部では駅や道でビック・イシューを売ってます。簡単に自分もハッピーになれます。ぜひお試しください
この話はクリスマスの朝から始まります。父親が戦地にいって留守の家。寂しい家のクリスマスの朝、娘たちがおきても母親がいません。しばらくすると母親は戻ってきて、貧しくて困っている人の家にいっていた、「そこで提案なのだけど、クリスマスの朝のご馳走をその家にプレゼントしましょうよ」。娘たちはおなかすいていたのですが、母親がいうからにはと、みんなでご馳走を包み、歌を歌いながらその貧しい家に向かうのです。
その日、姉妹はおなかはすいていたけれども、ご馳走を貧しい一家にプレゼントしたことで、それまで知らなかった喜びを知ったのです。
先週の土曜日に急にこの話を思い出しました。
土曜日の夕方、いつもの通りにスーパーへといきました。冷たい風の中、いつもの新聞売りのおじさんがいました。
日本にあるビックイシューと同じく、オランダにもホームレスの人が売る新聞があり、それをおじさんは売っているのです。

12月、クリスマス前だから、おじさんの売り上げに協力しようと新聞を買おうと思ったのですが、私がいった時間帯は遅くておじさんはいませんでした。それ以来、おじさんの前は通るのだけど、そのうち買えばいいかと思っていたのです。
土曜日、風が冷たい外にたつおじさんをみて、2ユーロを差し出し新聞を求めました。
おじさんはコインを受け取るのですが、新聞をなかなか渡しません。
「12月の新聞なんだ」と小さな声で一言。
いいから、その新聞くださいと、一部受け取り、その場を去ろうとするとすこし大きな声で「ありがとう、いい週末をね」とおじさんが言ってくれて、「おじさんもね」と返事をしました。
1.6ユーロ、250円ですよ。
おじさん、すこしハッピーになったんです

もしかして、ビールも買えたかもしれないし。
なにより、なんとも表現しがたい喜びがありました。たった250円なのだけど、お菓子2箱の値段なんだけど、おじさんのありがとうの一言は、本当にうれしそうだったから。
家にもどって、過ぎ去ったクリスマス情報を読む私。
もっとはやく気がついて買ってあげればおじさん、もっとうれしかっただろうなあ。
以前、買ったときも同じ感激はありました。え、1.6ユーロでこんなに喜んでくれるの?
この世は満たされても、ぶすっと不満たっぷりの人が多いのに、不幸を感じているひとも多いのに、彼らの笑顔は一瞬なんだけど、こちらの心があたたかくなります。
1.6ユーロで幸せが買えるのです。
そして、わたしもハッピーになれました。
この世は思えば、「幸せになる方法」の本は数え切れないほどありますが、「誰かを幸せにできる素敵な方法」の本って実はとっても少ないとおもいませんか?
幸せになる方法を考えることも大切なことなんだけど、誰か、見知らぬ誰かを幸せにする方法を考えるのも人生、楽しく生きるひとつの大切なことなのかもしれません。
あ、日本でも幸せ買えます。東京や大阪など都市部では駅や道でビック・イシューを売ってます。簡単に自分もハッピーになれます。ぜひお試しください


