旅の終わりに
2007-12-12 06:02:11
リスボン市内のカステラやさん兼カフェの上にお部屋をかりて
過ごした4日間。
おなかすくと、下にはおいしそうなケーキやランチが用意されていて
すっかり常連さん気分で過ごしました。

日本のすこし昔のケーキやの味がなんとなく残る
おしゃれすぎない味のような。
洗練されすぎたお菓子に、すこし疲れを感じていた私には
パクパクと進む味。

けして上質の材料が、有名なパティシエが作ったお菓子が
最高のものではなくて、私にとっては心が落ち着くお菓子が
一番だ・・。と思った旅行中での食事の時間。
この日、日本からお菓子関係の取材旅行にこられていた
方がおられて、お店のオーナーのトモコさんにそのことを
きくと、以外な方のお名前が登場。
その方は、わたしがとても尊敬する方で
けして甘いことはいわれないけど、仕事はすばらしい方で
お忙しいのに、時折、メールを下さって
人のやさしさとは、ベタベタすることじゃない。
一番キツイときに、声をかけてくださるこの方のお名前を
初めてお会いしたトモコさんから伺うとは、びっくりしました。
世の中の狭さを感じました。
いや、狭さというよりも、見えぬなにか。
誰かを通じて伝わってくるメッセージに
感激した・・のかもしれません。
そして、ロカ岬で通りすがりの人に声をかけられて
私は今抱えている問題から逃げてはいけないし
忘れていることを思い出す時間となりました。
おいしかったな、どんぶり。

お店でも、従業員の方が、面白くて、席が混むからお昼の時間に
テーブルを空けてくださっていたり、オランダにもどる午後、カステラを
注文分包んでくださっていて、金平糖やお店のおいしいメロンパンを
買い込み、またリスボンにきたいな・・と思った最後の日。
最終日、すごい雨がふって湿気もひどくて、これがまさに雨期の
リスボンなのだろうな・・と思いました。
信じられないほどの青空で美しい風景に感激した次の日、
雨音で目が覚めて、「昨日の天気はなんだったんだ」と不思議に
なりました。
空港までタクシーでいくことにして、最後、カフェでカフェオーレを
飲み、お店の気さくなポルトガル人の従業員さんにタクシーを
お願いすると、店の前の通りで空車があったら、止めてあげる、と
雨の中、彼女は傘をさして、お店の前に立ってくれました。
どんどんと雨がひどくなってきて、それはまさに日本の梅雨の
ようで。
タクシーが止まって、従業員さんにお別れをいうと
Please come back は日本語で何?といわれたから
「また来てね」です。というと、
マタキテネ
と言って送り出してくれました。
タクシーの中もすごい雨音が聞こえて、車から見える風景も雨。
水を貯めていたバケツをひっくりかえしたような激しい雨に
びっくりしたのですが、空港につくころは雨があがっていて
タクシーを降りて空港へ。
いいところだったな・・と
そればかりが頭にあって。
いつかまた来たい。と思いました。
買って帰ったカステラは5日目くらいがとてもおいしくて
そのとき、わたしの心は疲れていて、朝からカステラを
口にいれると、なんとなく、やはり仕事にいったほうが
いいな・・と思ったのです。
慣れ親しんだ田舎の味のお菓子を
リスボンで再現されたものを
今度はオランダで食べて、なんとなく元気を
もらえたことに、感謝。

」とでてきた


































