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働くこと

2007-01-17 03:13:58
ホワイトカラー・エグゼンプションとわけのわからぬ英語名の法案が見送りになったと今日のニュースで知りました。
一定以上の労働者の残業代をなくす、成果主義などと、これもまた訳のわからぬ肩書きの方々の寝言のような台詞に怒りと無力感を感じざる得ませんでした。

ここ数年で、いわゆる日本人の美徳とされてきた、生真面目さを欧米の文化で上塗りしようとする人がいること、それを法律化しようなどど思うこと事態、世の中の歪んだ変化を感じざるえません。
欧米の人間と日本人の根本とするところはちがっていいはずです。
それをなぜ、土壌の違う国からアイデアを移植しようとするのか、そんなにそういったことがカッコウいいですか?先いってますか?

人間の臓器移植だって、なにかがあわなければ拒否反応で体は死んでしまいます。
それと同じことなのです。

ホワイトカラー・エグゼンプションを奨励した人材派遣会社の女性社長は、いわゆる労働法などは必要ない、といった感じの発言をされていました。
そもそも、法律とは「人間が住みよく、生き易くするために世の中の交通整理のため」にあるものだと思います。
それが、いまや、人を小さな常識で縛るべきものへと変わってきていないでしょうか。

オランダに住んでみて、社会保障の厚さ、労働法が優れていることに感心しました。
安心して暮らせることに、こんなに心が豊かになることを日本での会社員生活では残念ながら経験できませんでした。
人材派遣会社のオンナ社長さんはご自身の発言の中で労働基準監督署が不要だといわれています。
個人主義のオランダでは、労働法は網羅され、個人が会社と契約している契約書も細かく記載されています。
この個人主義を支える土台は、しっかりとした労働者を守る法律と契約書なのです。

多くのオランダ人は時間になれば、家に帰ります。そのため、仕事が遅れることもしばしばです。残業する人は少ないのです。
家族全員で夕飯を食べたければこの文化はとても良いですが、仕事が急ぎの時に、「じゃあ、俺、時間だから帰る」とやられたときには、ああ、オランダ人、オランダ人、オランダ人、だから許すしかない・・・。と納得させます。

これを幼稚園のころから教育がまったく違う日本人に「時間だから帰る」ができるでしょうか。
学生時代は校則でがんじがらめ、大人になれば上司からワンワンいわれる、そういった土台で、かつ生真面目な人が多い(これはすごい利点だと思います)。
「時間だからサヨウナラ」ができない、常識のわかる人間であれば、それがほぼ不可能であることはわかりますよね。

以前、無職になったときにやっと見つけた仕事は時給650円、一日、5時間しか働けず、とても生活できないと思った時の心境は、十分にお給料を頂いている今でも毎日思い出します。心の中はカサカサでした。人間としてみとめてもらえてないんじゃないか、とまで思ったパートタイム。働きたくても保険の関係で制限がある現状。
これと反対にエンドレスで働かなくちゃいけない状態の人に、それを助長させるような、制度を導入しようとした、それがいいと信じ込んで法案に持って行きたかった方々、どうぞ、日本を先へと導きたいのなら、これ以上、まちがった方向へと進まぬようにお考え下さい。

ぜんぜん、先進国のやっていることじゃありません。失礼ながら、東南アジアの田舎の工場にて一日、16−18時間働かせて、タコ部屋に労働者を寝かせている状態に近ついているのではないですか。


Posted at 03:13 | お仕事 | この記事の詳細

おとな

2006-12-10 07:05:43
 数日、頭がぼんやりというか、仕事していても進まない、どうにもならない状態でございました。「ああ、時間ないのに」とわかっていても、時間通りに終わらないのが仕事ってやつ

昨日、どう考えてもわからないものがあって、考えても考えても、わからない。
「わたしって、やっぱ馬鹿なのかしらね」と考えること数分(いや、数時間だったような気も)

急に子供のころのことを思い出し、頭の中は同時にいろんなことがよぎりました。
子供のころは、テストで解らなくても赤ペンで×をつけられて、親におこられ、先生におこられても、頭下げてこらえておけば、どうにかその場はしのげたけど、大人の場合、仕事の場合、問題を解決しないと終わらない。

なんて大人って大変なんだろー。と30過ぎた今頃、思う私・・・。

人にわかって、自分がそれを理解できないということは、つまり、つまり、つまり、何か足りないってこと・・・?

ふらふらとお手洗いにいき、偶然に会社のお姉さまもいらしたので、急遽トイレ会議。

「実は理解できないことがあって、本当に自分の頭がおかしいのではないかとさっき思い込んだ、こういった時、どうしたらいいんでしょうか」

 「子供のころってテストの点数低かったら親に怒られてものだけど、テストで0点とっても死にはしないけど、大人の場合、逃げられない、これがテストの問題だったら、0点覚悟で提出して、逃げてたと思う」とお姉さまの前で言うと、「そうねえ、大人ってなんで逃げられないんだろうね」と同意してくれました。

実はこんな心理状態になったのは初めてだったんです。
いままでは解らないことがあっても、どうにか答えを見つけてきたけれど、一昨日の15時の時点で、私は頭の中が真っ白になり、「これ以上考えても答えはみつからない」と思った瞬間、「逃げたい」と思ったのです。

どれもこれも、間違いに見えてくる。指示される内容のメールも英語だし、まずどこかで読解間違えたか?と、どこで、どこでこんな間違いの元が発生したのか、考えるだけで、さらにすべて投げ出して消えたい願望。

今までの私ではありえなかったこと。

17時、上司に相談。

天才君(つまり私のボス)は、ふーん、といいながら、書類に目を通し、30分後、すべてが
解決してしまいました。

こんなことなら、はやく相談したらよかった

出来ません、わかりません、教えてくださいって言うタイミングって本当に難しい。
上司にSOSを出すって難しい。以前はよく助けを求めていたのだけど「まずは、自分で考えなさい」といつもいわれてましたが、さすがに今回は、お助け有りでした。

「OOさんが言われていることが、どうしても理解できない、どう考えても理解できないときって
私はどうしたらいいのでしょうか」

じゃ、ちょっと見てあげるから、といわれ、で、さっ、さっさー、とご解決。

わたしの悩んだ時間っていったいなんだったのさ・・・・。

と、半日で、頭がおかしいのではないかとまで瞬間落ち込みがあった最後は上司様がさわやかにご解決してくださったのでした。

あー、なさけない。


                         
Posted at 07:05 | お仕事 | この記事の詳細
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