金曜日のニューヨークはまた朝からどんよりと曇っていて、時々雷を伴う雨が降るようです。最近すっきりしない天気が続いています。
今朝は朝からチャイムも鳴らさず男の人が突然ドアを開けて入ってきて吃驚。どうやらどこかの部屋がペンキの塗り直しを依頼し、部屋番号を間違えたらしいのですが、人が言うことを真に受けて住人に確認を取らずに鍵を渡すなんて何事だ!と朝から立腹中です。
以前からこのマンションの管理体制には疑問を持っていたので、今日という今日はマネージメントオフィスに抗議に行くことにしました。本当は契約者である夫が行った方が効果的なのですが、平日しかオフィスが開いていないので仕方ありません。
ボランティアに出掛ける前に、家事を済ませて、抗議に行って・・・と少し慌ただしい朝になりそうです。
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さて、2012年5月3日の木曜日はたまたまニューヨーク・フィルハーモニック(New York Philharmonic)の
オープンリハーサルが朝からあり、夜カーネギーホールのザンケルホール(Zankel Hall)で行われたコンサートのチケットをいただいたので、1日音楽漬の幸せな日でした。
ニューヨーク・フィルハーモニックの演目は、ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」(Dvorak: Carnival Op. 92)、チャイコフスキー:交響曲第4番 へ短調 作品36 (Tchaikovsky : Symphony No.4 in Fminor, Op.36)とマグヌス・リンドベルイ:ピアノ協奏曲第2番(Magnus Lindberg: Piano Concerto No. 2)の3曲でした。
マグヌス・リンドベルイ氏はフィンランドの現代音楽の作曲家およびピアニストで、会場にもいらっしゃって生で音楽を聴いて、微調整を加えていました。
私はどうも現代音楽が苦手なので、今回もやっぱり休憩前のドヴォルザークやチャイコフスキーは楽しめたのですが、折角のピアノソロが入るリンドベルイ氏の協奏曲はうーんという感じでした。
今回も休憩後は養護学校の生徒と思しき団体が訪れて、演奏中に大声を出したり手をたたいたりしていたせいもあるかもしれません。
ザンケルホールで行われたリサイタルは、ドイツ人作曲家およびクラリネット奏者の
Jörg Widmann氏の作曲した楽曲4曲が初披露されるという内容でした。
ここでも現代音楽嫌いが祟ってどの曲もあまり好きになれなかったのですが、新しい試みを感じることができて興味深くはありました。
前回、ドイツからやって来た留学生達の作曲した音楽を聴いた時にも思ったのですが、ドイツ人だからなのか、現代音楽だからなのか、なんとなく理屈っぽくて、音楽の知識が全くなく、ただ単に美しいしらべを聴きたいという単純な私の脳には、どうにも心地よく響きませんでした。ホラー映画に使われていたら違和感がないと思うのですが。
多分、ピカソの絵みたいに、きっちりと作った音楽から要らない音をそぎ落として最小限の音で構成しようというような試みがなされていたと感じたのですが、メロディーをそのまま提示してほしい・・・とクラシック音楽についてはどこまでも古典的なものが好きな私は根も葉もないことを考えていました。
バイオリンの弦を振り回すヒュンっという風を切る音や、ミュージシャンの呼吸、クラリネットの指使いのたてるカタカタという音、バイオリンの弓が弦をこする音、ピアノの弦を直接叩いて鳴らす音、等新しい音を取り入れる試みもなされていたのですが・・・興味深くはあってもやっぱり好きではありませんでした。
ただ会場を訪れていた若い観衆は演奏の後拍手喝さいしていましたので、音楽を勉強している専門知識を有する人や、現代音楽が好きな人には非常にレベルの高い内容だったのだと思います。(まぁ、皆さんご友人、知人、ご家族だった可能性も否定できませんが。)
今回ザンケルホールで初めて音楽を聴きましたが、こじんまりとしたとても良いホールで、係りの人もフレンドリーで好感が持てましたが、地下鉄が通る度に騒音が聴こえるのが凄く気になりました。元々は映画館として使われていたスペースですし、硬い岩盤部分に建てられているので振動が伝わりやすいのだと思いますが、少し残念でした。