イースター当日を迎えたニューヨーク。今日は恒例のイースターパレードが行われるため、昨日から歩道にバリケードが置かれて準備が進められていました。
土曜日の昨日は、ずっと楽しみにしていたビックイベントである友人の婚約者のさよならパーティーの日でした。
友人カップルは去年婚約したのですが、結婚するに当たりより自分たちが幸せに暮らせるように生活を設計しなおそうと考え、二人でヨーロッパに移住することを決めました。
国際カップルなのですが、婚約者は国連での仕事の契約が切れ、音楽関連のジャーナリストの仕事ができなくなり、ヨーロッパに帰って自分の専門分野での仕事を見つけられないかと模索することに。
友人は婚約者が仕事を見つけて生活が落ち着くまでニューヨークに残るので、婚約者のニューヨークでの最後の思い出にとサプライズパーティーを企画。
『アメリカらしい』、『ニューヨークらしい』思い出に残る時間をと考え、友人が企画したのがパーティーバス(
party bus)での5時間のさよならパーティーでした。
パーティーバスって何?とイメージが湧かなかったのですが、映画やドラマには頻繁に登場している乗り物で、外からは見えないガラスで覆われた小型〜大型バスの中は、パブさながらのソファーが中心に向かってぐるりと取り囲む形で配置されており、レーザービーム、クーラーボックス、カラオケ、ダンスポールなどを完備。お酒や食べ物を持ち込んで、街をぐるぐる走りながら、歌って踊って大騒ぎするという代物です。
マンハッタンの中を歩いているとリムジンをよく見かけますが、よくよく思い返してみればリムジンよりも大きな、窓がスモークになったごついリムジン風や小型バス風、大型バス風の乗り物も見かけます。それらがパーティーバスだったわけです。
私たちが乗り込んだバスは、たまたま運転手さんがロングアイランドの人でマンハッタンの地理が全く分からず、主役が希望する所に辿り着けなかったり、車内の設備の使い方を全く把握していなくて友人が使い方を長時間かけてマスターしなければいけなかったり、とにかく運転が下手で急ブレーキや急カーブなんかで手に持っているドリンクが派手にこぼれたりと散々でしたが、それでもほとんどの人がパーティーバス初体験ということで皆で楽しみました。
パーティーバスに乗るのは3回目というアメリカ人の白人男性が1人だけいたのですが、その人はバチュラーパーティーで1回、大学の仲間とワイナリーに行くために1回利用したとのことで、どちらの場合も立錐の余地もないほどの大混雑した状態での移動だったので今回は心地良いと喜んでいました。
レーザー光線が目に眩しくて痛いのですが、予防のためにサングラスをかけていたのが流石経験者といった感がありました。(パーティーバスに乗る際には是非サングラスのご準備を!本当に眩しいです!!)
真っ暗な車内を緑や赤のレーザー光線が駆け巡る中、皆でカラオケしたり、ポールダンスの真似事をしたり、マンハッタンの名所に行っては一旦下車して記念写真を撮ったり。勿論、それぞれ持ち込んだビール、ワイン、ウイスキーなんかを嗜みつつ、ピザ、ポテトチップ、サンドイッチを食べて楽しみました。
携帯でアホな動画を撮ったり、真っ暗な中で踊るパーティーっぽさを強調した写真を撮ったり。遠く離れてしまう主役に其々言葉を掛けたり。最後はニューヨークで過ごした5年半を振り返るスライドショーを皆で見て、一緒に過ごした時間に思いを馳せました。
ほぼ毎週会う友人と違い、友人の婚約者とはあまり会う機会がなくて残念だと感じていたのですが、スライドショーを見ていたら度々自分が登場していて吃驚。自分が思っているよりも、イベントで頻繁に招かれて、一緒に時を過ごしていたことに気づきました。
いろんな人種、肌の色、年齢、国籍の人達が集って飲んで、騒いで。『So New York』な体験でした。いつも感じるのですが、こんな素敵な人達と巡り会えて、本当に幸運だなぁと感じた5時間でした。
・・・と終われれば目出度いのですが。このパーティーバス。中心に向けてシートが設置されているので、進行方向を向いて座れないうえに、ニューヨークの道が悪いのでよく跳ね、よく揺れます。お蔭で私は終始乗り物酔いで苦しむ羽目に。
乗り物酔いをする方は、パーティーでアルコールを飲むからとか考えずに薬を服用したうえで、パーティーではてカクテルを飲んでいる振りをして、失礼してひたすらコークなどを飲むことをお勧めします。