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レトロ横浜〜建築物めぐり

2006-12-17 18:05:44
横浜は、東京よりもレトロ建築物の宝庫!

歩けばレトロに当たるというほど、素敵な街並みです。

昨日歩いた場所だけで、これだけの建物に出会いました。

<ホテルニューグランド>
竣工:昭和2(1927)年
マッカーサーゆかりのホテルでも有名です。
昭和20(1945)年8月30日、厚木飛行場に到着したマッカーサーが
最初に泊まった宿がホテルニューグランド。
実はその8年前の昭和12(1937)年、
フィリピン軍事顧問として当時のケソン大統領訪米に随行した
マッカーサーは帰りに訪日し、この時二度目の新婚旅行として
ホテルニューグランドに宿泊していたという記録があるそうです。


<横浜開港資料館>(旧・英国領事館)
竣工:昭和6(1931)年
設計:英国国務省
構造:鉄筋コンクリート3階建て、地下1階、銅板葺


<横浜三塔>
横浜税関:クイーンの塔、
神奈川県庁:キングの塔、
横浜市開港記念会館:ジャックの塔は、
横浜三塔と呼ばれ、
横浜港のシンボルとして親まれているそうです。


<横浜税関> クイーンの塔
竣工:昭和9(1934)年
設計:大蔵省営繕管財局工務部
塔の高さ:51m
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造5階建て、塔屋付

イスラム風の女王らしい優美で気品のある緑青色のドームが特徴的。
建築はロマネスク様式を基本としているそうです。


<神奈川県庁舎> キングの塔
竣工:昭和3(1928)年
設計:小尾嘉郎、神奈川県内務部
塔の高さ:49m
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造5階建て、地下1階、塔屋付

五重塔をイメージさせる塔は、
昭和初期に流行した帝冠様式(九段会館も)の先駆け。
外壁のスクラッチタイル貼りと中央の高塔が特徴的です。


<横浜市開港記念会館> ジャックの塔
竣工:大正6(1917)年
設計:一般公募(福田重義、山田七五郎、佐藤四郎)
塔の高さ:36m
構造:煉瓦・鉄骨煉瓦・鉄筋コンクリート造2階建て、
    地下1階、塔屋5階、スレート・銅板葺

市民の寄付金による建造で、
横浜開港50周年を記念して作られたそうです。
赤レンガと白い大理石の時計塔がシンボルです。



                           つづく

レトロ横浜〜日本郵船ビル

2006-12-17 17:00:14
氷川丸のあと、日本郵船歴史博物館に行きました。
この建物は、旧日本郵船横浜支店ビルです。

昭和11(1936)年竣工。
ギリシャコリント様式。16本の円柱が特徴です。
柱頭が装飾的で、
こちらはアカンサスの葉を表しているそうです。

近代日本海運の黎明期から今日に至るまでを紹介しているのですが、
私が見たかったのは、船のことよりも室内装飾でした。
設計についての詳しい資料がないので説明できないのですが、
壁に施された細かく丁寧な装飾。

大理石の柱、
日本橋高島屋もこのような建物だったなあ。

こんなオフィスでお仕事してみたい。

この柱のある建築って、
日比谷の第一生命ビルもそうでした。

                            つづく

レトロ横浜〜アール・デコ氷川丸A

2006-12-17 16:30:44
Aデッキから一等ダイニングルームへ降りる階段の手摺。
「氷川丸」の船名は埼玉県大宮にある「氷川神社」に由来することから、
氷川神社の紋章が組み込まれています。
(手摺中央の丸い部分)
アール・デコに見事に調和しています。

特別室。
チャップリンや秩父宮ご夫妻がお泊りになった最高級室。
窓はステンドグラスになっており、船とは思えません。

真ん中にバスルームを挟み、寝室は別にあるのです。

一等客専用の社交室。
ドアのデザインにもアール・デコデザインが施されています。

天井、壁、柱にも贅沢なデザインを見ることができます。
写真をすべて載せることができなくて残念です。

素晴らしいアール・デコ様式を見学することができて
良かったのですが、
他の部分はかなり老朽化が進んでいて、
床もフワフワしちゃっている部分があって
ちょっと怖かったです。

公開が終わったあとのこの船の運命は
まだ決まっていないそうです。
いつまでも残してもらいたいですが、
どうなってしまうのでしょう・・・・

                  氷川丸はおわり
                  レトロ横浜はつづく

レトロ横浜〜アール・デコ氷川丸@

2006-12-17 16:25:43
昨日は、今月で公開が終了になってしまう
横浜に係留されている貨客船「氷川丸」を見学してきました。

日本郵船会社が作ったシアトル航路就航の第1船。
昭和5(1930)年竣工。

昭和7年、喜劇王チャップリンが、
昭和12年、英国訪問の帰国途上カナダより、
秩父宮ご夫妻も乗船されたことでも有名です。

昭和16年11月には、海軍に病院船として徴用、
終戦後は、復員・引揚者の輸送に使われました。

昭和28年7月、シアトル航路に復帰し、昭和35年に引退。
昭和36年から生まれ故郷の横浜港に係留されていました。

北太平洋の荒波を238回横断したそうです。

この船の人気の秘密は、
一流シェフによるお料理が大変美味しかったそうです。
チャップリンが泊まったときなどは、
チャップリンが大好物な天ぷらを食べてもらおうと、
シェフに天ぷらの老舗まで修行に行かせたほどだそうです。
そのおもてなしは、ホテルのようです。

この船は、アール・デコ様式が採用され、
設計とインテリアはフランスの
船室デザイナー マーク・シモンが担当しました。

照明器具や手摺、ドアなどの意匠図。
アール・デコの特徴である、
流線型やジグザグ模様などの幾何学模様が
至るところに施されています。

珠玉の装飾、アール・デコデザインは、
照明器具にも見ることができます。



                           つづく
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