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コメント有難うございます

偶然?必然?

2007-02-06 22:15:42
先日、引越し準備中の伯母の家へ遊びに行ったとき、
伯母が「あひるちゃんに渡したいものがある」と
くれたもののひとつに、
旧五拾円札紙幣がありました。

おばあちゃま(伯母の姑)のヘソクリだったみたいです
くしゃくしゃでした。
アイロンかけても、この通り。

肖像画は、高橋是清です。

高橋是清といえば、
第20代の総理大臣であり、
昭和11年の二・二六事件のときに暗殺されたことは、
歴史の授業でも習いました。

奇しくも、この高橋が暗殺された自宅は、
赤坂の伯母の家から徒歩5分ほどの場所。
同じ時間、自宅にいて戒厳令に震えていたというおばあちゃま。

その高橋の肖像画が描かれた紙幣だけが
おばあちゃまの遺品から出てきたことが
何か不思議な因縁を感じずにはいられません。

これだけ大切にとっておいたの?

偶然? 必然?

ちなみに、五拾円紙幣は使われていた当時の貨幣価値を
現代に換算すると、8万5千円ほどだそうです。うっひゃー
やっぱりヘソクリだ。

旧暦3月27日

2006-05-16 22:20:59
月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり

本日5月16日は、旧暦3月27日です。
元禄2(1689)年の今日、
数え46歳の松尾芭蕉は「おくのほそ道」へ出発しました。

みちのくへ旅するというのは、
当時は命がけの行動だったようで、
芭蕉が住んでいた江戸深川の庵も他人に譲り、
千住大橋を渡るときには、

「行く春や鳥啼き魚の目は涙」 と詠み、

行く春を惜しみ、
見送りに来てくれている親しい人との別れに涙し、
いつ帰ってこれるか分からない、
もしかしたら帰って来れないかもしれない不安の中、
漂白の旅のスタートを切りました。

この後、季節は梅雨が訪れて、
芭蕉の持病(痔・・・もあったそうですが)が悪化する日もあり、
苦難の旅であったことは間違いないようです。

病をおしてまで決行した旅。
かつて西行も訪れた歌枕の地を巡り、
義経ゆかりの地を訪れ(芭蕉は義経が大好き
思いを馳せて涙を流したほど。
芭蕉にとって何にも代え難い
価値のある旅だったに違いありません。

(伊賀の忍者だっていう話もありますけどね)

このとき、
芭蕉翁と呼ばれていた芭蕉。
満45歳でですよ。
絵を見ても、翁ですものね。
この年から5年後に亡くなってしまうので、
やはり、元禄の時代は、
45歳はおじいちゃんなんだ〜って思ったら、
世が世なら・・・
私もあと数年(!?)でおばあちゃんなの〜????

ちょっ、ちょっと焦りました。

明日は歳三忌

2006-05-10 10:37:13
歴史が好きな私は、その時々で集中して同じ時代の本を読みまくるクセがあります。

4年前の私・・・・
司馬遼太郎の『王城の護衛者』(松平容保のお話)を読んだことがきっかけで、幕末モノにはまってしまい、司馬遼太郎の幕末本を読みまくりました。
幕末という時代は非常に複雑で、一回読んだだけではよく分からない(私の脳ミソでは)。何度も繰り返して読んでいました。
それでは飽き足らないので、
学研の歴史群像シリーズを読み始めました。

←これは、幕末の分だけです。

歴史群像シリーズを読むと、
司馬遼太郎の小説に出てくるエピソード、
どれが事実で、どれがフィクションかということが分かります。

歴史の事実を知りたい場合は、
これは重要な作業です。




で、本題は、ここからです。

ある日、勤め先の若い女の子が、
「あひるさ〜ん! 幕末モノを読んでいるなら、是非これを読んでください」と貸してくれた二冊(上下)の本。
司馬遼太郎『燃えよ剣』(土方歳三のお話)です。

私、新撰組には興味ないんだよな〜
でもせっかくだから、読んでみよう
と気楽に読み始めたが最後ドキューン
でも、待てよ〜、これは司馬遼太郎

いかにも柱の影で見てきたように詳細な描写・・・
これに騙されてはいけない、いけない
これは歳サマが格好いいように描かれているだけよ!
 
と分かっていながら、歳サマの虜に。

そこから始まった歳サマ研究、歴史群像『土方歳三』ももちろん読破。ところでこの表紙、どうみても渡哲也さんに見えてしまう・・・

そして新撰組関連本を読みまくりました〜。

燃えよ剣』は、恋愛の場面や決闘シーンの数箇所がフィクションであることが分かりましたが、そこを差し引いても、歳サマは男気があって素敵な男性であったことは間違いないと思います。

明治政府の成立以来、新撰組は朝敵として悪役のイメージが強かったため、脚光を浴びることがなかったのですが、昭和3年に作家の子母澤 寛が、生存する新撰組関係者に取材をしてまとめあげた『新撰組始末記』を出版したことがきっかけで、見直されるようになったそうです。
新撰組隊士も、朝敵となってしまったとはいえ、勤皇の志士たちと同じように夢や志を持っていたことが認識され始めたのでした。

明日は、土方歳三の命日です。
明治2(1869)年5月11日、榎本武揚率いる旧幕府軍として箱館戦争で戦死しました。
辞世の句
たとひ身は 蝦夷の島根に朽ちるとも 魂は東の君やまもらむ
不本意ながら朝敵となってしまったけれど、君(天皇)をお守りするために戦っている気持ちが伝わってきます・・・・。

現在は、第二次世界大戦モノを読んでいる私ですが、この時期になると手帳にメモしているわけではないけれど、戊辰戦争〜箱館戦争のことを思い出します。明日は合掌したいと思います。
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