鍼(はり)治療で不妊治療
2008-02-14 22:58:11
鍼(はり)治療で体外受精の成功率がアップ
体外受精を受ける女性が同時に鍼(はり)治療を受けると、妊娠の確率が65%高くなることが予備研究によって示され、英国医師会誌「British Medical Journal(BMJ)」オンライン版に2月7日掲載された。
全カップルの約10〜15%が不妊に悩んでいるといい、体外で受精させた卵を子宮に移植する体外受精を選ぶカップルも少なくない。鍼治療が体外受精の成功率を高めるという証拠は、これまでにもいくつか示されていた。
今回の研究は、米メリーランド大学医学部のEric Manheimer氏らが、IVFを受けた女性1,366人を対象とする7試験について検討したもの。いずれの試験も、胚移植から1日以内に鍼治療を受けた女性と、疑似鍼治療(sham acupuncture)を受けた女性または鍼治療を受けなかった女性とを比較していた。
その結果、鍼治療を受けた女性は、そのほかの女性に比べて妊娠する確率が65%高かった。しかし、妊娠率がもともと高かった試験では鍼治療による効果は少なく、有意差はみられなかったという。「体外受精の補助療法として鍼治療が有用と思われるが、裏付けにはさらに研究を重ねる必要がある」とManheimer氏は述べている。
__________________________
アメリカでは、国立衛生研究所(日本の厚生労働省にあたる)ががん治療における吐き気やわまざまな痛みに鍼(はり)治療が有効であるとの見解を示しています。
鍼灸は体に作用するメカニズムに不明な点が多いものの、有効性を示す研究データが集まりつつあります。補完代替医療(CAM)の筆頭といってもいいのではないかと思います。
また、不妊治療についての研究も数件行われており、「西洋医学と鍼治療の併用で妊娠確率が50%上昇した」との報告もありました。
今回のニュースも、今までのデータを補完したものになります。
研究者も述べているように、まだ裏づけが必要であるとは思いますが、少しでも可能性のあるものを紹介できればと載せました。
不妊治療はがん治療と同様にデリケートな問題で、何でもいいから試したいという気持ちになるかもしれません。ところが、そのような人の弱みにつけこんで、あやしげな療法が横行しているのも事実です。
だまされないためにも、科学的な根拠のあるなしを選択基準のひとつにしていただくことをおすすめします。

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体外受精を受ける女性が同時に鍼(はり)治療を受けると、妊娠の確率が65%高くなることが予備研究によって示され、英国医師会誌「British Medical Journal(BMJ)」オンライン版に2月7日掲載された。
全カップルの約10〜15%が不妊に悩んでいるといい、体外で受精させた卵を子宮に移植する体外受精を選ぶカップルも少なくない。鍼治療が体外受精の成功率を高めるという証拠は、これまでにもいくつか示されていた。
今回の研究は、米メリーランド大学医学部のEric Manheimer氏らが、IVFを受けた女性1,366人を対象とする7試験について検討したもの。いずれの試験も、胚移植から1日以内に鍼治療を受けた女性と、疑似鍼治療(sham acupuncture)を受けた女性または鍼治療を受けなかった女性とを比較していた。
その結果、鍼治療を受けた女性は、そのほかの女性に比べて妊娠する確率が65%高かった。しかし、妊娠率がもともと高かった試験では鍼治療による効果は少なく、有意差はみられなかったという。「体外受精の補助療法として鍼治療が有用と思われるが、裏付けにはさらに研究を重ねる必要がある」とManheimer氏は述べている。
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アメリカでは、国立衛生研究所(日本の厚生労働省にあたる)ががん治療における吐き気やわまざまな痛みに鍼(はり)治療が有効であるとの見解を示しています。
鍼灸は体に作用するメカニズムに不明な点が多いものの、有効性を示す研究データが集まりつつあります。補完代替医療(CAM)の筆頭といってもいいのではないかと思います。
また、不妊治療についての研究も数件行われており、「西洋医学と鍼治療の併用で妊娠確率が50%上昇した」との報告もありました。
今回のニュースも、今までのデータを補完したものになります。
研究者も述べているように、まだ裏づけが必要であるとは思いますが、少しでも可能性のあるものを紹介できればと載せました。
不妊治療はがん治療と同様にデリケートな問題で、何でもいいから試したいという気持ちになるかもしれません。ところが、そのような人の弱みにつけこんで、あやしげな療法が横行しているのも事実です。
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Posted at 22:58
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