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ぐっすり眠りたい

2008-01-11 22:01:10
質の高い十分な睡眠を得る方法


米国睡眠医学会(AASM)によると、睡眠を見直すことで、さまざまな健康面での効果が得られるという。

1日2〜3時間の睡眠不足でも長く続けば、事故リスクの増大、疲労による抑うつ症状、運動する活力の不足、脳を刺激する物質の変化による食事量の増加や、塩分や糖分の摂取の増加など、健康に重大な影響を及ぼす可能性があるという。

質のよい睡眠を取ることにより、運動する活力も得られ、健康的な食生活のために自制心も働きやすくなると同氏は述べている。

米国睡眠医学会によると、成人は一晩に7〜8時間、ティーンエイジャーは約9時間、学齢児童は10〜11時間、就学前の小児は11〜13時間の睡眠時間が必要だという。

同学会は、よい睡眠を得るために以下のことを勧めている

・いつも同じ時間に就寝する。

・リラックスできる睡眠環境を作る。

・毎晩、朝までぐっすり眠る。

・空腹の状態で床に入らない。ただし、寝る前に多量の食物を摂るのも避ける。

・就寝前は、アルコール、カフェインを含む飲食物、興奮作用のある薬剤の摂取を避ける。

・就寝前の6時間は激しい運動をしない。

・寝室は静かで暗くし、少し涼しくする。

・毎朝同じ時刻に起きる。


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中国では、処刑の方法として「眠らせない」というのがあったほど、不眠は人間にとってダメージが大きいのです。

例えば8日間の断眠に挑戦した人の話では、何日目から幻覚をみるようになったとのこと。そこからも、不眠が脳に与えるダメージの大きさが分かります。

その不眠がずーっと続くと…
なんか恐ろしいですね。

実は私も不眠気味なので、今回の調査を参考にしたいと思います。

いつまでもメタボと思うなよ。

2008-01-10 00:17:27
中強度の運動でメタボリックシンドロームのリスクが減少

ほぼ毎日、1日30分早足で歩く中強度の運動だけで、メタボリックシンドロームの解消に十分であることが示され、医学誌「American Journal of Cardiology」12月15日号に掲載された。
研究開始時、被験者171人中41人がメタボリックシンドロームであったが、研究終了時には27人になったという。

メタボリックシンドロームは、心疾患、糖尿病、脳卒中などをもたらす危険因子(リスクファクター)を複数併せ持つ状態のことで、米国では成人の約4人に1人が該当する。腹囲の増加、高血圧、高中性脂肪、低HDLコレステロール、高血糖のうち3つ以上があればメタボリックシンドロームであるとされる。(※編集注=国により診断基準が異なる)

今回の研究では、米デューク大学(ノースカロライナ州)メディカルセンターのJohanna L. Johnson氏らが、さまざまな運動量および運動強度について、その効果を検討した。171人の男女を4群に分け、1群は運動をしない対照群とし、残りの3群については8カ月間、以下のような運動を行った:

・低運動量/中強度運動群。週3〜5日、1週間で19kmを約3時間かけて早足で歩く。

・低運動量/高強度運動群。同じく19kmの距離を、ジョギングのペースで走る。1週間で約2時間。

・高運動量/高強度運動群。早いペースのジョギングで、週に32kmを約3時間かけて走る。



この結果、低運動量で中強度の運動がメタボリックシンドロームの改善に極めて有効であることが判明した。運動量の最も多い、週32kmジョギングする高運動量/高強度運動群ではこれよりわずかに高い効果が認められたが、低運動量/高強度運動群では、低運動量/中強度運動群ほどの改善は認められなかったという。

このことから、週に数日激しい運動をするよりも、中強度の運動を毎日あるいはほぼ毎日続ける方が有効であると研究グループは述べている。

腹囲の低下については、いずれの群でも効果が認められた。ボディ・マス・インデックス(BMI:肥満指数として用いられる)の減少効果は高運動量/高強度運動群で最も高く、平均29.2から28.4に減少したという。

以上の結果から、運動不足で太り気味の人は、ほぼ毎日30分の早足での散歩に出かけるようにすれば、健康状態を改善できる可能性が高いといえる。別の専門家は、「この知見は運動によるメタボリックシンドロームリスク軽減の効果を裏付けるものであるが、中強度の運動でこれほど十分だとは予想外だった」と述べている。(HealthDay News 12月17日)

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おもしろい実験結果ですね。しかも、タイムリー!

今年の4月からはいわゆるメタボ検診が始まります。会社員のお父様方はメタボと診断されると、メタボ対策を迫られることになりそうです。

今回の発表で、特に興味深いのは毎日、1日30分早足で歩く中強度の運動のほうが他のジョギングとかよりも効果があったということです。

しかもその運動だけで、メタボの人が半減してるというから、驚きました。

あの人に教えてあげようと思います(笑)

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医師が勧める、悩み事の対処法

2008-01-08 23:25:24
悩みすぎないための方策


深刻な悩みがあると、人によっては日常生活も困難になることがある。
米国家庭医学会(AAFP)は、悩み事の対処法として以下のことを勧めている:

・何かを心配するのはよいが、その悩みが日常生活に影響を及ぼすことがないようにする。毎日一定の時間を、あらゆる心配事について考え、解決方法を見つけるための時間にあてる。その時間が終わったらすぐ別の作業に移るようにする。

・ヨガ、瞑想(めいそう)、深呼吸、ストレッチなどのリラックス法を試してみる。

・定期的に運動をし、睡眠を十分に取る。カフェインおよびアルコールは避ける。

・過去に悩みを生じる原因となった問題を処理する。

・心配や悩みについて医師に相談する。

(HealthDay News 12月13日)

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家庭医とは、家庭に重点を置いた、あらゆる健康問題に対処する先生のことです。
簡単に言えば、赤ひげ先生といったところでしょうか。←例えが古い?

悩み事の対処法に関しては、奇策はないようですね。
このように家庭医と呼ばれる先生が、患者がどのようにすれば悩み過ぎないかを真剣に考えている姿勢がいいじゃないですか。

私的な感想ですが、ヨガの瞑想はいいと思いますよ。まあ、でも瞑想をしようと思えるほどの心の余裕が残っていればの話ですが…。

絶望に近いほどつらいときは、歯をくいしばって時間が過ぎるのを待つしかないと思います。

健康食品・サプリメントの選び方

2008-01-07 18:20:44
☆健康食品・サプリメントの選び方☆


1.目的をはっきりさせる。

なんとなく健康になりたいという目的では、あれもこれもと迷うことになりかねません。まずは目的をはっきりさせましょう。


2.広告や体験談をうのみにしない。

特に健康食品の広告には、実際に摂った方の体験談が多くかかれています。これは、健康食品が法律的に効能をうたえないことからくる苦肉の策といえるでしょう。体験談に関しては、無視するか距離を置くべきです。

また、医学博士のコメントにも要注意です。メーカー主導で研究が行われていることも多く、偏り(バイアス)があることもあります。これに関しても、客観的に評価されていることなのかを見極める必要があります。


3.効果と安全性が客観的に立証されているか。

個人ではなかなか難しいことですが、以下に情報の見極め方を示します。

 ※情報の見極め方※
  ・具体的な研究を行った結果がはっきりと示されているか?
  ・研究は人を対称にしたものか?
  ・学術論文で発表されているものか?
  
 これら3つを満たしている場合は、信頼できる情報として参考になります。

      「健康・栄養情報の信頼性を評価するフローチャート」
          (東北大学 坪野吉孝監修)を参考にしました


4.原材料や連絡先、栄養成分表示がきっちりとされているか。 
  
ひどいものになると、何が入っているのか明示されていないものあります。
特に原料や栄養成分の量は自分がどのような成分をどの程度摂取するのかを把握するために重要です。


5.価格と効果のバランスが適正である。

たとえば同じくらいの効果があるとされるAとBの健康食品でも、価格はAの数十倍ということは珍しくありません。

主に天然のものや、希少価値の高いものは値段が高くなる傾向にあります。
どうしても希少価値が高いと“いいもの”に考えがちですが、そのような感情を取り除くためにも3で示した方法で判断してください。


【補足】
健康食品のサイトでよく見かけるものに「天然成分が大切」とあります。
天然成分と合成品ではメリット・デメリットがそれぞれにあるので、一概にどっちがいいとは言えません。ですから、あえて天然ものがよいとはいいません。


◆おわりに◆
今回は選び方について述べさせていただきました。
本当はもっといっぱいあるのですが、簡単にできることに限定しました。
また、折を見て紹介していきたいと思います。



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インフルエンザどうする?

2007-12-31 02:56:35
タミフル、10代の使用制限継続 影響なお不明


インフルエンザ治療薬タミフルをめぐり、厚生労働省は25日、10代への使用を制限している措置を続けることを決めた。
使用制限の措置は、マンションなどからの転落事故などが相次いだことを受けて、今年3月取られた。特に、10代に異常行動が目立ち、この世代は暴れると親も抑えきれないなどとして、制限の対象となった。

調査は、薬が脳にどう作用するかの動物実験や、服用後の睡眠時の脳波を調べる臨床試験など、四つのグループで分析してきた。しかし、関係を裏づけるデータは得られなかった。

対象となったのは、06〜07年の18歳未満の患者約1万例で、タミフルを服用していたのは7181例。うち、「大声で叫ぶ」「理由もなく笑う」などの異常行動を起こしたのは10%の700例。一方、服用しなかった2477例のうち、同様の異常行動をしたのは22%の546人だった。

数値をもとにリスクを計算すると、タミフルを飲んだ人の方が、飲まない人よりも異常行動のリスクが大幅に低かった。

ただ、対象を10歳以上に限り、飛び降りなど死亡事故につながりかねない異常行動に絞って比較すると、飲んだ場合と飲まない場合のリスクの差ははっきりしなかった。

全般的にみると、「リスクはむしろ低くなる」という傾向だったことに、広田教授は「あくまで予備的な分析で、結論を出せる段階ではない。さらに検討しないといけない」と説明している。

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この発表で興味深いのは、タミフルを飲んだ人の方が異常行動が少なかったこと。
調査団はこのほかにもタミフルの脳に対する影響も調べています。
その結果は、関連が得られないというあいまいなもの。
おそらく、異常行動の原因がはっきりしないと、この問題も解決しないのでしょうね。

ちなみにインフルエンザ治療薬はタミフル以外にもリレンザという薬があります。
この発表のおかげで、全国の病院や薬局が買いだめを行った結果、供給不足になっている
地域もあるようです。

子どもの咳にはちみつが効果的!?

2007-12-28 00:41:40
子どもの咳(せき)にはちみつが効果的

民間療法(folk remedy)で古くから使われているはちみつに、シロップと同等かそれ以上の効果があることが、米国の研究で明らかになった。
米ペン・ステート大学医学部(ペンシルベニア州)の研究チームは、咳が原因で睡眠が困難な2〜18歳の105人を対象に、就寝30分前にソバのはちみつを摂取するグループ、はちみつ風味を人工的に添加したデキストロメトルファン(DM:多くの市販風邪薬に含有される咳止め成分)を摂取するグループ、治療を施さないグループの3群に割り付けて比較調査した。

その結果、はちみつ群は、DM群や無治療群に比較して、夜間の咳の重篤度や頻度が軽減して睡眠を取れたのに対し、DM群の咳が無治療群以上に軽減するものではないことが明らかになった。はちみつ摂取後に、短時間ながら過活動になる子どももいたが、親子とも睡眠を取ることができた。研究チームは、今回はダークハニーを使用したが、他のはちみつの効果は不明だとしている。

同大小児医学臨床研究ディレクターのIan Paul博士は、はちみつは古くから風邪など上気道感染症の症状の治療に用いられてきたが、抗酸化作用や抗菌作用があり、喉(のど)の奥の症状を和らげる効果があると述べている。しかし同時に、乳児ボツリヌス中毒の危険性がわずかながらあることから、1歳未満の乳児には与えないよう忠告。また、ラベルに「はちみつ」含有と記載する咳止めも、人工的に添加したものだとして注意を促している。
研究結果は、米医学誌「Archives of Pediatrics and Adolescent Medicine」12月号に掲載された。

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これは二重盲検法といって、自分が何を食べているのか分からないようにした試験なんでしょうか。もしそうなら、信頼性は高いと思います。

夜間に起きてしまうくらいの咳というのは、起きてしまう回数によっては喘息に分類されます。その場合はしっかりと医療機関にかかって、治療を受けたほうがいいと思います。

その上での、ハチミツはいいかもしれませんね。

また、この研究で使われたソバハチミツというのは、そばの花からミツバチが集めた蜜のことのようです。そばの花だけに、そばアレルギーの方は避けてくださいとのこと。

自分で本当に咳に効くのかどうかを試そうと思いましたが、僕はそばアレルギーでした…


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“緑茶”の評価

2007-12-24 01:26:31
☆今回評価する成分☆

「 緑 茶 」

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1、緑茶とは
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お茶は発酵の程度により緑茶、ウーロン茶、紅茶に分かれます。
その中でも緑茶は多くの有効成分を含んでいることが立証されています。
緑茶を多く飲む人は、さまざまな病気にかかりにくいという疫学調査がきっかけとなって、その健康効果が注目されています。

緑茶はカテキン(別名:タンニン)・フラボノイド・カフェイン・ビタミンCなどの成分を含んでいます。日本では茶ポリフェノールや茶カテキンを関与成分とした特定保健用食品が許可されています。

※茶ポリフェノールの種類の中に茶カテキンがあります。

期待される効果は主として、「コレステロールの減少」「血圧を下げる」「各種がんの予防」「体脂肪の減少」などがあります。


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2、期待されている効果の検証
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☆コレステロールの減少

 "人を対象"にしたいくつかの臨床試験で、血中のコレステロールおよび中性脂肪を低下させる有効性が確認されています。

 茶カテキンがコレステロールの吸収を抑えると考えられており、効果は期待できると思います。
 (目安としては、1日10杯程度です。)


☆血圧を下げる

 これも"人を対象"にした試験で有効性が確認されています。
 また、緑茶を飲んでいる人は心臓病で亡くなるリスクが低いとの調査結果もあります。これについてはもう少し研究が必要ですが、血圧を下げる作用については、効果が期待できると思います。
 (目安としては、1日3〜4杯程度です。)


☆各種がんの予防

 多くの研究結果が、がんの予防効果を示しています。習慣的に緑茶を飲用すると再発や転移を抑える効果があることも報告されています。

 緑茶の生産量が1番多い静岡県ではがん死亡率が低いことは有名ですね。
 (目安としては、1日10杯程度です。)


☆体脂肪の減少

 茶カテキンを含む特定保健用食品に対して、体脂肪減少の表示が認められています。各メーカーによる研究が盛んで、多くの有効性を示す結果が報告されています。体脂肪の減少についても効果は期待できるでしょう。

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3、安全性
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 適量であれば、副作用はほとんどありません。
 ただし、多量摂取はカフェインの副作用(動悸・興奮・不眠など)がでやすいので、注意が必要です。


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4、医薬品との飲み合わせ
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 成分の一つであるカフェインが多くの医薬品に影響を及ぼすといわれていますが、適量であれば問題ないでしょう。

 また以前、鉄剤はお茶で飲んではダメといわれていましたが、今では特に問題になっていません。一緒に飲んでも大丈夫です。


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5、総合評価
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 緑茶は体重減少や抗がん作用などが人を対象に研究されている数少ない成分の一つです。その有効性も信頼できるものが多くあります。
 多くの先生の意見としては、1日10杯程度のおいしい緑茶を心のゆとりをもって飲む生活スタイルもいいそうです。

 また、アメリカではその効果が注目され、緑茶のブームが続いています。
 余談ですが、アメリカの緑茶は茶色をしています。キレイな緑色をしているのは日本特有の技術のようです。

 現在ではいろいろなお茶が出ておりますが、特にこだわりがなければ個人的にはふつうの緑茶をおススメしています。

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Posted at 01:26 | 緑茶 | この記事の詳細

肥満は免疫を下げる!?

2007-12-21 22:30:44
肥満の人が感染症に弱いのは、免疫反応の弱さが原因であることが示され、米国科学アカデミー発行の「Proceedings of the National Academy of Sciences(PNAS)」オンライン版に12月12日掲載された。

研究を率いたボストン大学歯学部のSalomon Amar博士によると、肥満の人の感染症が治りにくい理由は長い間わかっていなかったが、今回、肥満によって一部の免疫機序に機能不全が生じることが明らかになったという。

Amar氏らは、歯肉感染症を引き起こす細菌Porphyromonas gingivalis(ポルフィロモナス・ギンギバリス)で汚染した絹糸を肥満マウスおよび標準体重マウスの臼歯(きゅうし)に結びつけ、骨の欠損および歯周辺の細菌の成長を評価することによって、感染症に対する反応を比較した。その結果、肥満マウスには細菌に対する免疫反応に欠陥がみられ、標準体重マウスに比べて感染症にかかりやすいことが判明した。

研究グループはこのほか、感染症予防に重要な役割を果たすマウスの白血球についても調べた。肥満マウスの白血球は、重要なシグナル分子の値が低く、炎症を抑える遺伝子の一部に変性が認められたという。なぜ肥満がこのような結果をもたらすのかは不明だが、NF-kBと呼ばれる蛋白(たんぱく)を制御するシグナル経路の関与が考えられるという。絶えず食べ物にさらされることによってこの蛋白に変性が生じ、ある時点を過ぎると生体が感染症に適正な反応を示さなくなるとAmar氏は説明している。

ヒトでもこれと同じ機序が働くとAmar氏はいう。実際、ヒトを対象とした研究で、肥満の人が標準体重の人に比べて歯周病になりやすいことが明らかにされている。歯周病は細菌が原因となり、歯を支える骨が炎症を起こし破壊される疾患である。Amar氏は、肥満の人は感染症を防ぐために通常とは異なる治療が必要であるとして、積極的な抗生物質の使用や、免疫反応を向上させる治療の必要性を指摘している。

米イーストカロライナ大学(ノースカロライナ州)医学部のSara G. Grossi博士は、この知見は肥満と感染症との密接な関係を明らかにする非常に興味深いものだと述べている。同氏は、肥満と歯周病のどちらも、治療するより予防する方が簡単とも指摘している。
HealthDay News 12月12日)

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【コメント】
う〜ん、なんともいえない。
まず、マウスを使った実験であることと、そこにヒトでの歯周病のなりやすさを結び付けている点。肥満の人の生活習慣の乱れについて、考慮されているのかも疑問

まあ、これを人でやろうと思えば、同じ程度の肥満の人を集めて、生活習慣なども同じようにするといったことが必要になるのでしょうね。
ちょい結論を出すのは早いんじゃないかな〜って思ったニュースでした。

ちなみに私はヤセです

野菜好きの子供に育てるには

2007-12-18 21:19:54
果物・野菜好きの子どもに育てるには忍耐が必要

生まれた子どもが、後々果物や野菜を好むようになって欲しければ、離乳食に移行する際に果物や野菜を食べる機会を多くすればよいとの研究結果が、米医学誌「Pediatrics」12月号に掲載された。また、母親が妊娠中や授乳中に果物や野菜を多く摂取することによっても、子どもはこれらを好むようになるという。

米モネル化学感覚センターMonell Chemical Senses Center(フィラデルフィア)のJulie Mennella氏らは、離乳食として穀類を食べた経験はあるが、果物や野菜を食べた経験はほとんどない生後4〜8カ月の乳児45人を2群に割り付け、1群にはグリーンビーンズ、もう1群にはグリーンビーンズを与えてから桃を8日間与えた。グリーンビーンズを食べた経験のある乳児はおらず、桃は1人だけであった。20人が母乳で育てられていた。

乳児の食物の受け入れ状態は試験期間の2日前および2日後に観察した。乳児の摂取量、母親の妊娠中およびその後の食習慣についても調べた結果、試験期間中の熱量(カロリー)摂取量は桃のほうがグリーンビーンズよりも大きく(それぞれ200、74カロリー)、母乳で育った乳児のほうが人工乳で育った乳児よりも桃の摂取量が多く、摂取時に否定的な表情をみせなかった。

また、母乳育児をしている母親のほうが全体的に果物の摂取量が多く、Mennell氏は、母乳で育った乳児の桃の摂取量が多いのはこのためだと説明。グリーンビーンズの嗜好については、母乳と人工乳による差はみられず、母親のグリーンビーンズ摂取量は推奨量より少なかった。試験期間後、全乳児のグリーンビーンズ摂取量は増加し、1回約56gから84g以上となった。桃の摂取量は、摂取時点で乳児が満腹であったため増加しなかった。

Mennella氏は、乳児がその食物を好きになるには味わう必要があるとして、母親に妊娠中や授乳時に果物や野菜を食べることを勧めると同時に、離乳食開始後は果物や野菜を与えることを勧め、乳児がしかめ面をしても経験によるものではないため気にする必要はないという。

米国栄養協会(ADA)広報担当のLona Sandon氏は「母乳の風味は母親の食物に左右される可能性があり、母乳で育った乳児のほうが新しい風味を受け入れやすい」と述べ、同代表のConnie Diekman氏は、好きにさせる最良の方法は何度も試すことだとして、新しい食物は少量を励ましながら与え、好き嫌いの判断は1週間以上与えてから行うよう勧めている

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この前のアレルギーになりにくい体質にすることといい、今回の内容といい、離乳時はほんとに大切なんですね

僕の野菜嫌いは大人になって少しマシになりました

“コエンザイムQ10”の評価 Part.2

2007-12-17 08:29:53
今回評価する成分

コエンザイムQ10 Part.2 」   


1、コエンザイムQ10とは

コエンザイムQ10(CoQ10)はビタミン様物質であり、体内でも合成されます。ただし生産能力は20歳をピークに、次第に減少していきます。

最初は心臓疾患に使用する医薬品として使用されてきました。
その後2001年に日本においても食品として扱われるようになり、その抗酸化作用が注目され、健康食品としてブームになった経緯があります。

期待される効果は主として、「エネルギー生産能力向上」と「抗酸化作用」の2点に基づいて考えられているものがほとんどです。

具体的には、「免疫系の強化」「抗加齢」「肥満」「運動能力の向上」「心不全・狭心症」「血圧」「糖尿病」「歯周病」などが主に言われております。

※今回は「心不全・狭心症」「血圧」「糖尿病」「歯周病」について検証します。



2、期待されている効果の検証

☆心不全・狭心症

もともと心臓疾患の治療薬であったこともあり、数多くの試験がされています。その多くで、効果が確認できる結果が出ています。

もっとも信頼性があるとされている学術論文では、有効性がある11件、有効性がない3件でした。

心臓疾患の治療と併行してコエンザイムを摂る場合は有効であるでしょう。


☆血圧を下げる

これについても多くの試験がされています。
その結果は一貫して効果を証明するものです。
ただ実施された試験が小規模のものが多く、確固たる結論にはいたっていません。

試験の結果を見る限り、血圧がちょっと高めの人に対する効果は期待できると思います。


☆糖尿病

信頼できる2つの試験が見つかりました。
一つは糖尿病患者の血糖値のコントロールには効果がないという報告。
二つ目は、2型糖尿病患者(日本のほとんどの患者さんがこの型)で、血糖値を下げる効果があったという報告。

コエンザイムを販売しているところは、二つ目の結果だけを例に挙げて推奨しています。

実際はまだまだ確証できるほどではないと思います。有効である可能性は半々といったところでしょうか。


☆歯周病

免疫機能の改善から歯周病にも効果があったとされる報告があります。
実施された試験は小規模のために、これからの研究が望まれます。
効果はある程度期待できるのではないでしょうか。

最近は歯医者さんでも、歯科用のコエンザイムを勧めているみたいです。



3、安全性

高用量でも副作用がほとんど出ないとされています。
あったとしても、食欲不振や胃のむかつきなど、軽微なものでしょう。


4、医薬品との飲み合わせ

糖尿の薬・血圧の薬・ワーファリン(血液をサラサラにする薬)を飲んでおられる方は、医師か薬剤師に相談してください。


5、総合評価
今回取り上げた「心不全・狭心症」「血圧」「糖尿病」「歯周病」の効果については評価できるものが多くあります。

心臓疾患については、治療と併行してコエンザイムを摂取するのは有効であると思います。
安全性が高いというのがポイントです。

糖尿病については、まだ完全にすすめられる状態ではありません。
血糖値を下げるのを目的とするならば、コエンザイムよりもエビデンス(科学的な裏づけ)のある成分がいくつかあります。

代表的なものは、朝鮮人参・コロハ・ニガウリ・クロム・ギムネマなどです。その人の状態や飲んでいる薬で選択が変わります。
現段階では、コエンザイムよりもこれらの方をおすすめします。

最後の歯周病ですが、歯医者さんに勧められない限り、これを目的として購入されることは少ないのではないでしょうか。
だから、ついで的な効果と考えればいいと思います。

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