たおやかな光

“たおやか”とは、しなやかさを表します。ニューヨークで生まれた風とたおやかに生きる光を吸収した執筆家・入澤依里がよそおいも新たに、日々の想いを綴ります。

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心と体が喜ぶプロジェクト始動

2010年5月16日(日) 20:59
心と体が喜ぶことを先週末から、意識して試みています。

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まず、体力増強のためにプールでの水中歩行を始めました。代々木公園近くのプールは外国人の子供がたくさん集まってキャッキャ言いながらスイミングを習っています。その光景は、とても微笑ましく、かわいい英語に耳を傾けていると日本であることを忘れてしまうほど。

50分ほど水中を歩いた後、駅まで続く並木道の新緑があまりに爽やかで思わず立ち止まって写真を撮ってしまいました。木々の緑や心地よい風が私の新しい試みを祝福してくれているようでした。

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食事も以前にも増して体が喜ぶ食材をたくさん食べるようにしています。母の日にはバーニャカウダを作って近所の農家の方から頂いた採れたての野菜を温野菜にして家族揃ってたくさん食べました。思いのほか、肉食の父にも好評で嬉しかったです。

さらに、週に1、2度ほどの外食の際もお野菜は欠かさず注文します。少しも多くの食材を食べるようにしています。

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表参道のオーガニック・レストラン「広場」でオーダーした温野菜。これで結構おなかいっぱいになりました

そして、私の心が喜ぶこと―それは、我が家のミケの平和な寝顔を見ているときかもしれません。私にとって何とも言えない幸せなひとときです。

SLEEPING MIKE-1.jpg


庭の中で太陽の光が当たっている場所を探せばミケを見つけることができます。ミケのいる陽だまりは幸せに包まれています。陽だまりを見つけては嬉しそうにコロコロ転がるミケにボディ・マッサージをしてあげながら日向ぼっこするのが今や週末のひとつの楽しみになっています。

SWEET MIKE IN THE GARDEN.jpg

「ちょっと見てごらん」と父に呼ばれて窓から庭を見ると、花壇の中にちょこんと座って私たちを見上げていたミケ。まるで地面から生えてきたかのような愛らしい姿に父も私もメロメロ

ネコは自然治癒能力が優れているそうですが、ミケは少なくとも私が知る限り、病気らしい病気をしたことがありません。心配ごとと言えば、たまにくしゃみをしていることと、最近ちょっと太ってきたことくらいでしょうか。

しっかり食べて庭や家の周りを歩き回っておひさまをたくさん浴びて…心も体も喜ぶ術をミケなりに心得ているかのようです。ミケを見習って心と体が喜ぶプロジェクト、無理せず続けていこうと思います。
[ 心の音 ]
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うまく付き合っていきましょ

2010年5月8日(土) 21:25
4月中旬から患っていた気管支炎は、あと一息で治りそう。しかし、この気管支炎、悪いことばかりではありませんでした。気管支炎のおかげで新たな症状を発見し、自覚することになったからです。

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ピンクと茶色の葉のコントラストが上品な八重桜も満開になった後、新緑の季節到来

ただ、GWの後半から今なお酷い頭痛と、いつも酔っ払っているように頭がもやもやとしている状態に悩まされています。
これは気管支炎の発熱によるものではなく、持病の線維筋痛症の症状だと感覚的に想いました。
GWが明けても頭痛が続いていたので会社を早退していつもの霞が関の病院へ行きました。

気管支炎を調べるつもりでレントゲンを撮った結果、ストレイト・ネック、ストレイト・バック症候群だと診断されました。普通の人はゆるやかなカーブを描いている背骨が私の場合は、物差しのような直線上になっているとか。

どういうことが起きるかと言うと、動悸、息切れなどを起こしやすい上に、重い物を持ったりしたとき全ての“圧”が首や背骨にダイレクトにかかって、これが頭、肩、首など体中の痛みの原因になっているとのこと。

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GW最終日、犬と両親と近所の公園に行っただけで、実は息切れしていました

まさに私の自覚症状に当てはまってます。電車の中でどんな軽い物でも持っていられず網棚にのせないと気持ち悪くなったりします。たまに動悸もあります。PCをうっていても首や肩、腕の付け根の凝りが異常。交通事故の後遺症のせいだとばかり思っていましたが、線維筋痛症の典型例だそうです。

要はネコなどが高いところから飛び降りても大丈夫なように人間も衝撃や重さを回避するような柔軟な体型になってるのだそうです。しかし、私はそれがない。場合によっては心臓や肺、循環器系を圧迫するとか。

「じゃ、猫背にしいてるといいんでしょうか」と、すかさず医師に尋ねてしまったおバカな私。
自分の病気をシリアスに捉えず、あえて冗談めかして捉えようとする傾向が私にはあるのです。

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最近徐々に“うちのコ”化しつつあるデブネコの茶々。彼の場合は脂肪が内臓を圧迫しそうです

現実的に、まっすぐになってしまった骨はぐにゃぐにゃと曲げるわけにはいきません。道理で小さいころ、バレエを習っていたとき、ひとりだけあまりの体の硬さに苦労したわけです。

まじめに対処法を先生に伺ったところ、「水中歩行などの運動すること」だそうです。

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とある人に“猫背”の犬と言われているポテ。これが、最近、出勤前に出迎えてくれるポーズです。家に来て3年目、緊張感がなくなり、ダレきってます、完全に

解決策がないより、あるだけラッキー。さっそく公営プールを検索したので明日から行くことにします。「まあ、次から次へといろんなことが起こるもんだわ、私の体」…と最近自分の病気を客観視している私。

30代前半まではまったくの健康体だったのに…。過去を振り返ってもしょうがないし、起こってしまったことはしょうがない。前向きにうまく付き合っていくしかないですね。

[ 心の音 ]
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プロフィール
Profile
入澤依里

入澤 依里 Yori Irisawa
執筆家。NYに7年間移住し、『ELLE Japon』 『ELLE a table』などの雑誌や、ウェッブメディア『nikkei BPnet』内でコラム『国境を越える風』などに寄稿。 現在、日本を主な拠点とし、“世界の子供のために役立つこと”をライフワークにするすべを模索中。 翻訳絵本『THE KISSING HAND-キスのおまじない』(アシェット婦人画報社刊)は「全国学校図書館協議会・選定図書」「日本図書館協会・選定図書」に認定された。 翻訳書『静かに恋を見つめてみませんか?』(主婦の友社刊)、『ZAGAT TOKYO』(英訳)がある。


『ニューヨークの風』はこちら

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