N.Y.に戻りました。成田を30分ほど遅れて出発したのに、追い風のおかげで1時間ほど早くJFKに着きました。幸先の良いリ・スタートです。
寒空に映えるクライスラー・ビルディング
JFKのエントランスから出たとたん、0度前後のキーンと張り詰めた寒さが私を迎えてくれました。ここまでくると「寒い!」という域を通り越しています。この非常にN.Y.らしい寒さ自体は嫌いではありません。
本当は、体に負担をかけないために、タクシーで帰ろうと思っていたのですが、タクシー乗り場で順番を待つことを考えたら、きっと寒さが増すだろうと、目の前に偶然にも止まっていたバスに乗り込んで、マンハッタンのグランド・セントラル・ターミナルに向かうことにしました。
厚着をした人々が忙しなく行き交うグランド・セントラル・ターミナル
グランド・セントラル・ターミナルから自宅に向かう途中、2nd Avenueで「Nelson & Winnie Mandela Corner」という、ネルソン・マンデラと彼の前妻の名を冠したアヴェニューの表示を見つけました。この表示は、オバマが大統領に決まる前(Before Obama)にはありませんでした。これもオバマ効果の一端なのでしょうか。
今まで見たことがなかった道路表示
大きなバッグを持ってバスに乗り込む、様々な国から帰ってきた人々。
仕事と割り切るも、めんどくさそうに荷物を出し入れするバスの運転手。
かすんだ空の向こうに見えてきたツインタワーなき摩天楼。
地下から蒸気による白い煙が沸き立ち、サイレンが鳴り続けるマンハッタン…
どれもバスの車窓から眺めた光景です。見た目では、あまり変化はありませんでしたが、オバマが大統領当確後(After Obama)のN.Y.は、心なしか、落ち着いた風が漂っていました。
また、金融不安の影響で失業者の増加し、犯罪率も高まっていると日本でも報道されていましたが、早速つけたテレビでも、オバマの名前でののしられながら、黒人の少年が襲われたことがニュースになっていました。
オバマの光と、金融不安の影がおりなすコントラストを感じた到着初日のNYです。
青空とのコントラストが美しいアメリカン・フラッグ
実は、今まで、日本やいろいろな国からN.Y.に帰ってきて、マンハッタンに向かう途中、クライスラー・ビルディングやエンパイア・ステイト・ビルディングが見えてくると「ああ、帰ってきたんだ〜」と思ったものですが、今回、バスでマンハッタンに向かいながら、同じ景色を目にしたとき、不思議なことにあまり感慨深くなかったのです。
日本での約2ヶ月の病気療養で里心がついたのか、精彩を欠いているN.Y.の空気を瞬時に感じ取ったのかはわかりません。
次回は12月下旬に日本に戻る予定ですが、NYの輝きと復活を信じる私は、それまで、元気なN.Y.の一面を探してみます。
部屋から見たイースト・リバー
時差で変な時間に目覚めてしまいました。外気は氷点下。セントラル・ヒーティングが効いた部屋でも隙間風を感じ、手動のヒーターをつけました。
明日も0度前後で雪になるようです。