ニューヨークの風
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N.Y.でイチゴ狩り! [2008年06月30日(月)]
 
N.Y.でストロベリー・ピッキング(イチゴ狩り)ができるってご存知でしたか?



マンハッタンから車で1時間強の距離にあるNewburghという小さな町の広大な畑「Lawrence Farms」で、ストロベリー・ピッキングが楽しむことができるのです。



この畑では、ストロベリー、ピーチ、チェリーのほかに、ほうれん草、レタス、グリーン・ピースなどを栽培していて、季節ごとに摘み取りができます。私が訪れた6月21日はストロベリーの採り頃。チェリーの摘み頃は6月第4週以降とのことで、こんな赤々と熟れたチェリーを目の前にしながら、一つも摘み採ることができず、とても残念でした。



イチゴは、全体的に小ぶりでしたが、甘酸っぱくて、採れたての風味を満喫できました。



箱代50¢、イチゴは1パウンド$3.25です。いろいろな国籍の人たちが、真剣にイチゴを探している姿は、なんだか微笑ましたかったです。



アメリカ人の友達たちが、小ぶりのイチゴと採れたてのほうれん草とオニオンをバルサミック・ヴィネガーであえてサラダにしてくれました。N.Y.のお野菜やフルーツって、意外に美味しいんです。N.Y.で採れたてのローカル・フードを、試してみてはいかがでしょう?


オープン・エアで楽しむパブリック・アート [2008年06月29日(日)]
 
毎夏、N.Y.は、無料で楽しむことができるエンタテインメントが充実しています。特に、今年は、無料で鑑賞できるパブリック・アートを多く見かけます。



この写真は、ロックフェラー・センターで行なわれているChris Burdenというカリフォルニア在住のアーティストの「What My Dad Gave Me」という作品。まるで、ロックフェラーのミニチュア・バージョンのようで、夜は特に光り輝いていて素敵です。7月19日まで開催中。



そして、こちらは、Olafur Eliassonの「The New York City Waterfalls」。ブルックリン・ブリッジの橋の下、ガバナーズ・アイランド付近などに人工の滝が出現し、N.Y.に涼をもたらしています。10月13日まで開催。



こちらは、ミッドタウンのランドマーク的ビルディング「LEVER BUILDING」の中庭に佇むミッフィーとキティ。Tom Sachsの作品です。ミッフィーの目から涙のように水が噴き出ています。

この作品が展示される前は、ダミアン・ハーストの「Virgin Mother」という妊婦を解剖したような大きなオブジェが展示され、賛否両論を巻き起こしていました。公共の場に展示するには、少々、グロテスクだと思っていたので、キティやミッフィーになって、ややほっとするも、1952年に建ったモダン建築を象徴するビルとのギャップを感じざるを得ずにはいられません。この作品は9月6日まで展示されています。



街歩きをしながら、無料のパブリック・アートを楽しんでみてください。

隠れ家レストランで席を確保するコツ教えます [2008年06月25日(水)]
 
以前(2008年1月24日)に、お伝えしました「FREEMANS」という隠れ家レストランで、ついに食事をすることができました。



予約を受け付けない、この店は6PM開店。オープン直前に行くとスムーズに席を確保できます。



この店の名物、アーティチョークのディップは、是非、試してみてください。添えられているパンも、とても美味しく、これだけでおなかいっぱいになります。女性二人なら、もう一皿の前菜とアントレをシェアすることで充分だと思います。何を頼んでも美味でした。



入って右側のバー・カウンターでも、ダイニングと同じように食事ができます。



奥に行くほど、いろいろな表情の空間があります。大人数の場合は、店の奥の個室のような空間をリクエストしてみてはいかがでしょう。



ひっきりなしにお客さんが訪れ、6:15PMの段階で、すでに行列ができていました。夜が更けるごとに混雑してくるので、早い時間に行くことを、強くお薦めします。

Love Day!! [2008年06月20日(金)]
 
6月19日は、Love Dayでした。

エンパイアが、まっ赤に染まり、カルティエは、3年前から始めた「Love」キャンペーン用のブレスレットの発売がはじまりましました。



私は、このブレスレットのことを、今月号の「Vanity Fair」で知りました。「Love」と刻まれたシングル・リングが、シルクの紐に結いつけられているブレスレットなのですが、今年はダブル・リング・バージョン($775)が登場!シングルは$475だそうです。



そのフォルムの美しさに惹かれ読んでみると、さらに、その売り上げの一部が慈善団体に寄付されると書いてありました。素敵な企画だと思って、カルティエのサイトから、その団体を探ってみました。



その結果、「Action Against Hunger」という、途上国で飢餓に苦しむ子供たちを救済するために、フランスで生まれたNGO団体の存在を知りました。さらに、UAのヘッドクォーターがNYにあることを知り、取材依頼をしてみました。
その団体のCEO/Presidentのナン・デールにインタビューした記事を、日経BPnet「国境を越える風」で執筆したので、ご笑覧ください。

世界的高級ブランドと飢餓…、相反する究極の世界が、こうして接点を持てることは素晴らしいことだと思います。ただ、着飾るだけではなく、ブレスレットを購入することで、国際貢献できるなら、なんだか嬉しくないですか?こんな身近な国際貢献の方法があるということをお知らせします。

「松玄」NY店、ついにオープン! [2008年06月13日(金)]
 
去年からオープンすると噂されていた「松玄」が、ついにトライベッカにオープンしました。
グランド・オープン前に家族や知り合いを招いて行なうプレ・オープニング・ディナー"FRIENDS AND FAMILY"に招かれ、行ってきました。



銀行など金融関係のビルが立ち並ぶこのエリアに、ひっそり、佇むこの店は、かつて、ここは、NYを代表するフレンチ・オーナー・シェフ、ジャンジュルジュが経営していたモダン・チャイニーズ・レストラン「66」でした。

なんと、この店、“TOKYO CUISINE”と、窓ガラスに書いてある文字以外、目印がありません。



和食通であるジャン・ジョルジュは、日本の「松玄」で食事をして以来、この店の味に心酔。何年も前、取材時に「松玄の蕎麦は本当にうまいよね」と絶賛していた彼を覚えています。
「僕は、この店の料理に関して何もしてないよ!日本の味をそのまま味わってほしいからね」と嬉しそうに語るジャン。そして、満を持してのオープンとなったというわけです。日本の「松玄」でおなじみの松下三人兄弟と共に、ジャンも、この店のオーナーの一人として名を連ねます。



ニューヨーカーは、和食に対して要求が高く、日本食店に行けば、お蕎麦、お鮨、しゃぶしゃぶ、なんでも食べられると思っています。そんな彼らのわがままに応えるべく、このお店は、そのすべてが揃うのです。そして、あらゆるジャンルの料理において本格的な料理を味わえるお店は、この街でも希少です。



いくらN.Y.の和食が進化してきたと言っても、なかなか本格的な日本の味には出あえませんが、今回、頼んだお料理は、どれも日本で味わう料理と同様に美味でした。
私がシメに頼んだのは、天ぷらそば($24、ほかのお蕎麦は$15前後)。天麩羅の海老も、お野菜も素材の良さを感じました。
ただ、この街の硬い水のせいで、美味しいお蕎麦の味を充分に引き出せていないのが残念でした…。麺つゆは、一緒に食事をしていた人が、あまりの美味しさに飲み干すほどでした。

私自身、帰国時には必ず、山形のお蕎麦(乾麺)と麺つゆを持って帰ってくるのですが、同じ湯で加減でも、日本で食べるのと、微妙に味が違うことに最初は戸惑いました。その原因を私なりに分析したところ、水だということに行き当たりました。さらに、「松玄」の日本のお店には、何度も行ったことがあるので、味は覚えています。湯で加減は同じでしたが、やはり、水による微妙な風味の違いを感じてしまいました。



派手なオープニング・パーティも宣伝もせずに、6月16日から、ひっそりと静かにスタートするとか。そんな御店の姿勢に共感を覚えました。
今後、この店が、そして、本格的な和食が、ニューヨーカーに、どのように受け容れられていくか楽しみです。

泥沼化していく一方の(?!)クリントン一家 [2008年06月09日(月)]
 
7日、ヒラリー・クリントン上院議員がアメリカ大統領選挙戦からの撤退表明をしました。



撤退を表明するのに、なぜ、ここまで大げさにする必要があるのだろうと思うほど。オバマの指名が確実になった日の演説で充分だったのに、なんだか彼女の最後のあがきのように見えてしまい、引き際の悪さを感じてしまいました。

夫のビル、娘のチェルシー、ヒラリーのお母さんまで壇上に登場。なんだか、過剰に思えてなりません。

時を同じくして、今月号の「VANITY FAIR」で、ビルの退任後の素行や隠されたスキャンダルを浮き彫りにした記事が掲載され、物議を醸し出しています。



ビルと女優のジーナ・ガーションが“不適切な関係”にあったことをほのめかす内容で、ビルが同誌の記事に対して怒りを露にしていると、CNNのニュースでも報じられていました。

ジーナの弁護団は、同誌の編集長のグレイドン・カーターに訂正記事か記事撤回を求め、応じられない場合は、名誉棄損訴訟を起こすと警告しているとか。

私は同誌を定期購読しているのですが、街のキオスクや本屋に売っているのに、なぜ、今月は、まだ届かないのだろうと気になっていました。きっと、記事を撤回するかどうか協議がなされていたのかもしれません。

ビルと会ったという事実は認めるも、そこには数人が同席していたとジーナ側は主張しています。結局、記事は掲載されており、修正は成されていません。

当初、オバマの副大統領候補とも噂されていたビル。しかし、この数日の間に、「オバマはヒラリーを副大統領候補に選ぶべきだ」という民主党支持者が過半数いるという世論調査結果が発表されました。なにかとお騒がせのこの一家。夫婦がダメなら、娘のチェルシーが政治家になるかもしれないという見方をする人もいます。クリントン家の人々は政治というフィールドで、いったい何をしたいのでしょう…。今後も、彼らの行方に注目したいと思います。

速報・オバマ氏が大統領候補に!! [2008年06月04日(水)]
 
アメリカの歴史を揺るがすことが起こりました!史上初のアフリカン・アメリカン大統領の誕生の可能性が広がったのです。



3日、モンタナ、サウス・ダコタで予備選があり、ヒラリー・クリントン氏がサウス・ダコタで勝利しましたが、とき既に遅し…。オバマ氏が大統領指名に必要な代議員数2118を上回る2132を獲得。今後、彼は民主党候補として、共和党候補のジョン・マケイン氏と闘うことになります。



オバマ氏が指名獲得が確実となった直後、ヒラリー氏はニューヨークで演説を実施。肩を落とすどころか、開口一番にオバマ氏の勝利を称えるところが、さすがだと思いました。日本で選挙戦に敗北した政治家たちは、こんな反応をしませんよね。

私がヒラリー氏をサポートしたきっかけは、5年ほど前に、このマーク・ジェイコブスのTシャツを購入したことでした。そして、3年前に、ヒラリー氏本人に直接会って「あなたは、きっと、アメリカ初の女性大統領になると信じてます」と言い切ったものの、そのときの彼女の反応が、あまりよくなかったために、次第に彼女への熱が冷めていきました。常に微笑みを湛えているものの、目が笑っていなかったのです。

今日、とあるところで、「誰か、ヒラリー・サポーターはいませんか?」と街頭インタビューの依頼を受けましたが、どうしても自分の気持ちに嘘をつけず、応じませんでした。しかし、驚いたことに、私以外にも、進み出て協力する人がほとんどいなかったのです。この街の人の反応の一部を垣間見たような気がしました。

ヒラリー氏は「この闘いに留まっていたことを誇りに思います」と言っていましたが、激戦を闘う最中に、オバマ氏が暗殺に遭うようなことをほのめかすような発言があるなど、彼女の言動は、物議を醸し出しました。しかし、最後の演説では、「私は、いつかイラクとの戦争を終わらせる」「すべての国民に健康保険を提供できるようにしたい」など、アメリカの懸案事項を語っていて、とても迫力があり、好感を覚えましたが、後の祭…。さらに、「今日は、何の決意もしません」と言い残して、その場を去ったヒラリー氏。副大統領の道や4年後への期待があるのでしょうか…(追記:7日に正式に撤退表明をしましたが、大袈裟というか、往生際の悪さを感じてしまいました)。



選出が決定した直後、オバマ氏がミネソタで演説し、「ヒラリー氏は、このキャンペーンでアメリカの歴史を刻みました。初の女性候補としてだけはなく、彼女は強く、人々に多大な影響を与えたと思います。私は彼女が勝利した地域も多かったことを褒め称えます」とヒラリー氏の健闘を称えていました。
さらに、オバマ氏は「アメリカが新しい道を辿るため、私たちは一体になりましょう。今、まさにこの瞬間から、新たなエナジーを用いて、私たちが愛する国を新しい方向に導きましょう」と、熱弁をふるっていました。

彼のすごいところは、20分ほどのスピーチで一度も原稿を見ないところ。さらに、ヒラリー氏と違って彼からは失言をほとんど聞いたことがありません。よほど、信念がはっきりしているのでしょう。私は、オバマ氏が大統領になることを楽しみにしています。そして、彼が掲げる「change」が起こることを期待しています。



ちなみに、すっかり、影が薄くなった現在の大統領は、こんなことをされてます…。

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