ニューヨークの風
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Whitney Biennial 2008開催! [2008年03月07日(金)]
 
二年に一度開催されるWhitney Museum Biennial
3月6日に開幕しました。
81人のコンテンポラリー・アーティストが参加した
スケールの大きいアート・イベント…、
まずは、代表的な作品をご覧ください。



ここらへんまでは、なんとなく、「アートなのね」と
理解できます。

しかし…、



この辺りから、「これをアートと呼ぶの?!」とつぶやいて
しまうような不思議な作品になっていきます。



上の作品は、温室で植物を栽培している
納屋の骨組みのようなオブジェなのですが、
プレス・プレビューのこの日、
このオブジェの前で、なんとも不思議な、ストレッチのような
“パフォーマンス”が始まりました。
なんと、これも、“アート”の一部だったのです!



ところ変わって、今回の展覧会の第二ステージが、ここ、
「PARK AVENUE ARMORY」と言う広大な展示場。
ここは、普段、いろいろなアート・ショーが開催され、
多くのブースが軒を連ねます。
この日は、準備のために
がらんとした空間を開放しているのかと思いました。
そして、「まさか、これはアートじゃないでしょ」
と思っていたら、なんと、これもれっきとしたアートでした。



中世ヨーロッパ風の昔ながらの趣を称える木目調の部屋
そのものをキャンバスや舞台のように見立て、
アーティストが空間を使って遊んでいるかのような作品もあります。

正直言って、コンテンポラリー・アートは理解に苦しむ物が多いのですが、
Whitney Museumのセレクションは、どことなく品があります。
どの作品にも世界観があって、アーティストの遊び心を感じます。

それぞれの作品にタイトルを書かなかったのには理由があります。
とある友人と、N.Y.のあるミュージアムに行ったとき、
作品を観てすぐに、タイトルが書かれたプレートを読んで、
作品と見比べている私に、その人は静かに言いました。
「作品を観て、タイトルを想像するんです」と。
その人は、アーティストが伝えたかったメッセージを、想像力を働かせて
丁寧に汲み取ってあげようとしていたのでした。「なるほど!」と思いました。
私もその場で試して見ましたが、まったく当たりませんでした。
このように作品を観ると、想像力をめいっぱい使うので、
なかなか面白いものです。

今年で74回目となる、このビエンナーレ、6月1日まで開催しています。
品を称えながらも主張の激しい作品たちから、
なんともいえないエネルギーをもらえますよ!
そして、余裕があったら、それぞれの作品のタイトルを想像してみてください。

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