ニューヨークの風
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THE KISSING HAND EVENT@KINONY KUNIYA BOOKSTORE [2007年11月12日(月)]
 
11月10日、N.Y.紀伊國屋書店にて、私が訳した絵本『THE KISSING HAND』(アシェット婦人画報社刊)のイベントを実施していただきました。



ストア・マネージャーのジョンさんの素敵なアイデアにより、ワシントンDCから作者のオードリー・ペンをお迎えするという夢の企画が実現! なんとこれが初のご対面だったのです。



オードリーと実際に逢う前に、メールや電話のやりとりで、本当に心の優しい素敵な人だと思っていましたが、瞬時に状況を判断するスマートさ、人を魅了する興味深いお話、子どもへのピースフルな接し方から、学ぶことが多かったです。



そして、このイベントに華を添えるように、N.Y.の老舗フレンチ・レストラン『DANIEL』が、このイベントに集まる子どもと大人用に特別なクッキーやマカロンを無償で作ってくださいました。眠くてぐずっていた子どもも、あまりの美味しさにご機嫌になっていました。



日本人、アメリカ人含め、約4〜50人の人々が集まってくださいました。子どもたちは床に敷いたラグの上に寝転がったり、走り回ったり、クッキーをつまんだり、思い思いのスタイルで聞いてくれ、いらしてくださった大人の皆さんも、微笑を湛えながら、私たちの朗読に耳を傾けてくださいました。N.Y.で幼稚園の先生をされている日本人の女性など心の優しそうな方々にお会いできて本当に嬉しかったです。



イベントが終わった後、オードリーが、私に特別な『KISSING HAND』をくれました。こんな素敵なスペシャル・バージョンをわざわざ、ワシントンから持って来てくれたのです。絵本のストーリーのように心がとっても暖かくなりました。

私はN.Y.に来て5年、自分の進みたい方向性を模索していましたが、オードリーのおかげでそれが明確になったような気がします。病院や図書館を訪れて子どもたちと接し、子どもたちが抱えている問題を絵本にして彼らを励まし続ける彼女のように、私も世界の子どものためになるような仕事を、今後も続けたいと思います。オードリーの本に出会って、やっとその一歩を踏み出したような気がします。次の世代への架け橋であり、無限の可能性を秘めた子どもたち……、その屈託の無い笑顔に誰もが癒されますよね。そして、こんな殺伐とした時代だからこそ、彼らの掛け替えの無い純粋な心を、大人が守ってあげなければと思います。

多くの子どもたちに接することができて、祝福に満ちた素敵なイベントでした。またいつか、世界のどこかで実施できたらと思います。

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