真夏の夜の音楽祭 [2008年07月23日(水)]
|
すべてが密集しているマンハッタン。さすがのニューヨーク好きの私も、ずっといると、たまに息がつまりそうに感じるときがあります。特に夏場は、なんとも言えない熱気や騒音が地下から湧き上がってきて、暑さに輪をかけて不快感をもよおします。そんなとき、気持ちをリラックスさせるために、良い音楽を聴きにコンサート・ホールに行くことが、私にとっての清涼剤!特に、新緑に囲まれた野外で、真夏の夜のクラシックを聴くことが、毎夏の楽しみの一つとなっています。
N.Y.から少し足を延ばしたボストン郊外で毎夏行なわれる「タングルウッド音楽祭」。 ![]() ボストン・フィルハーモニックによる演奏は秀逸! 真ん中のまるっちい男性が名指揮者のJames Levin。指揮に熱中しすぎてステージから転げ落ちて肩を骨折したというエピソードも 普通のコンサート・ホールのように屋根の下の席もありますが、この音楽祭の名物は、ピクニックのセッティングをしたり、寝転んだりして、自在に楽しめる芝生席。コンサートによってラッシュチケット(開場時間直前にでるチケット)が出る場合もあり、チケット代は、なんと$9〜! マンハッタンから車で3〜4時間の距離。コンサートによってはボストンのシンフォニー・ホールから専用のバス(ボストン市内と会場の往復で$30)も出ています。一昨年は、ボストンに一泊して、そのバスで会場に行きました。 ![]() 一昨年の様子。芝生席は自由席なので、早くから、ピクニックしながら眺めの良い席を確保する人々の姿も見受けられます 昨年は、マンハッタンのグランド・セントラル・ターミナルからバスが出ていたので、ためしにそれで行ってみました。N.Y.を3PMくらいに出発し、運転手さんが道に迷ってしまって開演ギリギリに到着。 通常、夜のコンサートは8:30PMからなので、インターミッションも入ると終わりは深夜0時に及びます。そこから、マンハッタンまで4時間くらいかけて帰って来た時は、さすがに疲れましたが、面白い経験でした。確認したところ、残念ながら、今年は、マンハッタンからはバスが出ていないようです。 ![]() 今日、たまたま、「タングルウッド音楽祭」のポスト・カードが家に届き、「ああ、今年も行きたいなあ!!」という想いでいっぱいになってしまいました。気が付けば、2004年以来、毎年、行っているからです。 しかし、カーネギー・ホールくらいなら、いつも一人でコンサートに行くのですが、さすがにタングルウッドに一人は淋しい!!ので、賛同してくれる仲間を募り、機会を見つけようと思います。無類のBRAHMS好きの私は、今週末のALL BRAHMS PROGRAMが気になるところ…。 会場では、ワインやフードも売っていますが、自分たちで持ち込み可能です。もし、訪れるなら、虫除けスプレーとキャンドル、ビニール・シートや折りたたみ式の椅子、山の中なので夜は冷えるのでフリースなどをお忘れなく。 8月末まで実施しています。星空の下、芝生に寝転んで聴くクラシックは、きっと忘れられない夏の思い出になると思います。 一方、マンハッタンのセントラル・パークでも、真夏の夜に束の間の森林浴をしながら、クラシック・コンサートが開催されるんです。なんと、こちらは無料! ![]() 「Naumburg Orchestra Concert」と言う、野外クラシック・コンサートが8月5日7:30pmより開催されます。 こんな素敵なイベントを103年前から実施していたニューヨークって、やはりすごいと思いました。 そろそろ、息がつまりそうになってきているので、近々、足を延ばしてみたいと思っています。毎年実施される至福のコンサート、機会があれば、是非、行ってみてください。 |







