「松玄」NY店、ついにオープン! [2008年06月13日(金)]
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去年からオープンすると噂されていた「松玄」が、ついにトライベッカにオープンしました。
グランド・オープン前に家族や知り合いを招いて行なうプレ・オープニング・ディナー"FRIENDS AND FAMILY"に招かれ、行ってきました。 ![]() 銀行など金融関係のビルが立ち並ぶこのエリアに、ひっそり、佇むこの店は、かつて、ここは、NYを代表するフレンチ・オーナー・シェフ、ジャンジュルジュが経営していたモダン・チャイニーズ・レストラン「66」でした。 なんと、この店、“TOKYO CUISINE”と、窓ガラスに書いてある文字以外、目印がありません。 ![]() 和食通であるジャン・ジョルジュは、日本の「松玄」で食事をして以来、この店の味に心酔。何年も前、取材時に「松玄の蕎麦は本当にうまいよね」と絶賛していた彼を覚えています。 「僕は、この店の料理に関して何もしてないよ!日本の味をそのまま味わってほしいからね」と嬉しそうに語るジャン。そして、満を持してのオープンとなったというわけです。日本の「松玄」でおなじみの松下三人兄弟と共に、ジャンも、この店のオーナーの一人として名を連ねます。 ![]() ニューヨーカーは、和食に対して要求が高く、日本食店に行けば、お蕎麦、お鮨、しゃぶしゃぶ、なんでも食べられると思っています。そんな彼らのわがままに応えるべく、このお店は、そのすべてが揃うのです。そして、あらゆるジャンルの料理において本格的な料理を味わえるお店は、この街でも希少です。 ![]() いくらN.Y.の和食が進化してきたと言っても、なかなか本格的な日本の味には出あえませんが、今回、頼んだお料理は、どれも日本で味わう料理と同様に美味でした。 私がシメに頼んだのは、天ぷらそば($24、ほかのお蕎麦は$15前後)。天麩羅の海老も、お野菜も素材の良さを感じました。 ただ、この街の硬い水のせいで、美味しいお蕎麦の味を充分に引き出せていないのが残念でした…。麺つゆは、一緒に食事をしていた人が、あまりの美味しさに飲み干すほどでした。 私自身、帰国時には必ず、山形のお蕎麦(乾麺)と麺つゆを持って帰ってくるのですが、同じ湯で加減でも、日本で食べるのと、微妙に味が違うことに最初は戸惑いました。その原因を私なりに分析したところ、水だということに行き当たりました。さらに、「松玄」の日本のお店には、何度も行ったことがあるので、味は覚えています。湯で加減は同じでしたが、やはり、水による微妙な風味の違いを感じてしまいました。 ![]() 派手なオープニング・パーティも宣伝もせずに、6月16日から、ひっそりと静かにスタートするとか。そんな御店の姿勢に共感を覚えました。 今後、この店が、そして、本格的な和食が、ニューヨーカーに、どのように受け容れられていくか楽しみです。 |








