言い寄る 田辺聖子
2007-10-28 22:56:18
何ぞ面白い本、出てへんかな〜?と思いながら、
本屋さんをブラブラ流していると、
ハッと
目に留まりました。
キラーン
「田辺聖子の復刊本」です。
「言い寄る」 田辺聖子著
帯にはこう書かれてました。
「これが日本の恋愛小説の底力。
田辺聖子「最高傑作」三部作。
愛していないのに、気が合う剛。
初めての悦楽を教える大人の男、水野。
恋、仕事、欲しいものは手に入れた、31歳の乃里子。
でも唯一心から愛した五郎にだけは、
どうしても言い寄れない。」

私が、田辺聖子の面白さに目覚めたのは、
遅まきながら、社会人になってからでした。
ただ、その頃には悲しいかな、もう見つからない
本もあって、
この三部作(言い寄る―私的生活―苺を潰しながら)のうち、
私が読めたのは、第二部の「私的生活」だけでした。
そんな私にとって、なんとも嬉しい復刊です
第一部の「言い寄る」は、主人公の乃里子が独身時代の話。
主人公の乃里子は、ユーモアたっぷりの売れっ子のアーティスト。
金持ちのボンボンでプレイボーイの剛や、
魅力ある不良中年水野とは、
丁々発止の恋の会話で、言い寄られ、
六甲山の別荘や、明石の海の別荘で、
大人の
恋愛ゲーム
が楽しめるのに・・・・、
死ぬほど好きな五郎には、どうしても「言い寄れません」
(乃里子は、頑張って言い寄るんだけど、
ニブチンの五郎には相手にしてもらえないの。
そんでもって、とんびに油揚げ、ならぬ、
とんびに五郎をさらわれちゃいます。あああ、切ない
)
この切なさ・・・・地団太踏む気持ち、分かるなあ。
真剣だからこそ、手が出せないって、ありますよね。
世の中には二種類の人間がある。
言い寄れる人と、言い寄れない人である。
私にとって、五郎は『言い寄れない」人であった。
ほんとに言い寄れるのは、
あんまり愛していない人間の場合である。
こんな女心をえぐるような優しくて怖い文章を読むと、
色々考えちゃうじゃないですか。
私にとって、「言い寄れない人」「言い寄れる人」って
誰だろう?とか。
田辺聖子の小説って、柔らかくてイキのいい関西弁で、
くすくす笑いながら読めるんだけど、
よく考えると、かなり切ないです・・・。
特に、第一部の「言い寄る」は、ハイミス(死語
)の気ままさと
閉塞感があますことなく描かれていて、
ある意味、怖い小説なのでした。
さーて、第三部の「苺を潰しながら」も読まなくちゃ
確か、乃里子が離婚した後の話なんだよね。どんな話に展開するやら?
本屋さんをブラブラ流していると、
ハッと
目に留まりました。キラーン

「田辺聖子の復刊本」です。
「言い寄る」 田辺聖子著
帯にはこう書かれてました。
「これが日本の恋愛小説の底力。
田辺聖子「最高傑作」三部作。
愛していないのに、気が合う剛。
初めての悦楽を教える大人の男、水野。
恋、仕事、欲しいものは手に入れた、31歳の乃里子。
でも唯一心から愛した五郎にだけは、
どうしても言い寄れない。」

私が、田辺聖子の面白さに目覚めたのは、
遅まきながら、社会人になってからでした。
ただ、その頃には悲しいかな、もう見つからない
本もあって、この三部作(言い寄る―私的生活―苺を潰しながら)のうち、
私が読めたのは、第二部の「私的生活」だけでした。
そんな私にとって、なんとも嬉しい復刊です

第一部の「言い寄る」は、主人公の乃里子が独身時代の話。
主人公の乃里子は、ユーモアたっぷりの売れっ子のアーティスト。
金持ちのボンボンでプレイボーイの剛や、
魅力ある不良中年水野とは、
丁々発止の恋の会話で、言い寄られ、
六甲山の別荘や、明石の海の別荘で、
大人の
恋愛ゲーム
が楽しめるのに・・・・、死ぬほど好きな五郎には、どうしても「言い寄れません」

(乃里子は、頑張って言い寄るんだけど、
ニブチンの五郎には相手にしてもらえないの。
そんでもって、とんびに油揚げ、ならぬ、
とんびに五郎をさらわれちゃいます。あああ、切ない

)この切なさ・・・・地団太踏む気持ち、分かるなあ。
真剣だからこそ、手が出せないって、ありますよね。
世の中には二種類の人間がある。
言い寄れる人と、言い寄れない人である。
私にとって、五郎は『言い寄れない」人であった。
ほんとに言い寄れるのは、
あんまり愛していない人間の場合である。
こんな女心をえぐるような優しくて怖い文章を読むと、
色々考えちゃうじゃないですか。
私にとって、「言い寄れない人」「言い寄れる人」って
誰だろう?とか。
田辺聖子の小説って、柔らかくてイキのいい関西弁で、
くすくす笑いながら読めるんだけど、
よく考えると、かなり切ないです・・・。
特に、第一部の「言い寄る」は、ハイミス(死語

)の気ままさと閉塞感があますことなく描かれていて、
ある意味、怖い小説なのでした。
さーて、第三部の「苺を潰しながら」も読まなくちゃ

確か、乃里子が離婚した後の話なんだよね。どんな話に展開するやら?

おしごと (13)
食いしん坊 (46)
音楽 (3)
kosakママバッグ




