週末は久々サイクリングやら、日本からの知人がロンドン訪問やらであわただしく終わることになった。
金曜日は終日ギリガム(ロンドンから2時間半の南西部)にてニールズヤード工場スタッフと製品開発スタッフと会議。 ランチも10分で終了。ロンドンにてローズマリーキャディー女史の新書についての版権打ち合わせ。
終了後はリージェントパークにて毎年恒例のフリーズアートフェアーに知人が出展しているので立ち寄った。
招待客のみの初日を逃し、2日目なのでだいぶこれはと思う作品は(私が思うですから)もう殆ど売却済み。 私はこのアートフェアーに来るのは実は初めて。アートを自分の為に購入するなんて事を知ったのは実は15年前にヤマガタヒロミチ氏の日本の代理人だった、知人の勧めで彼の初版を購入したことから始まった。
それからは知人のギャラリーから勧められるままに、とんでもない程のしろものを買ったこともある。人間知ったかぶりしたり、ちょっと解る頃が間違いの始りなのです。
ギャラリーに行ってまるでアートが解る様な立ち回りや、話は絶対に禁物l。
これをするともう、久々にあった遠い知人で名前を忘れていて、最初に聞かなかったから最後までサーカスの自転車綱渡りみたいな会話が展開する。
そして見栄とともに、落ちる、雰囲気で一枚引き取ることになる。
それ以来私はアートは解りません。で通している。
コメントは これ好き。嫌いだけ。
世界的な優秀作品に混じり、当日はこんなアートもあり これってどうなんだろうか?
無知な素人であることが武器だから、何でも聞ける。誰これ? 何これ?幾ら?とかだ。
この質問はその業界の人は滅多に言わないから、意外に本音が出る。
マーケティングと同じ。 知っていることは有利であり、不利でもある。知らない幸せを楽しむことが人生の可能性と素晴らしさでもある。
さてこのアートフェアー、ニューヨーク、パリ、中東、中国、そしてロンドン、東京から人が押しう寄せて、この日は世界はひとつになる。
そしてお笑いだが、初日にはミリオネアー(年間の所得が3億以上の人達)が門の前で並ぶことになる。 欲しい作家の作品をいち早く手に入れる為だ。
金持ちとは並ばないのが定義なのに、金持ちとは欲しいものはもって来さすのに、!!
この日はヨーカドーの初売と同じように並ぶ。 世界は平等なのだろうか?????
アートの世界、特に現代アートは深いのか、浅いのか、広いのか私には不明だ。
毎年世界中のコレクターはニューヨークやロンドンの美術館が目をつけた作家のものを我先にと購入するらしい。ロンドンならまあテイトだろうか。
そこでテイトでは誰が決めているだろうか?と誰でも思う。その人は世界中の金を支配することになる。つまりロンドンの美術館がアートの価格を決めることになる。そして世界はそのアートの価格を吊り上げる。 歴史的な裏づけや、膨大な労量とかとは関係なく、現代アートは価格が決まる。
これこそ ロンドンの錬金術。
話は変わるが、以前裁判で弁護士の先生に質問したことがある。
先生! 一体これは有名だとか、そうじゃないとかはどうやって裁判官は決めるのですか??
先生曰く それは資料の多さと後は個人の情報かな???
と言うことはもしその裁判官がファッションに興味無かったら、知らないブランドもあるわけでそれは有名じゃないということになるんですか?
それもあり得るね。 裁判官は自分が知らない時には、多分娘とかにきくんでしょうかね?
娘よ このブランド知っているか?とか それも娘に悟られないように、出掛けにとか。
なんと、それもあり得るという。まれだろうが。
作家が子供の作品まで展示
世の中は全てが連鎖。決して切れることの無い会話と、お助けできまるんだろうな。
テイトの選定学芸委員か誰かは不明だが、その知人とか息子とかあるいは、これを読んでいる貴方の一言が実は世界の一こまを動かしている可能性があることを忘れてならない。
更に追い討ちをかけるロンドン錬金術に遭遇。
ロンドンのレジではカードで支払うと、多くの場合に ”Cash Back”とか言われる。
最初は ”現金袋?”とか
何だ買って金くれるのか?と思っていると、そうではない。
その場で必要な現金が欲しければ、その金額を言えばそれをカードに上乗せして計上してくれるのだ。 だから買い物に行って、現金をもらうことになる。つまり銀行だ。
でもこれには金利もかかるし、結局は後でカード決済をすることになる。
それでも現金が必要な人には具合の良いシステムらしい。
こんな錬金術、さすが東インド会社創った国、 難波金融道もまっさお。