最近読んだ本の中で、最も影響を与えてくれた著書
「僕はこんなものを食べてきた」
フレンチの名店、オテル・ドゥ・ミクニのオーナーシェフ、
三國清三さんが書いた本
内容は、三國さんの人生に大きな影響を与えた
食べ物にスポットをあて、人生を振り返る物語
三國さんの味覚を築いた青いトマトや海辺て拾ったホヤ
料理人を志すきっかけとなったハンバーグ
ワインの味を覚えるために飲んだブショネのワイン
食の喜びを再び思い出した、小学生によるフルコース
など、特別な料理との出会いは、
ここまで人の考えや人生を変えるものだと考えさせられる素晴らしい話でした。
しかし、最も僕に影響を与えてくれたエピソードは他にありました。
それは、三國さんが帝国ホテルに入り、日本フレンチ界の神様であり、
帝国ホテル元総料理長の村上信夫さんの下で働いていた時のエピソード。
見習いから始めた三國さんは、2年もの間、
毎日、調理場にあるすべての鍋を洗い続けた。
その行為が村上総料理長の心を動かし、
三國さんはスイス・ジェネーブにある日本大使館の料理長に推薦されたのである。
総料理長の前で料理を作ったこともなければ、フライパンを振ったこともない、
そんな三國さんを村上総料理長は推薦した。
三國さんが鍋を洗い続けた理由
それは、誰も洗わなかったから。
彼は、人が嫌がる仕事を率先して行ったのである。
誰に見られるわけでもないのに、人が嫌がる仕事を快く行う
それがどんなに難しいことで、大切なことであるか考えさせられました。
見ている人は、必ずいる。
とても難しいことで簡単には口にできないが、
目指す種は見つけました。