この商売上手っ!(さんなんぼう) [2008年05月14日(水)]
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オチに悩んで書くのが遅れたわけではありません。これはノンフィクションです。と予めお断りから始まる”さんなんぼう”です。
ってことで、、今日も一服。 「オヤジとオレのせめぎ合い(完結編)」 収集癖のあるさんなんぼうは、家で微妙にキャメルグッズを集めていたりする。 今回のキャンペーンももちろん知っていた。この缶はキャメルのしかも、ナッツ味のするメンソールを2つ買った者だけに与えられる代物だ。しかし、キャメルのフィルター以外は吸わない主義のさんなんぼう。この缶を授与されるために、吸うタバコを一時的に変えるようなことはしない。そこに来ての老体からの甘い誘いだった。しかも、タバコ1個分すなわち320円でコレを提供してくれるという。 誰もがこのシチュエーションだったら「ありがとう」とでも言い放ってそそくさと持ち帰るのだろうが、根っからの偽善者であるさんなんぼうには「悪いなぁ」という感情が芽生えてしまい、「しょうがねぇから、もう1個タバコを買ってやれ」といいひと役の天使さんみたいな人が耳元でささやき始めるのだった。 天使さんのささやきに根負けしたさんなんぼう。つい、口をすべらせてしまい、 「いやいや。それはなんか悪いので、だったらもうひとつタバコを・・・(続く)」 と言い放ったと同時に財布をのぞくと、運悪く1万円が1枚と500円玉が1枚。タバコをふたつ買うとすると、この1万円を渡し、地獄のような「おつりタイム」が待っていることに気づく。 「・・・(いや、でもこのオヤジのことだ。オレがいつも高いところからタバコを取ってあげているのを知っていて、こんな粋な計らいをしてくれているに違いない。オレが何も買わなくたって、このラクダの缶はアイツのために取っておこうと思っていたはず・・・。ならば、この偽善なる提案を断って、ひとつでいいよなんて甘い言葉をかけてくれるのではないか?)・・・」 「(続き)・・・買いますよっ!!」 言ってしまった・・・。恐る恐る老体の顔を見上げるさんなんぼう。老体は今までに無い笑顔でさんなんぼうを迎え入れる。 「そう?なんだか悪いねぇ〜ははははは・・・」 ・・・。やっちまった・・・。 ぺっぺとツバをつけながら、優雅な手つきで、野口英世をゆっくり数えだした老体。さんなんぼうの後ろでは、パンを抱えた女性の舌打ちが聞こえた気がした。背中がみるみる小さくなっていくさんなんぼう。 「(もしやっ!このオヤジ!?オレが2つ買うと分かっていて!?!?)」 優しさに漬け込んだ商売上手のご老体は、ようやく小銭を数えだしたのだった・・・(完) PS:関係者の皆様、長文でブログを汚し失礼しました。。 |

今回のキャンペーンももちろん知っていた。この缶はキャメルのしかも、ナッツ味のするメンソールを2つ買った者だけに与えられる代物だ。しかし、キャメルのフィルター以外は吸わない主義のさんなんぼう。この缶を授与されるために、吸うタバコを一時的に変えるようなことはしない。








