N35の日常

2007年12月
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私的三ツ星【4】(あにき)  [2007年12月01日(土)]

日本人のフレンチやイタリアンへの理解は、
今や「ミシュラン」にNGを出せるまでに進んで
いるというのに、最先端のスペイン料理への
理解が、一向に進まないのは、なぜだろう?

「サンパウ」という最高の教材があるというのに。

バカラオのスープ。バカラオとは塩漬けにしたタラ。
翡翠色をしたスープに、タラの旨みが凝縮されている。

赤座海老 ア・ラ・クバナ。(赤座海老のキューバ風?)
プリプリとした海老にクリスピーなライス、そしてバナナ、
食感の異なる3種の素材を、卵黄に絡めていただく。

魚介にはうるさい島国日本人をも唸らせるアプローチ。

天然ヒラメ。カリフラワー、キャベツ、ヒヨコマメ。
メニューの表記上は末席に座るヒヨコマメが大活躍!

イベリコ豚のプルーマ。ブリオッシュ、野菜とフルーツ。
全10皿のうち、これがもっとも凡庸だったかもしれない。

これら4皿に込められたシェフの意図を正確に汲める
日本人がどれだけいるのか。プロの食べ手に問いたい。
と、同時に、自分ももっと理解を深めなければと思った。



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