待ってる(あにき) [2007年07月02日(月)]
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ラジオ番組制作会社のディレクターHさん。
大げさではなく、Hさんがいなかったら 今の僕はなかった。師匠小山薫堂と出逢う キッカケを与えてくれた、人生の大恩人。 世界観をキッチリ作り込まなければならない 番組を演出させたら、恐らく右に出る者はおらず、 師匠も彼の仕事には全幅の信頼を寄せていた。 そんなHさんと出逢って、今年でちょうど10年。 かつては<ディレクターとAD>という関係で、 毎日のように事務所の椅子で寝ているHさんの 凝った肩を揉むのが、僕の大事な仕事だった。 その際、肩を揉みながら教わったことは、全て、 今の僕の、血となり、肉となり、骨となっている。 そして―――そんなHさんが、今、病魔と闘っている。 はじめ、Hさんと数多くの番組を作ってきた 名参謀Yさんから、検査入院をすることになると 聞かされたときは、正直、楽観視していたのだが、 おやびんから、そのまま手術することになったと 聞かされたときは、目の前が真っ暗になった。 苦節40数年、昨年ようやく、幸せを手に入れた ばかりだというのに。それは、あまりに酷すぎる。 しかし幸いにして、手術は成功のうちに終わり、 今、徐々にではあるが、元気を取り戻しつつある。 Hさんは、まだ、窓越しに東京タワーがよく見える、 病室にいる。だが、入院後、僕は一度としてそこへ 足を運んでいない。薄情と思われようが仕方ない。 Hさんのやつれた姿など見たら、泣いてしまうから。 それより早いとこ治して、ごはん付き合って下さい。 「お見舞い」はしない分、「快気祝い」は盛大に。 僕からは、Hさんの大好きなお肉を「かわむら」で。 だから頑張って下さい。N35一同待っています。 |







