N35の日常

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思い出の味2(あにき) [2007年05月04日(金)]

「RADIO QUEST 2001」「6pm」という番組を
担当していた頃、先輩方に、よく、ご馳走になって
いたのが、南平台にある「PECO」というピッツェリア。

突き抜けるほどの感動はないが、気取らずに、
男4人でピッツァを頬張るにはピッタリの店だった。

そんな「PECO」が店をたたんで、もう何年経つだろう。

番組が終わってしばらくしてから、その場所を
訪れていると、いつの間にか別の店になっていた。

「もう、2度と、あのピッツァを味わえない―――」

そう思うと、美味しかったからということ以上に、
「番組とともに過ごした5年半の思い出」の一部が
切り取られてしまったようで、とても悲しかった。

しかし、ふとしたキッカケから、「PECO」が、
名を「PIOPPINO」と変え、南平台に程近い神泉で、
店を続けていることを知り、早速、足を運んだ。

まず、「PECO」時代、僕らが決まって注文していた
サラダを頼む。看板は変わったが、「ペコサラダ」という
名は残されていた。シンプルでボリュームたっぷり。

一口食べると、あの日あのときの記憶が次々と甦る。
味は、思い出という部屋の扉を開ける鍵なのかもしれない。



そして、トマトとケイパーのピッツァがサーブされる。



味が変わっていないのを確認してから唐辛子を一匙。
オイルと違って、いくらかけてもギトギトしないのがいい。



春キャベツにボッタルガと白胡麻を散らしたパスタ。



今一度ことわっておくが、突き抜けるほどの感動はない。
しかし、そこに思い出の味があるから、僕はまた足を運ぶ。






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