九皿目:水餃子
十皿目:橄欖油の炒飯
十一皿目:水餃子
この
「並び」のポイントは
3つある。
1:水餃子という「縦軸」。
「山東」までわざわざ足を運んだなら、
名物
「水餃子」を心ゆくまで味わいたい。
そこで今回は、
3、6、9、11皿目に
配置。
味を忘れかけた頃に、丁度タイミングよく
茹でたてが運ばれてくるという「構成」にした。
最初の登場となる3皿目を
「2人前」にするのと
安直に「炒飯」で〆ないというのが
ミソ。
やはり、
「水餃子」の味を残して終わりたい。
2:食感のバランス。
モチモチとした食感こそ、水餃子の
「命」。
それを存分に楽しむため、直前の皿は、
シャキシャキとした食感の料理をチョイス。
豆苗、黄ニラ、玉葱が、その
重責を果たした。
3:塩と醤油のバランス。
意外と陥りがちなのが、
塩と醤油のバランスミス。
塩味ばかりが続いても
物足りないし、醤油味ばかり
では
重すぎる。今回は、醤油で食べる「水餃子」を
引き立てるため、
8皿目以外、全て塩味にした。
そして、
「最大の収穫」は、初めて
「橄欖油の炒飯」を
食べられたこと。はずかしながら、初めて知ったのだが、
「橄欖油(かんらんゆ)」は
オリーブオイルのことだそうな。
想像を超える味と香りで、最後の「水餃子」へ見事つないだ。
男は言った。「何も思い残すことはない」。