四季を映す鏡(あにき) [2007年03月28日(水)]
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おなじみ、T&Mの浅野さんからの差し入れ。
日本橋の路地裏に、まるで人目を偲ぶかのごとく、 ひっそりと佇む、知る人ぞ知る名店、「ときわ木」の 春を告げる銘菓、さくら餅が紅白2色揃い踏みだ。 箱を開けた刹那、桜香がふわっと広がり、 部屋の中はたちまち春爛漫。一口頬張れば、 餅あくまで柔らかく、口溶け筆舌し難し。更に、 餡の控えめな甘さを、塩漬けの葉が引き立てる。 これを「三位一体」と呼ばずして、何と呼ぼう。 五分咲き桜を尻目に、口の中は一足早い満開だ。 「嗚呼、日本人に生まれてよかった」と、心から思う。 舌を通じて四季を感じさせてくれる、そんな 「絶妙な差し入れ」ができる、浅野さんのような 人こそ「真の美食家」なのだとあらためて尊敬。 「どこの何が美味い」だの「誰がどこで修行した」 だのという「薄っぺらな情報」をひけらかしては 喜んでいるような人たちにこそ、ぜひ召し上がって 頂きたいのだが・・・美味しいからあげられない。 ![]() 「ときわ木」と言えば、年に3度しか売られない 「若紫」があまりに有名だが、この2つも忘れえぬ味。 |



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