更新日:2011年2月21日



iPhoneからの乗り換えもアリ? アンドロイドの「ストリーク」をお試ししました

カテゴリ:ゆるい話題です  2011 2月21日

先日、思いもかけず旅行をプレゼントという懸賞に当選!という幸運を得て、カナダでオーロラを見てきました。その経緯や旅の様子は、私のもうひとつのブログでぜひご覧いただけたらと思います。

今回そのプレゼントのスポンサーがパソコンのデル・ジャパンだったため、「旅は自由にしていいけれどぜひパソコンを活用した旅にしてほしい」というリクエストをいただきました。デジタル女子を自認するひとりとしてはお安い御用! 動画編集もさくさくできるハイパワー系ノートPC(ちょっと重かったけど)とモバイルデバイスを持ち込み、ガイドブックは買わずWebコンテンツのみにし、同行の@shokoyamashoさん(初期のcafeglobeスタッフでもあります)との情報共有にWebサービスを駆使し……という旅にしてみました。

その一環として、旅行中のモバイルデバイスとして、デルの「ストリーク」を持ち歩きました。いわゆるアンドロイドOSを載せたスマートフォンで、ソフトバンクから発売されているものです。


ブログページもパソコンで見るような感覚で読むことができます。この画面幅はうれしい!


旅行中の出費をその場でGoogle docの表計算ファイルに入力。iPhoneやXperiaより一回り大きい5インチの画面で、表を見たりする作業はぐっとしやすい印象。

アンドロイドOS端末ははじめてでしたが、googleのサービスを普段から使っている人には驚くほど使いやすいことがわかりました。起動直後にgoogleのアカウントとパスワードを求められるので入力すると、gmailはもちろんカレンダーやアドレス帳はすべて同期されて、オフラインでも見られるようになります。

大きさは、女性としても小さめの私の手だと片手でつかむのが精一杯で、片手でのインプットは無理。もともと画面も横向きで使う設定のようだし、両手入力が前提なのでしょう。その分横幅のある画面はwebサイトなどを見るのはだいぶ快適。


PCも枕元に置いて使いましたが、ベッドの中でぬくぬくネットにはストリークがベストでした。横幅があるのでwebサイトの閲覧が快適♪

iPhoneに比べると充実していないと言われているアプリについては、あまりじっくり調べる時間がなかったのですが、とりあえずひと通りは揃っている印象でした。何かの目的のためのアプリは、選択肢は多く無いけれどいちおう見つかる、というような感じ。

ユーコンの冬は湿度も低く、新月の時期を選んだので、夜空は本当に真っ暗。でも目が慣れてくると、その空には、隙間がないほどぎっしりと星が見えるのです。星が多すぎて星座がわからなくなるほどだったところで便利だったのがGoogle Sky Map。これはズバリすごかった。しかも無料。


Google Sky Mapを起動したところ。GPSから自分のいる緯度経度に合わせて調整してくれるし、コンパスも内蔵しているから、見上げた空に合わせるだけで星座図と星空がぴったり。夜用に赤い光だけで表示するモードも。

携帯電話としては少し大きめのストリーク。あまり頻繁に音声通話をする人には向いていないと思うけれど、webコンテンツをたくさん見たり、アプリを使い込みたい人にはこの大きさがホッとできるサイズだと思いました。

まだiPhone 3Gを使っているのでそろそろ買い替えなのですが、もしかしてアンドロイドもアリかも……と思いはじめています(まだ決断してませんが)。


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ツイッターで生まれた、東京オーガニックレストランリスト

カテゴリ:ゆるい話題ですカテゴリ:東京  2010 11月24日

自分も労働しないと買い物すらできないというユニークなNYのスーパー、ファッションにもエシカルの波が押し寄せた2007年のNYファッションウィークの模様などをレポートしてくださったフォトグラファーの詩乃さんが東京に来るということで、彼女のリクエストのオーガニックレストランを探し始めました。

かねてから、オーガニック、ベジタリアン、サステイナブルといったあたりを実践している東京のレストランのレパートリーを持ちたいと思っていたので、これはいい機会といろいろリサーチ。
ただし、本当においしくなければ却下です。

検索のヒット数の多さに、日本にもそういったお店が激増しているのだなーとちょっと嬉しい驚き。
数年前まではあまり多くなかったので。
一方で、ツイッターでもおすすめを教えてくださいとお願いツイートをしてみたところ、かなりたくさんの情報をいただきました。
ありがたい! こういうとき、本当にツイッターってすごいなと心がアツくなります(^^)
なにより、誰かリアルな人がおすすめしてくれるって、すごく安心ですよね。

みなさんのご厚意でいただいた情報なので、ここでまとめてリストにしておくことにしました。

東京のオーガニック、ベジタリアン系のレストランリスト
※すべてがオーガニック・菜食というわけではありません。その方向性ということで。順不同。

45dav(南青山)
「オーガニックジャンク」というコンセプトで、気軽な西洋食。
http://dorobushi.com/45dav/blog/
by @jfoxmiyamotoさん

泥武士(銀座)
有機精進料理 気軽なカフェもあり。
http://www.dorobushi.com/ginza/index.html
by @yamaringoさん @jfoxmiyamotoさん

スパイスマジック(渋谷)
アウトドア用品のモンベル経営のカフェ。フェアトレード紅茶、授産施設などの活用も。
http://store.montbell.jp/spicemagic/
by @yamaringoさん

ナタラジ(外苑・銀座)
ベジタリアンインドカレー
http://www.nataraj.co.jp/
by @okmuraさん

ダバインディア(京橋)
ベジタリアンインドカレー
http://r.tabelog.com/tokyo/A1302/
A130202/13000506/dtlphotolst/P209552/

by @gawochanさん

三光院(武蔵小金井)
ステキ系精進料理
http://www1.odn.ne.jp/sankouin/
http://r.tabelog.com/tokyo/A1325/
A132501/13039545/

by @gawochanさん

(台東区入谷)
普茶料理/精進料理
http://www.fuchabon.co.jp/
by @gawochanさん

シターラ(青山)
ベジタリアンインドカレー
http://www.sitaara.com/
by @gawochanさん

カフェエイト(南青山)
AVEDAの隣にあるヴィーガンカフェ。
http://www.cafe8.jp/
by @ecogrooveさん

クレヨンハウス(北青山・表参道)
表参道裏。ランチはナチュラルママ系女性でいっぱい
http://www.crayonhouse.co.jp/home/
restaurant.htm

by @ochun99さん

ブラウンライスカフェ(北青山・表参道)
ニールズヤードが運営する玄米ランチなどのカフェ系
http://www.brown.co.jp/cafe/map.html
by @ochun99さん

六本木農園(六本木)
今風農業実験レストラン、おしゃれ
http://roppongi-nouen.jp/
by @tekusukeさん

山藤(広尾)
日本料理、大地を守る会直営
http://www.yamafuji.net/
by @agyrtriaさん

瓢亭(永田町)
日本料理 朝粥がおすすめ
http://hyoutei.nobody.jp/
http://r.tabelog.com/tokyo/
A1317/A131706/13002740/

by @KQZさん

モミノキハウス(原宿)
1976年からの老舗
http://www2.odn.ne.jp/mominoki_house/
index_nihongo.htm

by @KQZさん

たべごと屋のらぼう(西荻窪)
「地元産の野菜を中心にまさに食べ甲斐のあるメニューの数々。但し夜のみ営業です」
http://r.tabelog.com/tokyo/A1319/A131907/
13001122/

by @yosuke_umedaさん

※以下は東京ではありませんが、もったいないので。

SYOKU-YABO農園(横須賀市芦名)
農業実験的コミュニティが運営
http://syoku-yabo.com/dining-info/
by @D3_plusさん

湘南倶楽部(鎌倉市小町)
シェ・パニースのアリス・ウォーターズさんのお弟子さん
http://www.shonanclub.com/index.html
by @shokoyamashoさん

ヒカリヤ(松本市)
日本料理とナチュフレンチ 「マクロビコース(要予約)がおすすめ」
http://www.hikari-ya.com/
by @kshimoyamaさん

以上です。
どこも行けることなら全部行ってみたいのですが、個人的にまだ行ったことがなく、かなり惹かれているのが六本木農園とたべごと屋のらぼう、そして自転車で行ったらよさそうなSHOKU−YABO農園です!

で、詩乃さんと私がどこに行ったか……それは次回でご紹介できればと思っています。
これが、んもう、驚愕のおいしさだったんです。
ヴィーガンとは到底信じられなかった。
どうぞお楽しみに!


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虫を食べてきました!

カテゴリ:ゆるい話題ですカテゴリ:今日できることをしようカテゴリ:地球温暖化カテゴリ:東京  2010 11月10日

虫。昆虫。脚が6本かもっとたくさん。複眼。
胴体がしましま。羽。リンプン。にょろにょろ。

(ここまで↑の文字を見ただけで鳥肌が立った方は、下の写真はご覧にならないほうがいいかもしれません。)

私は小さい頃は虫大好き少女でした。
ダンゴムシでもカマドウマでも手づかみで遊んでいました。
でも、大人になるって何なんでしょうね。
最近はダンゴムシでさえ直接触るのはやっとこさです。

でもでも、もうここ15年ほど、これからは「虫食」なのではないかということがずーっと頭にありました。
気候変動やピークオイルなどの問題で、食肉や卵・乳製品の値段はこれからじりじりと上がり続けるでしょう。
そもそも2050年には90億人に達する人類を食べさせるには、たくさんの穀物と時間を与えないと育たない牛や豚はぜいたくすぎる可能性が高いのです。

そ・こ・で、虫なのです!

多くの虫は、少しの植物の葉や穀物で簡単に飼育することができます。
しかも、虫は高タンパク低脂肪でからだにいい。
動物の肉には少ないカルシウムもいっぱいです。
実際、これからやってくるだろう食糧難の時代をにらみ、学問の世界では虫食に関する研究はたくさん行われているとか。

と、こんなことをエラソーに言うならまず自分が食べなければと、長いことそれで頭がいっぱいでした。
虫食の体験が最高に楽しく描かれている「ほそいあや」さんの記事をなんども読み返して、イメトレを重ねてきました。

●ほそいさんの虫食な記事1(@nifty デイリーポータルZ)
●ほそいさんの虫食な記事2(@nifty デイリーポータルZ)

先日、そんなほそいさんが登壇される「虫食いフェスティバル」というものがあるとほそいさんのツイートで知り、予約をして行ってきましたのです。中心人物は、虫食では日本の第一人者の内山昭一さん

会場は、すでに100人以上の参加者で人いきれがするほどでした。


中野駅そばの、公民館のような不思議な空間が虫食いフェスの会場でした。参加者は30〜40代が多く、多くが虫食初心者とか。でも壇上の内山さんの「この虫食べてみたい人!?」という声にハイハイハーイ!とたくさん手が上がる熱心さ。


さっそくいただいたのは、蛾のおにぎりと、蚕の糞茶。

どちらも30分位眺めて勇気をチャージしてからいただきました。
蛾は羽をむしって甘辛く煮つけてあるので、ちょっと食感がコソコソするものの、何かの佃煮風。
糞茶はこれが意外とおいしくて、おかわり行けそうでした。
蚕は桑の葉しか食べないから、桑の葉の紅茶のようなものなのかも。
どうやら漢方としても使われてきたもののようです。

これらをいただいて勇気の再チャージ速度が早くなってきたところで、乾燥させた蚕のサナギ(繭の中身)を1ついただいてポリポリ。
これがスナックのようで、タンパク質らしいいい風味もあってなかなかおいしかったのです。齧ったサナギの断面は凝視できなかったですけど……。

そして次は、キイロスズメバチを漬け込んだ米酢のソーダ割りへ。


★モザイクにカーソルをあてると鮮明になります★米酢のソーダ割りに、コクと香ばしさが加わった感じで、なかなかおいしい。焼酎に合いそう。

スズメバチに含まれる体脂肪を分解させるアミノ酸は、スポーツドリンクの「ヴァーム」に採用されているほど。飲んだらなんだか元気が出てきそうな気分です。

隣に座っていた女性たちも、勢いがついてきて、虫入りのケーキをパクパク行き始めました。


ミールワーム入りのパウンドケーキをパクッ。

こうなってくると、もっと虫らしいものに挑戦してみたい!という気持ちが高まってきます。


★モザイクにカーソルをあてると鮮明になります★ミールワームという、鳥や爬虫類の餌にも使われる虫です。姿揚げにして軽く塩を振ってあって、脂っぽさがたまらなくスナック風で、これは本気でおいしかった。


内山さんは途中からこのような出で立ちに。

この日はほんの数種類の虫をいただいただけだし、まだ結論めいたことを言うには早いと思いますが、「虫はおいしい」は本当、でした。
別にこの姿のまま食べなくてもいいわけだし、加工食品にしてしまい、多くの人がそのアイディアにさえ慣れてしまえば、全然オッケーな食材になるだろうなとも。

茹でただけのカニを分解して食べるなんてそもそもかなり虫食的に高度なことなんだし。
慣れだけですね、要は。

もうひとつ面白かったのは、このフェスティバルに来ていた人たちがとても話しやすくて、楽しかったことです。
さきほどのケーキを食べる女性も、同じテーブルに座った、その日お会いした方なのです。
虫を食べてみようなんて思う人は、日本人的「こうあるべき」にとらわれない、「すでに乗り越えてきている人たち」なのかも?

憧れのほそいさんともご挨拶できて、とても充実した秋の夕べでした。
定期的に開かれている虫の試食会にもお誘いいただいたのですが、次回はかなり身の厚い(だからおいしいのでしょうけど)マダガスカルゴキブリが素材という噂で、ちょっと躊躇しているところです。
どうしようかな……。


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自分をダイアナだとは……思ってませんてば

カテゴリ:ゆるい話題ですカテゴリ:ロンドン  2010 10月27日

「アンタ、そんなの着ちゃって、
自分をダイアナかなんかだと思ってるわけぇ?」
と、東京で英会話教師をしていた英国人の女友だちに
冗談めかしてながらグサッと言われたのは十数年前。

「そんなの」というのは BARBOURの、
オイルドジャケット、モスグリーン。
画像をググればすぐ出てきます。
今の私なら、ああいかにもイギリスのお上流が、
自分の何エーカー、何ヘクタールもある
邸宅やその周辺で馬に乗ったり狩りをしたりするときの
定番ジャケットだ、とわかります。

でも言い訳すると、まだ20代だった私は、
ミラノのモンテ・ナポレオーネを闊歩する
お洒落マダムやファッションリーダー風お姉さんたちが
こぞって着ていたBARBOUR を買ったのであって、
イギリスの上流に憧れたつもりではなかったのです。

でも、イタリアではよくても、本国イギリスでは
今も結局街に着ていく勇気がなくて、タンスの肥やし。
この雨がちな気候に最高にぴったりの道具なのですが。
いちおう、1度オイルを塗ってもらいに出しました。

実際、本物の上流らしき人と、実用性重視で“ナンチャッテ
BARBOUR”を着ている一部中高年のおじさま以外は
着てないんですよね、ロンドンの街角では。
日本と違い、階級社会がいまだ残る文化習慣のここでは、
上流(英国人口のわずか数%くらいらしい)でない人が
上流に憧れてその身なりや振る舞いやアクセントなどを
真似するのは強烈にダサいとされているからです。

同じような存在だったのが、HUNTER の長靴です。
これまたエリザベス女王が履いているイメージで、
乗馬をしょっちゅうする裕福な有閑マダムならまだしも、
都会で働く庶民は気やすく足をつっこめないのです。

それがちょっと変わったのが、ここ数年のこと。
日本など階級意識の縛りから自由な外国で
HUNTERが人気になり、ジミー チュウとのコラボで
出たクロコ型押しモデルをケイト・モスが履いたことで、
HUNTER はお上流階級のスティグマがとれ、
自由なファッションアイテムとして認定されたのです。
いまではロンドンの街角でも、われらが勤労キャリア女子が
履いているのを見かけるようになりました。


ゴム長靴(通称ウェリーズ)、イギリスでは最初にこの手の派手な柄ものが大々的に流行りました。日本は派手柄が出てすぐに本物のジョッキーブーツやウェスタンブーツと見紛うシックな方向に中心が移行しましたが、イギリスはこのジミー チュウVer.は出たものの、シック系はまだあまり見ないです。

バブアもどこかとコラボしてくれたりしたら、
狭い檻から解き放たれるのかも……。

日本にいると、わーいおしゃれ♡と安易に
手を出してしまうブランド物ですが、
本国では違う意味を醸すブランド物であることも
多いというおはなしでした。


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世界中の女性の旅仲間と出会えるサイト

カテゴリ:ゆるい話題です  2010 9月30日

  いまちょっとウキウキしています。

  それは、このサイト「Thelma & Louise」を見つけたからです。

  ケニアでのサファリからチベットの僧院めぐり、バンコクで料理教室、北海道でスキー。女性には旅行好きな人が多いですよね。でもボーイフレンドや夫は出不精だったり、とくにカルチャー系の旅だと「オレはいいよ」と言われがち。女友だちはなかなか予定が合わない。とはいえ女性が一人旅をするといろいろ用心しなくてはいけないことが多くなるし、いきおい行動の幅が狭まってしまうことも。

  そんな女性のみなさん、旅の道連れをここで探しましょう、というのがこのサイトなのです。映画『テルマ・アンド・ルイーズ』をご存知の方はピンと来ましたね〜。女性限定のサイトです。

  さっそく登録してみると、活発そうな女性がいるわいるわ……という感じ。「バルセロナで一緒に食い倒れ旅しましょう」「クリスマスホリデーにブラジルに行きたい人いる?」というような呼びかけが並んでいます。

  興味を持ったら、その呼びかけをしている人のプロフィール欄をクリック。年齢、住んでいる場所、好きなタイプの旅やこれから行きたいデスティネーション、好きな映画や本、座右の銘などしっかり自己紹介し、旅のスタイルや気が合いそうな友だちを探そう(そういう人に見つけてもらおう)という仕組みです。

  まだ私も登録してウロウロし始めたばかりですが、1月か3月にスキーに行きません?というスレッドにちょこっと飛び込んでみています。アルプスでアパート借りるから1部屋借りたい人いる? と言ってる女性もいるし、もしかして〜?

  メンバーのリストを見ると、登録している人は1万人強。英語がサイト上での公用語ですが、出身国や今住んでいる国は世界中に散らばっているようです。ということは、仲良くなれば、ローカルの人に旅アドバイスをもらうこともできそう。英語のSNSは日本語世界と異なり、顔写真を始めかなりオープンに自分の情報もやりとりするので(もちろん安全には要注意ですが!)、ダイナミックな展開もわりと期待できるはず。

  読み書き英語ができる方なら、旅の情報収集というだけでもかなり役に立つはず。よければぜひ覗いてみては? 私はそのまま、「yoko」というハンドルネームです。男性の方はご遠慮くださいね。


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こういうモキュメンタリー動画、好きです

カテゴリ:ゆるい話題ですカテゴリ:今日できることをしようカテゴリ:地球温暖化  2010 8月23日

またまた今回も動画の紹介です。

英語圏には、ドキュメンタリー番組などのスタイルを真似た(mock)「モキュメンタリー(mockumentary)」という定番のお笑いジャンルがあります。

最近これはイイ!と思って何度も見てしまったのが、こちら。

野生動物の一生を追いかける感動的なドキュメンタリー番組を模して、多くのレジ袋が川に流れ込み、終の住処である太平洋で分解されずたまっていく問題を、茶化しつつ紹介しています。

これは、カリフォルニア州で、レジ袋の配布を禁止する法案を成立させるため、地元議員に働きかけよう、というキャンペーンの動画です。大物俳優のジェレミー・アイアンズがナレーションを担当している豪華さ。ニヤニヤしながら見てしまいました。

太平洋や大西洋にプラスチックのゴミが大量に溜まっているという問題については、cafeglobeの以前の記事「海がプラスティックのスープになりつつある」でも
ご紹介していますのでぜひご覧ください。

地下から掘り出した石油で作られるプラスティック。
便利に使ってポイッと捨てて、地球のどこかにこうしてたまっていく。

とくにプラスティックやビニール袋は、水中に漂うとクラゲにそっくりに見えるため、ウミガメなどが間違って食べて消化管につまらせて死ぬことが多いそうです。

エコバッグのブームも一段落してきていますが、あらためて無駄なプラスティックを使わないように、そして出してしまったものはできるだけ海に流れ込まないように気をつけていければと思いました。



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マスコミをおちょくる

カテゴリ:ゆるい話題ですカテゴリ:ロンドン  2010 8月09日

  ちょっと前ならノリピー事件に押尾学事件、小沢氏の献金疑惑など政局ニュース……マスコミがその時々の人気のトピックに飛びついて、バランスが悪いほどにそればかり報道するのは洋の東西を問わず。

  でもイギリスで少しでも安心できるのは、マスコミの姿勢を痛烈にからかって楽しむカウンターパンチとしてのカルチャーがあること。毎週、その時々のニュースの内容やその報道のされ方をおちょくる1時間程度の番組がゴールデンタイムのBBCなどに数本あり、それぞれのメディアの意向や事情、お家芸もなんとなくわかってきてためになります。

  そんな文化だからこそ成立するのがこういうニュース。リベラル寄りの高級紙『Guardian(ガーディアン)』のサイトで先週末にアップされたビデオです。


この動画記事のタイトルは、「この動画の撮影で、動物虐待は行われていません」というお決まりのフレーズ。これもすでにおちょくっているのでしょう。

  6月に、ロンドン都心で、家で寝ていた赤ちゃんが野性のキツネに襲われて大怪我をするというとても気の毒な事件がありました。用心深く臆病で知られるキツネが、いくら窓が大きく開いていたとしても、人家の2階まで上がって子どもに噛み付くというのは前代未聞で、ノリピー覚せい剤ほどではないにせよ、マスコミも「キツネが凶暴化!」「キツネが増えすぎ!」とヒステリックに報じました。

  保守派メディアの中には「赤ちゃんが殺されてからでは遅い、キツネ狩りはやっぱり必要! 再合法化を!」というような声を紹介するものも出てきました。キツネ狩りはイギリス上流階級の「伝統的なスポーツ」ですが、たくさんの猟犬でキツネが走り疲れて倒れるまで追い込むため、残酷すぎるとして数年前に違法化されています。でもキツネ狩りをしたい人もまだ多いのです。

  「このメディアの興奮ぶり、キツネ狩り合法派の声まで紹介する無節操ぶりに、このままではキツネ狩りが復活してしまうかもしれないと危惧した」映画監督とその友だちが企てたのが、「汚いキツネどもは俺たちが退治してやるゼ」と覆面でキツネをたたき殺す若者たち……を演じてウソのトピックを仕立てるというもの。「ヒステリックになっているマスコミは、キツネに関することなら、どんなアホな内容でも報道するんだってことを確認してみたかった」とこの動画内で動機を説明しています。

  ウソのキツネ狩りの様子をビデオに撮り(友だちの犬やキツネの剥製を借りりるなど気合入ってます)、ネットにその様子をアップしたところ、目論見はヒット! タイムズにガーディアン(この記事が掲載されているのもガーディアン)など、多くのメジャーメディアが報道したのでした。BBCのロンドンニュースでも紹介されて、ヤッター!状態。

  もちろんこの第一報のニュース(若者が社会の味方気取りでキツネを撲殺)にはネットなどで非難が殺到、人々の怒りはちょっと想像の範疇外だったようで、「ニュースで心を傷めた方には心からお詫びします」と謝っています。

  で、この「ウソでした」という第二報のニュースに対しての読者コメント欄を見ると、ケシカランと怒っている人もいますが、けっこうな数の「いや、マスコミをおちょくったのはよくやった!」という声もあります。

  これが日本だったらどうでしょう? ちょっと許されない雰囲気になりそうな気がします。そもそも、マスコミ自身がおちょくられることに慣れていないので、怒ってしまってこんな記事は紹介しないかもしれませんね。


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ボージョレーの本当においしい赤とは?

カテゴリ:ゆるい話題です  2010 7月17日

  ワインのテイスティング会にお誘いをいただいたので、いそいそと参加して参りました。フードマイルに身土不二、地産地消といったことをより真剣に考えるようになって以来、日本にいるときはどちらかといえば和食や国産のお酒をいただくことが増えていましたが……ワインはじつはかなり好きです。

  今回の主役は、ボジョレー。ボジョレーと言っても、ボジョレー・ヌーヴォーではありません。ボジョレーの本気の赤なのだそうです。

  これは面白そう。ボジョレー・ヌーヴォーはほんらい秋のお祭りのもの、その年の出来を見る試飲用なのに、世界的ブームで有名になってしまった……ということはよく耳にするけれど、ではその本気のものってどうなの?と長年疑問に思っていましたから。


テーブルにはチーズやブリニなどかわいいおつまみが。ウェルカムドリンクでいただいたボージョレー・ブランも爽やかかつしっかりとした辛口ですでにすごくおいしい……。


左からスタンダードの「ムーラン・ナ・ヴァン・シャトー・デ・ジャック 2007」グラン・クロ(最上級畑)の「ムーラン・ナ・ヴァン・クロ・ド・ロシュグレ 2006」と「同 1989」。1989の大きなグラスに期待が高まります。

  目の前のグラスに注がれたのは、ボージョレーを含むブルゴーニュ地域では有名な大手ネゴシアン、ルイ・ジャド社の扱う3つのワイン。ボージョレー地区の中では最高級といわれるムーラン・ナ・ヴァンという地区のものです。


ルイ・ジャド社の醸造責任者カステルノーさん(中央)。バイオダイナミック農法やシュタイナー哲学にも造詣が深いようで、ワイン作りをホリスティックにとらえていらっしゃる様子。それは好感度大。

  醸造責任者のカステルノーさんから直々に、ボジョレーに使われるガメイ種のブドウ、ムーラン・ナ・ヴァン地区の花崗岩質で土壌の浅いテロワールなどについての説明をいただきつつ、いよいよワインを口に含んでみます……。

  ワインの勉強はしたことがないのでそれらしい表現ができませんが、いわゆるボジョレー・ヌーヴォーとは全然別モノ。ヌーヴォーがフレッシュなブドウの雰囲気を残し紫がかっているのに対し、こちらは色もガーネットに近い。すべらかだけれど芯がしっかりとあって、トロリと余韻が残るタンニンも存在感があって、華やか。フーンと鼻から息をはいて、香りを堪能します。これはしっかりした肉料理でもいただきたい感じ。

  そしてついに大きなグラスの本日の主役、「ムーラン・ナ・ヴァン・クロ・ド・ロシュグレ 1989」へ。ウーム、これは旨い! 「旨い」とわざわざ漢字で書きたくなるような深い旨味と豊かさ。誤解を怖れずにいえば、お味噌を私は思い出しました。カステルノーさん曰く、これでもまだ若くてさらに熟成していくとのこと。


「ムーラン・ナ・ヴァン・クロ・ド・ロシュグレ 1989」。深い、熟成したガーネット色。

  堪能させていただきました。ボージョレーと言ってもいろいろあること、本格的な赤を飲みたければ、中でも「ムーラン・ナ・ヴァン」は覚えておいて損はない地名であることなどなど、たくさん学びました。

  カステルノー氏に伺ったお得情報をひとつ。ボージョレーは近年では2005年と2009年が偉大な当たり年だったのだそうです。とくに2009年は、作り手も途方に暮れてしまうほどすばらしいとか。この日出席した誰よりも長生きするだろうとのことでした。これは覚えておきます!


ルイ・ジャド社は一般的なボージョレー・ヌーヴォー、新酒でないスタンダードなボージョレー・ヴィラージュなどを広く手がけている。このボトルに見覚えのある方は多いはず。

  久しぶりにワインに正面から向き合い、ワインの知的な楽しさを思い出し、わくわくした時間でした。お土産としてその2005年のクロ・ド・ロシュグレをいただいたので、これをいつあけようか、まだ早いか、などと悩んでいます。

●ルイ・ジャド
http://www.louisjadot.com/


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【ウィーン追記】やっぱり行者ニンニクでした

カテゴリ:ゆるい話題です  2010 5月01日

  やっぱり行者ニンニクだそうです!

  前回、マーケットで見かけた謎の野菜が行者ニンニクに見えると書いたところ、この記事を読んでくださったブラチスラヴァでお友だちになったCさんから、
「Cafeglobe拝見しました。ベアラウフ(熊のネギ)=行者ニンニク 大正解です!http://de.wikipedia.org/wiki/B%C3%A4rlauch
というツイートでの連絡をいただきました。

  そしてここでもウィーン在住のmiaさんからコメントで教えていただきました。ありがとうございます! 「熊のネギ」なんてなんだかいいネーミングですね。


これこれ。写真をアップにしてみましたよ。

  ヨーロッパでも食べられているんですね。この季節の山菜として親しまれてきているようです。日本語でWikipediaを引くとヨーロッパのものは同じ仲間だけど別の植物とありますが、似ています。日本のはサクサクした歯ざわりの茎が目当てだけれど、こちらのは葉が目当てという感じです。

  Cさんにレシピのページも紹介してもらいました。

●行者ニンニクの手打ちパスタ

●スープや行者ニンニクで作るジェノヴェーゼ風スパゲティ

  んー、おいしそう。チーズやクリーム、バターとの相性がいいようです。洋の東西を問わず、森のおいしいものを人間は集めて食べてきたんだなぁ。

  このウィーンの常設青空市、ナッシュマルクトでは、ザワークラウト屋さんにも心惹かれました。


ザワークラウト専門店。いろんな菌が棲んでいそうな大きな木の樽にキャベツの千切りが漬け込んであります。お店の人が素手を樽に突っ込むあたりが発酵系っぽくてナイス。

  大きな木の樽がいくつもならんでいて、まさに日本の味噌専門店の雰囲気。オーソン・ウェルズかワーグナーかといったしかめっ面のヒゲのお客さんがやってきて、店主にあれこれ言っています。店主は店頭の樽に手を突っ込んで、素手で樽の中身をつかんで差しだし、お客に味見を薦めます。

  ワーグナーさんはしかめっ面をいっそうしかめながら、樽ごとに次々に味見していき、渋い表情のままひとつの樽にかすかに頷き、1kgぐらいを1ユーロで買って行きました。

  店主は横でヨダレを垂らさんばかりに覗き込んでいた私にも何か話しかけてくれますが、ドイツ語わかりません。英語で返してみたけど、先方も英語はダメのよう。ザワークラウトをホテルに持って帰っても食べにくいし、自転車で背負って背中に汁が垂れたらいやだし、味見だけさせてもらって逃げるのは悪いし、残念ながらここでザワークラウト探検は終わり。


ナッシュマルクトの花形はやっぱり八百屋さん。ヨーロッパの八百屋さんはディスプレイがきれい。


カフェで朝食を食べる人たち。奥はチーズ専門店。湯葉のようにひねってちぎったフレッシュチーズがおいしそうでした。同じヨーロッパでもイギリスのチーズ専門店と全然内容が違います。


これは細長いナッシュマルクトの最も外側のあたり、毎土曜日に立つ蚤の市。だいぶ人々の顔立ちが変わってきました。

  ナッシュマルクトは1kmほど細長く続いています。外側の蚤の市のさらに端のほうは中古の靴が山積みになっているような市になっているのですが、ここまで来て、すごくありていに言うと人々の肌の色が浅黒くなっているのに気づきました。さっきの「白っぽい」カフェと違う国に来たみたい。私にとってはまだあまり出会ったことのない顔の人々。

  いま自分がいるのはオーストリアの東端。東隣はハンガリー、その隣のルーマニアが黒海に面していて向こうはトルコにグルジア、アルメニア。もうアジアという名前が見えてくる。東のほうを向きながらそんなことを想像していました。

  環境問題のことを考えると地球の小ささを痛感しますが、こうやって大地に立って見回すと地球はやっぱりすごく広い。久しぶりにバックパッカーに戻って旅に出たい気持ちをかきたてられました。


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火山灰難民のネットでサバイバル術

カテゴリ:ゆるい話題ですカテゴリ:  2010 4月28日

チャーチャーラーラーラ〜♪
チャッチャ、チャッチャ、
チャーチャーラーラーラ〜♪
チャッチャ、チャッチャ。

  火山灰難民@ウィーンの話を前回に続いて引き続き。今回は「もうPCは旅行の必需品!」というテーマです。

  そんなわけで、ウィーンで予想していなかった時間を過ごすことになりました。幸いウィーン空港はWIFIが全面的に無料だったので(成田もそうあるべきですね)、チケットの再予約に並ぶ間にホテル予約サイトで適当な宿を確保。

  宿についてからは、原稿仕事を進めつつ、BBCなどのニュースサイト英気象庁サイト、航空会社サイト、空港サイトなどを頻繁に見て状況の把握につとめました。一方、自分が今いる宿の場所をGoogle Mapで確認。


最初に泊まったホテルはウィーン市内ではなく、空港そばのシュヴェヒャトという町にあることが判明。正直あんまり冴えない郊外の小さな町でした。

  なにぶん来るつもりがなかった都市なので、北も南も分かりません。飛行機の再予約がとれたのは3日後だったし、それすらも飛べるか怪しい雲行きだったので、長丁場に備えてウィーン市観光局サイトなども見て情報を集めました。

  Google Mapでキャプチャした地図を何枚もiPhoneに詰め込んで(ローミング料金が怖いので3Gパケットを使わないための苦肉の策)、自転車でいざウィーン中心地へ! クリムトがあるというベルベデーレ宮殿と、ウィーン市の常設マーケット、ナッシュマルクトを観に行きました。


クリムトの入っているベルベデーレ宮殿美術館。ちゃんと駐輪場があります。ウィーンロマン主義一派の風景画が素晴らしかった。心奪われました。


ナッシュマルクトの花屋さん。一束1000円くらいでした。


ちょっと変わった野菜をたくさん扱っていたお店。モヤシやキクイモはまだしも、左手前の野菜は行者ニンニクに見えるのだけど……「BARLALICH」と書いてあるようだけど、不明です。

  そのあとは、ドナウ河に沿って走る国際サイクリングロードの情報をやはりネットで見つけたので、それを走りに行きました。

  とはいえ、自転車情報となると、一般的な観光情報よりもずっとWeb上の情報も少なくなります。私はドイツ語はさっぱりなので、英語で書かれている個人サイトや、Google Mapの中で個人が公開しているマイマップを検索して情報を集めます。とくに、ドナウを渡る渡し船があると個人サイトで読んだのですが、その情報がなかなか拾えず苦労しました。

  そういうときに役に立つのが、やはりGoogle MapやGoogle Earthの写真機能です。やはり人が多く行ったり、観光スポットがあったりするところには写真が集中しています。反対に言えば、写真の密度が高いところには「何か」あるとも考えられるわけです。


スロバキア首都のブラチスラヴァをGoogle Mapで写真を表示にしてみた図。観光名所ほど写真の密度が高くなっています。


写真から見当をつけて探した船着場には、見事に渡し船がありました! 人3ユーロ、自転車1ユーロで渡してもらいます。

  と、なんだか楽しそうだとお思いかと思いますが、やっぱり心細くはあったんです。いったいいつまでここにホテル代を払いながらいなければいけないのか。もし何ヶ月も飛行機が飛べなくなったら……?などとクヨクヨしたりもしていましたが、ツイッターでクヨクヨとつぶやいていると、ウィーンから電車で1時間ほどのスロバキアの首都ブラチスラヴァに在住の日本人の方が、「いざとなったらウチにどうぞ」と声をかけてくださったのです。

  結局お世話にはならないで済んだのですが、見ず知らずの私に声をかけていただいたことが嬉しくて、ブラチスラヴァに興味が湧いたこともあり、日帰りで伺ってスロバキアのビールをいただいてきました。もちろんこの高速バスの時刻表やバスターミナルの場所もネットで入手です。


ブラチスラヴァで声をかけてくださったCさんと。思い切り逆光になってしまった写真。

  とまあ、そんな風に何から何までインターネットにお世話になった8日間でした。途中でLonely Planetが火山灰難民のための救済措置としてヨーロッパ13都市のiPhone用ガイドを無料で提供するというニュースもありました(すかさずウィーンをDLしました)。何らかのネット接続ツールを持たずに旅行に出ることはもうない時代であることを痛感した次第です。これからはiPadなのかな?


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火山灰難民になりました

カテゴリ:ゆるい話題ですカテゴリ:  2010 4月25日

チャーチャーラーラーラ〜♪
チャッチャ、チャッチャ、
チャーチャーラーラーラ〜♪
チャッチャ、チャッチャ。

  ヨハン・シュトラウスの「美しく青きドナウ」のワルツを頭の中で奏でながらお読みください。
じつはそんなに優雅な話でもないですが。

  そうなんです。わたしもひっかかりました。今回ヨーロッパを覆ったアイスランドの火山灰です。日本からロンドンに向かうトランジットのウィーンに着いたところ、その数時間前にヒースロー空港が閉鎖になったため、その先の便が欠航。


ウィーン空港の案内番。「AUSFALL」はドイツ語でキャンセルという意味……。

  今回のような自然災害だと、航空会社はホテルなどは手配してくれません。あわててPCを立ち上げてホテル予約サイトを見ると、ウィーンのホテルの残室数が見ているうちにも減っていきます。焦って目に付いたホテルをとりあえず確保。途中、長期戦に備えて安いホテルに移ったりしつつ、ウィーンで火山灰難民をしていました。

  始めの数日は、飛行機はいつ飛ぶのか、ホテルの部屋で毎日何度も航空会社のサイトや火山灰雲マップを見ては一喜一憂していました。自分の明日の予定がわからないというのは現代人にはすごいストレスだということを実感したり。本当は人生いつ何が起こるかわからないのだから、予定なんて決めた気になって満足しているだけなのに、それが崩れるだけでこんなにもオロオロしてしまうことに気づいたり。

  鉄道で10時間のドイツ・ケルンに出て、ブリュッセル→ドーバー海峡をフェリーで渡るなどかなり時間をかけて検討したのですが、どこも火山灰難民で予約はだいぶ先までとれなかったり、いろいろ考えてウィーンで空港の再開を待つことに。

  腹を据えてこのハプニングを楽しもうと、たまたま今回運んでいた自転車を組み立て、ウィーンやドナウ河沿いをいろいろ走ってみました。ドナウ河沿いに、チェコやハンガリーまでそのまま走っていける国際サイクリングロードがあることは聞いていましたが、それを実際に自分の自転車で走る気持ちよさは格別でした。


ウィーン観光の中心地、シュテファン大聖堂前で。手前が私の自転車です。


ドナウ河沿いの国際サイクリングロード「Euro Velo 6番」。

  ウィーン中心地までの道もだいたい頭に入り、土地勘もつかめて楽しくなってきた頃、上空の風向きが変わり、火山灰雲が遠ざかり始めました。そして21日にヒースロー空港が開き、私は22日にロンドンに飛ぶことができました。いまロンドンでこれを書いています。

  それにしても今回は、あまりのスケールの大きさに航空会社のスタッフもテンパってしまい、わらわらとカウンターにすがりつく利用客を振り払うのに必死といった様相だったのが印象に残っています。「あなたが乗る予定だった便はキャンセルです。次いつ飛ぶかわかりません。再予約? あなたがしたければできますけど……(カチャカチャ)……空きは4日後ですね。は? ホテル? 自然災害ですから当社は関知しません」と言い渡されたときにどうするか。いきなり個人のサバイバル力が試される状態になってしまったのが印象的でした。

  私の場合はPCがあって本当に助かりました。すでにパソコンは旅の必需品であると言えそう。長くなってきたので、そのあたりはまた次回ご報告します。


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和食最高!なんだけど、そんなんでいいの?

カテゴリ:ゆるい話題ですカテゴリ:東京  2010 2月25日

  年をとるほど(ってまだそんなトシじゃないつもりですけど!)、和食の洗練やその深さにどうにも魅了されてきています。とくにイギリスで過ごす時間が長いので、日本に帰ってくると、手当たり次第日本食材に手を伸ばしてむさぼっている気分。

  昨日は、いい天然ブリのあらがあったのでブリ大根を炊き、蕗味噌を練り、今日は八百屋さんで売っていた銀杏を炒ってみました。ああ、複雑な旨み。やっぱり食は東洋、それも日本にあるわよね、とニンマリ。


茶色い薄皮のついた生の銀杏をフライパンでじっくり炒り、最後に塩を効かせたお湯でさっと湯がくと、薄皮がとれて翡翠のような半透明の身がツルリと顔を出します。歯ごたえモチモチ!

  和食と言えば、このところ気になっているニュースのひとつが、クロマグロ漁の件。とくに大西洋と地中海のクロマグロは乱獲で絶滅の危機にあるということで、ワシントン条約でこの海域産のクロマグロを取引禁止、事実上の禁漁にするべきだという国際的な議論が始まっています。そしてそのEU産のクロマグロの9割を輸入している日本が、EUに賛成するなと注文をつけています。

  日本が輸出できなくなって経済的に困るから注文をつけるというのならまだ理解ができますが(それでも魚を守るほうが先決だとわたしは思いますが)、買えなくなるのは困る!というのはどういうことなのか、さっぱりわけがわかりません。

  クロマグロを輸入している商社の利益を守りたいということなのか、それともクロマグロを食べ続ける権利があると思っているのか?

  そして、日本の漁船が他国の領海内で違法なマグロ漁をしていることも昨日のニュースになっていました。これは泥棒ですね。

  マグロは大型の魚で寿命も長く、イワシなどのように減ってもすぐに数が回復しにくい生き物です。マグロはどっちみちたまにしか食べられないけれど、絶滅して食べられなくなっては残念すぎます。日本はマグロを愛しているからこそ、ここはしばらく食べるのを我慢してマグロの復活を期待すればいいのに、と思うのはナイーブすぎるのでしょうか。

  ついでに言えば、マグロはクジラやイルカなどと同様、その肉に含まれる水銀やPCB、ダイオキシンなどの量がとても多いそうです。育つ海域や、最後に養殖池で人工餌で太らせたかどうかなどによっても大きく変わりますが、国によってはマグロや養殖サーモンなどは大人でも月に2回までに控えるように通達しているところもあります。

  和食を恋しがるわたしの帰国祝いで友人たちが早朝のお寿司屋さん自転車で行こうという企画も立ててくれているのですが、なるべくヒカリモノ系のお寿司をいただこうかなぁと、でも年に1回くらいのこと、一切れくらいならクロマグロも……いやいや、などと逡巡しています。



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肉好き猫と魚好き猫はいつわかれたのか?の考察

カテゴリ:ゆるい話題です  2010 2月12日

  もうtwitterの話はしませんのでご安心ください。と言いつつ、twitterで呟いたことがきっかけで、今日思考をめぐらせたのが、猫の食事の好みのこと。

  イギリスに暮らしていると、たまになのですがとても驚くことがあります。そのひとつが猫の餌でした。これまでそれこそサザエさんの「おさかなくわえたドラネコ、お〜おっかけて♪」の世界で、猫は魚が大好き!と信じていたのですが、西洋では猫の餌は動物の肉が基本なのです。

  友人の家で猫に餌をあげるのを手伝ったのですが、渡されたミックスタイプのカリカリの箱を見ると、チキンにターキー、ラム。え、魚じゃないんだ? 友人曰く、「猫はライオンやトラの仲間なんだから、肉でしょう!」。たしかに……。

  スーパ—に行って猫餌の棚を見ると、「牛肉入りかたまり肉、グレイビーがけ」「ビーフパテ」「ラム、ライス添え」なども! ちょっとおいしそうなメニュー。ようやくツナとサーモンも発見。高級魚だな。安い青い魚はないようです。

  もっとも、人間様が「うちの猫ちゃんにおいしそう」と思わないと売れないわけだから、イギリスではイギリス人が好きな食べ物がペットの餌の傾向に反映されているのは当然かも。イギリス人は青魚を臭いと言って食べない人が多いですし。

  でも猫は魚も好きなはず!と信じる私は、隣家が留守の時にいつも餌やりを頼まれているなじみの猫様に、わたしのランチ用に開けたイワシ缶をあげてみました。「おお!これぞ俺のカラダが求めていた味!」とがっついてくれるかな? わくわく。


……しばらくクンクンクン……ニャー(なにか他の、ないの?)。


  お気に召さないようです。お皿をまたいで行ってしまいました。これぞ猫またぎ。ガックリ。

  で、考えたのは、猫が魚が好きか肉が好きかは、生まれつきなのか?ということ。それともミルクが終わって最初に食べ始めたものが好きになるのか。twitterでは、飼っていた洋猫のチンチラは肉系が好きなのに、ひろって来た和猫は魚系が好きだという経験談も返ってきました!

  サンプル数が少なすぎるけど、もしこういう傾向があるなら、もしかして遺伝子の中に生まれつきどちらが好きかを決める情報が入っている?と面白くなってきました。洋猫の赤ちゃんと、和猫の赤ちゃんを一緒に育てても、嗜好の違いが出るのかな?

  人類も、東洋人にアルコールがダメな人が多くて、白人にラクトース(牛乳)を分解できる人が多いのだから、人間より数〜10倍は繁殖サイクルが短い猫なら、生まれつき魚が嫌いな猫がいたりしてもありえるかも? わくわくして考え続けます。twitterでは、多国籍のペットフードブランドは、国によって猫餌のバラエティを変えているということを教えてくれる人も。

  でもここでふと気付いたのは、飼い猫は北アフリカが原産で、エジプトで飼われたのが最初らしいから、その後に中国を経て日本にもたらされたのだろうから、分岐からどんなに早くても3000年、もしかしたら2000年くらいしか経ってないのかも。

  だとしたら、いくら世代交代サイクルが短くても、2000年程度で遺伝子まで情報が入るのか、ちょっと怪しいかも。わたしのにわか仮説は弱々しくなってきました。しゅーん。あ、でもWikipediaの「下戸遺伝子」によると、この突然変異はわずか2万年前に起きたということだから、ありえるかも!?

  しかもtwitterでは、さきほどのチンチラと雑種和猫の人から、和猫だけが甘酒に反応する!という経験談が届きます。やはりチンチラには甘酒のおいしさはわからないか! ワインに反応したりして!

  いや、アルコール分解の遺伝子は突然変異で起きたわけで、日本に住む猫は突然変異で魚を食べるようになったわけではないので、全然話が違うということに気付きました。日本の猫に肉を食べさせるとお腹を壊すわけでもないし。単に食べつけているということが好みとして遺伝子に入るまでには、いったい何万年かかるんだろう。

  ……とまぁ、遺伝に詳しいわけでもないので、でたらめな空想ですが。しばし楽しいひとときでした。猫に聞いてみたいものです。


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まだまだ、Twitterのススメ

カテゴリ:ゆるい話題です  2010 1月23日

  前回twitterのススメを書いたあと、たくさんのフォローをいただきました。ありがとうございました! 世の中的にも雑誌でツイッター特集が組まれたり、ワイドショーでまで紹介されているとか。ユーザー数もここに来てぐっと増えているようですね。そうそう、単なるジマンですけど、原口一博総務大臣にもフォローしてもらっちゃいまいた♪

  わたしのツイートを見てくださっている方はあまりにもリアルにご存知とは思いますが、すごいですね、民主党の小沢さんと検察の闘いとやら。

  真実がどこにあるのかはとんとわかりませんが、ツイッターやブログスフィアの中で流れている情報と、大手新聞やテレビのニュースなどで流れている情報の温度差があまりに大きい。テレビや新聞しか見ていない人たちと、ネットで積極的に情報を集めている人たちで、世論が二分されてしまっている感さえあります。

  個人的には、いかに大手マスコミが偏った報道しかしていないのかーーもともと他の事件でも痛感はしていましたが、目の当たりにして驚く日々です。もちろん、ツイッターやブログの情報を鵜呑みにしているつもりもないですが。アラフォーにもなってくればそれなりに、英語で言うところのGut feeling、いわば肝で感じ取れるものはあります。より多くの方に、それぞれのご自分の肝で感じてみていただけたらなぁと思います。

  では、前回のエントリーが好評だったのに気をよくしてもうちょいわたしのお気に入りのツイッターの使い方を。

  まずあらためて、ツイッターではフォローしてくれた人をフォローし返す必要はないとわたしは思います。ツイッターは自分のツイートにいろんな人が反応してくれるのがひとつの醍醐味ですが、さまざまな意見や情報を持っている人たちのツイートを追いかけるのももうひとつの醍醐味です。人によって使い方はいろいろですが、mixiがどちらかといえばリアル知り合いを辿って行くのに対し、わたしはツイッターは知らない人の中に飛び込んで、自分に刺さる情報を発散している人から人に飛びついて泳いでいくのが面白いと思っています。

  でも、フォローしてある程度の深さを保って追える人数には限度があるので(私は200人くらいがちょうどいいような気がしています)、フォローはできないけれど繋がっていたい人は、list機能のほうに登録をして、もうひとつの流れにして見るようにしています。このlistは、他の人が作った公開リスト自体をフォローすることもできて便利なのでぜひ活用してみてください。

  ツイッターでは自分のツイートもどんどん流れていってしまうので、まとめて振り返ってみたいときにはtwilogというサービスを使っています。わたしの過去のツイートも、ほかの人のツイートも、ユーザーネームを入れるとブログのようにまとめて表示できます。

  ツイッターが面白くなって頻繁に覗くようになってきたら、たくさん登場しているツイッター用アプリが便利です。わたしが使っているのはTweetDeckで、ブラウザでよりもRTや自分へのmention、messageが見やすく気にいっています。iPhoneでは、有料ですが、Tweetieというアプリを使っています。

  ではでは、みなさんとツイッター上でお会いできますことを。面白いこと教えてください。わたしも頑張りマス。


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あらためて、Twitterのススメ

カテゴリ:ゆるい話題です  2009 12月29日

  2009年ももう終わり。つらつらと今年を振り返ってみています。いろんなトピックがありましたが、ネット周りでは、今年一番面白く、自分的にも熱が入った(っている)のは、やっぱりTwitterだったと思います。

  Twitterについてはたくさんの説明がされていますが、まだ踏み出していない、あるいはアカウントはとったもののとっつきにくくて疎遠になっている……という方は多いのではないでしょうか。

  私の友人にもそういう人は多いので、「他人のつぶやきなんかが本当に面白いの?」「何か役に立つの?」「どうやって使うの?」というところについて、軽くご紹介してみたいと思います。

  使い方の前に、どんなメリットがあるのかについて。いろいろあるのですが、大きく分けるとこんな感じ。

<マジメなメリット>
●新聞サイトを見る回数が減るほどニュースソースとして使える
●自分の興味のある分野のコアな情報が得られる
●政治家や芸能人など、興味のある有名人と直接やりとりできるかも
●自分の意見を世に問うことができる
●世界の動きを肌で感じられる

<お楽しみとしてのメリット>
●自分のひとりごとや愚痴に誰かが答えてくれたりして気分転換になる(たまにムッとさせられるけど、それもまたいい刺激)
●友だちの活動をゆるく把握していられる

  あんまりマジメに分析してもしょうがないかな。私が「Twitterすごい!」と感動した例を3つ。

  ひとつは、イギリスの家でひとりSOHO作業中、ふとTwitterのTL(タイムラインと呼ばれるみんなの呟きの流れ)に目をやると、「あ、虹」「虹が!」「世田谷、きれいな虹です!」とたくさんの呟きが流れ始めたのです。地球の反対側から、雨上がりの東京の空にかかる虹をリアルに想像できたマジカルな体験でした。

  COP15の国際会議の場にいたある人がどこの国の代表団だったのかを知りたく思ったときに、Twitterで聞いたところ、熱心に追いかけている方があっさり教えてくれたのも印象的でした。新聞などにはもちろん載らないし、ググッて調べたら相当時間がかかったはずなコアな情報です。

  最後は、あのホリエモンがたしか「フードマイルなんてバカみたい。意味ねぇよ」的なことをいつもの調子で言っていたので、彼の影響力も考えるとほっておけなくて反論したら、思いがけず返事が来たこと。さらに悪ぶったことを言っていて苦笑したけれど、面白かったですね。その後はずっとラーメンへの粘着質な愛を呟いていた彼。ネットの向こうにいる相手の息遣いがわかるような距離感がTwitterの醍醐味のひとつだと思います。

  ……なんのことだかさっぱりわからない? ですよね。百聞は一見に如かず。興味を持ったなら、始めてみましょう! まずはtwitterでアカウントを取得します。いろんなTwitter用アプリが出ていますが、慣れるまでは、ブラウザで見る自分のページから探検を始めてみてください。

  ブログともSNSとも微妙に違うtwitterの仕組みに最初は戸惑うと思います。そんなときはこの記事「Twitterの使い方ががわかったー」がわかりやすいと思います。

  すぐにぶつかる@の使い方やRTについてはこの記事「Twitterの公式RT、非公式RT、QTの違いを分かりやすく図で描いてみた」がおすすめです。

  Twitterを楽しむためには、mixiとは正反対の気分で臨むほうがいいと思います。知らない人でも面白そうなことを呟いていたらすぐにフォロー! 思ったほど面白くない人だったらリムーブ(アンフォロー)。自分もフォローされようとリムーブされようと気にしないのがお作法です。フォローしてもらったから自分もフォローし返さないと相手に悪いのではないか、というような思慮もなくてOK。外国語を使える方なら、外国語で発信している人たちをフォローしていくと、ぐんと世界が広がると思います。

  この誰をフォローするか、で集まってくる情報の量や質がかなり変わってくるので、とくに最初のうちは積極的にフォローする人を増やしていくといいと思います。その後、多くなりすぎてTLの流れが早くなりすぎたらリムーブしたり人を入れ替えたりして、ファインチューニングをしていきましょう。

  そして、積極的に自分からも呟いてみましょう。できれば、誰かにとって価値のある情報を込めて、あるいは笑えるネタなどを呟いていくと、面白がってフォローしてくれる人が増えると思います。自分の専門カラーも出していけると、呟きをさらにRTで広めてくれる人が増えたりして、面白さ倍増になってきます。

  この冬休み、ちょっと時間があるうちに始めてみては? 話題になっている理由はこれだったのか!ときっと腑に落ちると思います。

  ちなみに私はyokoaokiというアカウント名です。いつでもフォローしてくださいね。リムーブもお気軽に、ご遠慮なく!


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ベルリンの壁が崩壊したホントの理由

カテゴリ:ゆるい話題ですカテゴリ:東京  2009 11月23日

  少し前になりますが、11月9日は東西ベルリンを隔てていた壁が崩れた日から20周年の記念日でした。大学生だった私も、ドキドキしながらテレビ画面で人々が壁にツルハシを入れるのを見つめたのを覚えています。


今週金曜日の11月27日まで、広尾のドイツ大使館でベルリンの壁崩壊20周年記念として大使館外壁に歴史的な写真が貼り出されています。

  20年か、早いなぁと思いつつ、先日ドイツの友人に聞いた話を。

  あのとき、どうしてあんなに突然壁が崩れたのか。1989年の11月9日、東ドイツの政府広報官が記者会見で、政府が東ドイツ国民が西側に行くことについて許可を出していく方針であると発表しました。

記者
「その方針はいつから実施されるのでしょうか?」
広報官
「ええと(手もとの資料を見る)……とくに何時とはないので、即刻だと思います」

  というやりとりがあったのだとか。ニュースは号外としてすぐに報道され、それを聞いた数百万の東ベルリン市民が壁に殺到。国境警備兵は以前なら壁を越えようとした人を射殺していましたが、あまりの人数に圧倒されてしまったとか。


ドイツ大使館の壁に展示されている写真のひとつ。テレビに映し出されるこの光景に、言いようもない高揚感を感じたのを思い出します。


壁を越えようとして射殺された青年の遺体を運ぶ東ドイツ国境警備隊。30年弱立っていた壁の犠牲者は136人に上る。

  じつはこのとき、広報官が持っていた資料の裏には続きがあって、「これは今後時期を決めて実施する」と書いてあったのだとか! ハンガリー経由などで西に脱出する市民が増え続けていた中、政府としても対応する方針だけ発表してその場凌ぎをするつもりが、とんでもない結果を招いてしまったのだそうです。

  何も聞いていないと抵抗する国境警備兵に、「もうあっちの壁は開いてみんな行き来してるわよ! こっちも通して頂戴」と中年の女性(←勝手に大阪のおばちゃんを想像)があることないことを言って通行を迫ったなんて場面もあったそうです。


展示されている中で最も私の印象に残ったのがこの写真。壁崩落の直後の89年11月11日、歓声を上げて壁の西側に駆け込む東ドイツの青年たち。

  歴史や政治、戦争……というと大きなパワーのようなイメージがありますが、意外とユルいことの積み重ねで動いてきている部分もあるのだなぁと、面白く印象に残ったのでご紹介してみました。


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秋の光

カテゴリ:ゆるい話題ですカテゴリ:ロンドン  2009 10月10日

  先日のメルマガEspressoの「ひとこと欄」で、以下のひとことを書いたところ、ユーザーの方や読んでくれている知人から思いがけなくたくさん反響をいただきました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
イギリスは、トチの木やカエデが色づき、
街路樹の下にどっさりと落ち葉がつもり、
公園などを歩くと落ち葉が放つあの甘い香りに
包まれるようになりました。秋ですね!
たぶん高緯度なことと関係があると思うのですが、
こちらの秋の夕陽はすっかり傾むきながらもなかなか沈まず、
色も燃えるような強いオレンジ色なのです。
このオレンジ色に映える紅葉の美しさといったら息を飲むほど。
そして昨日、我が家の庭にハリネズミが棲んでいることが判明!
冬眠する彼らのために、暖かい木製の巣を
大急ぎで用意することにしました。
時間の流れを強く感じる、素敵な季節を楽しんでいます。
(ファウンダー・アオキ)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  どんな夕陽なの?見たい!という声が多かったので、西ロンドンにあるリッチモンドパークを自転車で通りかかるときに、いくつか撮影をしてきました。


ロンドンは冬にもそれほど寒くはならないけど、東京にくらべると秋は駆け足でやってくる。もう朝は7℃くらいまで冷え込むことも。厚手のコートに手袋をした人が、白い息をはきながら犬の散歩をしています。


もともと王族の鹿狩り領地だったこの公園には、いまも野生の鹿が600頭くらいいます。餌付けされていないので、威風堂々。


考えてみれば、もう冬至まであと2ヶ月ちょっと。このあいだまで夏だったのに、気付けば光の色はもう完全に冬。この日も、夕陽はこのあとどんどん赤みを増し、最後は家々がピンク色になるほどでした。


白鳥も、絵になります。

  このリッチモンドパークはカメラマンにも人気のスポットで、ネット上に美しい作品がたくさんあります。たとえばこのスティーブ・モーガンさんのサイトはおすすめのひとつ。Google Mapでもきれいな写真がたくさん出てきます。

  もうすぐ東京にまた戻りますが、日本の秋も堪能するべく、自転車女子友だちと、紅葉狩りツーリングの計画を立てたりしています。食べ物もおいしくなる季節、なんだか書いていてウキウキしてきました。



おまけ。リッチモンドパークは代々木公園の18倍の広さがあるので、公園というより都会の中の田舎といった印象。端から端が10kmくらいあります。iPhoneとiアプリのAutoStitchを使ってパノラマを撮ってみました。
●画像を大きく>


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またまた、パリを自転車で巡りました

カテゴリ:ゆるい話題ですカテゴリ:ロンドンカテゴリ:地球温暖化  2009 9月18日

  お仕事で、ロンドンからパリに出張してきました。最近は、パリに行くときはいつもブロンプトン(折り畳み自転車)持参でユーロスターで行きます。

  以前この欄でレポートしたことがありますが、自転車を持って行くと、ユーロスターが到着する北駅からそのままチャリッと走り出すことができます。宿が駅のそばかどうか、終電は……、タクシーはいくらだろう……などの心配もなし。自由な気分でパリ探索をスタートできることにやみつきになっています。


ロンドンのユーロスター発着駅セント・パンクラスにて。ハンドルのみ残して畳んだブロンプトンを押して歩きます。2時間ちょっとでパリ北駅に着いたら、さっと数秒で組み立てて、オニヴァ!自宅からパリの宿まで、最もCO2が少ない移動方法です。

  そしてパリに行ったら絶対食べるのが、ベトナム料理のフォー(PHO)。タイ屋台料理のクィッティアオ・ナームと似た平べったい米麺ですが、こちらのほうが有名ですね!


13区にあるフォーの有名店「PHO 14」のスペシャルフォー。鯛茶漬けあるいはしゃぶしゃぶよろしく、生の牛肉の薄切りにあつあつのスープをかけて、色が変わるところを楽しみます。

  この「PHO 14」でいつも出て来るのが、この細長い葉っぱ。パクチーの香りがして、歯触りはレタスのようで絶品! 店員さんに名前を聞いたら「ンゴ・ガイ」と言うというのでネットで調べたら、英名「ソートゥース・コリアンダー」と言うようです。


モヤシの上に乗っているのが「ンゴ・ガイ(英名:ソートゥース・コリアンダー 学名:Eryngium foetidum)」。20cmくらいの長さの葉で、パクチーと同じ香りだけれど、ややあっさり。

  可能なら種を手に入れて畑で育てたいと思っているのですが、ややマイナーな香草のようで、いまのところ情報がつかめていません。

  ちょっと空き時間があったので、5区の植物園の南にあるモスクを見学しました。モザイクの壁と、オアシスの水中庭園のように見える中庭がすばらしかった。


モザイクの幾何学模様や植物模様が美しい回廊の壁。


シンメトリーに整えられた中庭。敷き詰められたアクアブルーのタイルを水に見立てて、天上のオアシスのような理想郷を表現しているようです。

  中庭のそこここに、噴水や「チャポチャポ」と心地いい水音を立てるための水の階段があって、ゆったりと眺めていると本当に水の楽園にいるような気分に。

  まだベトナムにもイスラム圏にも行った事がないので、いつかは見に行きたいなぁと思いつつ、飛行機でまたさらにCO2を出して行くより、ここでとりあえずは我慢かな……などと思っていました。


また例のインベーダーを見つけちゃいました。フランスはさすが多いですね。このインベーダーはボーナスポイントのようです。やったー!?


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脳がヤラれているかもしれない

カテゴリ:ゆるい話題です  2009 8月27日

  ラジオを聞きつつ原稿を書いていて、調べ物をするためにGoogleで検索をして、知りたいデータを見つけてホッとし、気が緩んだのでその横の別の記事に使えそうな時事ニュースを新規タブで開いてしまい、読んでいる途中でメールが来て「そうだったあの人に連絡しなくちゃ」と忘れかけていたTODOを思い出して焦り、TODOリストに書こうとスティッキーズを開いたらtwitterのポップアップが出て自分のtweetにコメントがついたというので、後にすればいいのについポップアップをクリックしてしまい、いい情報ソースのURLをもらったのであとで読もうとTumblrに登録し、ではこの人どんな人だろうと相手のプロフィールを開いて読んでいたらskypeのウィンドウがこんどは点滅し始めて日本のデザイナーさんから素材はまだかと催促で、その人とチャットしつつTODOに書こうと思ったけど、どうせすぐできることだから今送っちゃおうと写真をカメラから取り込んでいたら、iPhoneにSMSが入ったので開いてみたらただのプロバイダからの料金確認で「け」と思ってそうだ原稿の〆切ランプが点滅していることを思い出して胃が少しキュッとなるのを感じて、リラックスしようと顔を上げて窓の外を見たら今日はゴミ収集の日だったやばい……。

  まずいでしょう。PCやiPhoneを使っていろんなことを効率的にこなしているつもりが、いやたしかに細々とした用は着々と片付けているんだけど、作業が寸断されていて結局能率が悪くなっているような気がする。いろんなツールで幅広く面白い情報がどんどん入って来て、仕事にも役に立っているんだけど、雑多すぎてぜんぶ破片のまま整理されずに自分の中に積もっているだけのような。もっと集中するべく、試みにメールもskypeもtwitterも消してみたり、ときにはwifiも切って原稿を書いてみたりしている昨今です。

  こんな状況に陥っている人は大量増殖しているようですね。「マルチタスクは脳に悪い?」「マルチタスクは非効率か」というような記事を最近よく見かけます。全体的には、マルチタスクはあまり薦められないという論調が多い感じ。

  そのひとつが、今週BBCのサイトに掲載されたこの実験結果の記事。スタンフォード大学のナス教授の研究によると、ふだんからマルチタスクをしている人としていない人をテストしたところ、自分はマルチタスクができると思っている人ほどできていないことが判明したのだとか。

  さらに気になるのは、「果たしてマルチタスクに向いていない人がマルチタスクなライフスタイルに惹かれるのか(ドキッ)、マルチタスクをしているうちに頭がヤラれてマルチタスクができなくなっているのか(ギクッ)」という疑問。「その因果関係はまだわからない」とナス教授。

  なんか後者の可能性が高いような実感があるんですけど。だとしたらせめて、マルチタスクをやめたら能力が復活した、という次の研究報告を待ちたいところです。とりあえず、今日はシングルタスクをひとつずつこなすことに注力してみます。お仕事でお世話になっているみなさん、お友だちのみんな、メールやskypeの返事が悪くても、ゆるしてください……。


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わたしのGoogleマップのピン、見つけてください

カテゴリ:ゆるい話題ですカテゴリ:東京  2009 8月08日

  個人的にも普段から超愛用しているGoogle Mapからお誘いをいただいて、
自分のお気に入りの場所を紹介するプロジェクト「わたしの好きな場所」に参加しました!

  これは、Googleの世界共通サービスで、NY、ロンドン、モスクワ、香港など13の都市が参加しています。日本からは東京と京都が参加。その都市ごとの特徴的なトレンドセッター総勢200名ほどが、その国・都市ならではの魅力をMap上で語っています。

  まずはこちらからGoogle Mapを開いて、好きな都市をプルダウンから選んでご覧になってみてください。


この週末までですが、恵比寿、渋谷、新宿などの主要駅にこんな大きなピンが刺さっています。中央にあるピンの穴を覗くと……。


東京編の選者たちが自分の好きな場所について語っている動画が見られます。これはワタシ。目をつぶった瞬間を撮ってしまいました。


こんな団扇状のリーフレットも配られています。でも団扇ではありません。

  Google Mapの便利さのひとつが、今回のサービスが利用している「マイマップ」機能です。自分のマップをいくつも作れ、ポイントにピンを刺して説明をつけたり、道路をたどってルートを作ることも可能。それを一般に公開するもよし、非公開にして友人にだけ見せるもよし。今回のような誰かが作ったマップをマイマップにとり込んだり、オプションの機能を使うと道路の斜度が測れたり。さらに写真や動画を表示にすると、いろいろな人が投稿した写真やコメントが見られます。Google Earthとの連携も可能。地図好きにはモ〜たまらん楽しさなのです。

  というわけで、すっかりGoogle Mapの広告になっちゃいましたが、面白くて便利なことは私も太鼓判なのは本当です。まだ使ったことのない方はお試しあれ。ぜひあなたの渾身のおもしろマップを作ってみてください(で、私にも教えてください)。

●今回のプロジェクトマネジメントを手がけられていた山崎(fumi)さんのブログもご覧ください♪
http://fumi.vox.com/library/post/favorite-places-tokyo.html


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収納問題、かたづくかな……?

カテゴリ:ゆるい話題ですカテゴリ:東京  2009 7月30日

  しゅーのー、シューノー。そう、収納は永遠のテーマですよね。日本人の家は狭くてモノが多いのは周知の事実。かくいう私もモノが多いほうなので、ほんっとに苦労しています。

  そんなニホンのミナサンに、IKEAは8月から収納問題解決のキャンペーンを開始、たくさんのハウツーと商品でインテリアのストレスから解放される方法を提案してくれるそうです。その「収納問題、かたづけよう。」キャンペーンの発表会がとても面白かったのでご紹介しましょう。

  会場になったのは、東品川のUR賃貸住宅(旧公団住宅)。日本の最も平均的な住宅といわれる3LDKで70m2台、俗に「田の字」と言われる1区画です。今回はまったく同じ間取りの3区画を借り上げ、(1)からっぽの状態 (2)収納問題に悩む4人家族のリアルなインテリア再現 (3)IKEAの商品で収納問題を解決したインテリア、が比較できるようになっていました。


IKEAが独自の調査で聞き取った、消費者の収納の悩みを原寸大イラストパネルで再現。これはリビングダイニング脇の和室6畳。「ああ、こういう家、ある……」「ウチみたい……」と、見学していた記者のほとんどが思ったはず!(笑)


本当は夫婦の寝室のはずの洋室5畳は、大きなタンスや普段使わないもので、もはや納戸状態。デッドスペースになってしまっている。

  まさにIKEA版のビフォー・アフター。3軒目のアフターの家におじゃますると……おお! リフォームなし、家具だけでこれだけ変わるんだ。カラフルでチアフルな、IKEAならではの世界っぷりには、予測していても驚かされました。


写真1枚目と比較してください。和室6畳はこんな第2リビングに変身。足元のローテーブルはスタッキングができるので、使わないときには重ねて部屋の隅に。低いサイドボードは部屋の長さいっぱい配置して、広さを演出しつつ、収納力を確保。


写真2枚目の洋室5畳は、壁面いっぱいにIKEAのシグニチャー収納システムと言える「PAX」を使って、ダブルベッドが入るちゃんとした寝室に! このPAXは私も今買おうかと考えているんですよね……扉素材も中の仕切りもすごくバリエーションがあるのです。

  うーむ、お世辞じゃなくて、ほんとに、あまりの変化に驚きました。さっぱりしているけれど、よーく見てみれば、玄関ホールにもしっかり「MALM」のチェストが置かれていたり、けっこう収納力はありそう。あとはここに納まりきらないモノをどう理性的に処分していくか、なのでしょう。

  面白そう!と思ったみなさんに朗報です。このコーディネイトされたUR賃貸住宅の家が8月22日〜9月27日の間の土日祝日、一般公開されます。詳しくはUR都市機構のサイトで。


リビングも、片側にテレビやPCコーナーを含めた壁一面収納を入れることでスッキリ。


3.5畳の子ども部屋。さすがに狭いけど、嬉しくなるような色の家具やファブリックで、居心地よさそう。営業スタッフMは「あたしこの二段ベッドの下で今眠りたいですぅ」とベッドに手を突っ込んでニンマリ。今回の費用(商品代金合計)はおよそ63万円。リフォームをしたと思えばだいぶ少ない金額だし、あの目をつぶりたくなるリアルさから脱することができるなら、アリな金額かも。


見学の最後には、IKEAストアで販売されている名物のホットドッグをごちそうになりました。ピクルスとフライドオニオンたっぷりにすると、おいしい!


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天気図を、もういちど!

カテゴリ:ゆるい話題ですカテゴリ:地球温暖化  2009 6月29日

  自転車に乗るのと、畑を持っているのとで、天気予報には敏感です。1週間の予定も雨の有無でおでかけの予定が変わるし、ちょっと出るときにも、服装や自転車の車種の選択をするため雨雲レーダーを確認します。というか、何より天気が好きです。


東京ははっきりした梅雨に見舞われているようですが、今ロンドンは、いい天気の暑い日が多くなっています。ウィンブルドン名物のパラパラッと来るにわか雨も今週はなさそうですね。写真はハイドパークのベンチ。管理人がいて、座ると料金を徴収しにやってきます。いずれにせよ、今日は暑すぎて座っていられなそう。

  でも、最近ちょっと天気予報について不満なことが。テレビニュースも天気予報サイトも、天気図を見せて説明しなくなったことです。「ここに高気圧があってここに低気圧があるので、風が吹き込みます」「寒冷前線が伸びているので急な雨に注意。気温もその後下がります」といったような説明が以前はあったと思うのですが。天気予報サイトでも、ひどい場合は天気図情報なし。

  これはイギリスやアメリカのテレビやサイトでも同じ傾向で、今後の降水確率やUVの強さ予報は1時間おきで細かく親切なのに、天気図はないということが多いようです。世界的な傾向なのかも。テレビの瞬間視聴率やサイトのPV(ページビュー)を見て、天気図は人気がないからいらないだろうということなんじゃないかと想像します。でも人気がないから伝えなければ、ますます人々が天気図から遠ざかるわけで、人々から天気の知識を奪うことにもなると思うのです。

  結果だけ知れれば十分という意見もあるかもしれないけれど、頭の上の空、大気の流れが今どうなっているかがなんとなくでもわかっていると、気持ちがいいものです。前線が頭の上を通った後は空気の匂いも変わるし、その季節らしい気圧配置が強まると、春一番や木枯らしが吹いたり、大雪が降ったり、暑くなったり、感じる季節も鮮やかになります。東京の狭い空でも雲のかたちや流れ方を楽しめるようになります。

  私にとっては、少し大げさかもしれないけれど、地球の息づかいを感じる手がかりになるのが天気図なのです。温暖化が地球の息づかいをどう変えているのかも、なんとなく感じられます。

  地球温暖化問題は、話のスケールが大きすぎるのと科学的すぎるのが理由で一般市民には理解しがたいから解決策がなかなか進まない、と専門家や政治家は言います。でも、たとえば天気ひとつでも、地球大の視点を多くの人に持ってもらうことができるはず。天気図を天気予報コンテンツの主役に戻してほしいなと思います。天気予報を「天気・気象エンタメ」にまで高めたようなテレビ番組とかできないかな。世界からの動画とか旅行情報なども含めたら、ヒット番組になりそうじゃないですか?

  大西洋に停滞している大きな低気圧のせいで南からの湿った風がぐんぐん入り、今年一番の暑さになりそうなロンドンにて。


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レシピはUK、パッケージは日本。スチームで作られたクリームがいい感じ

カテゴリ:ゆるい話題です  2009 3月03日

  アロマテラピー検定試験を受けたりマッサージを習ったり、わたくし、アロマテラピーには一家言ありマス。コスメはなんでも喜んで使うほうですが、いつも最後に戻って来るのは、木箱に詰めたエッセンシャルオイルとスイートアーモンドなどのベースオイル。これで顔も手指も、腕や脚も、髪も、ぜんぶまかなえます。ちょっとした風邪ならラベンダーのエッセンシャルオイルを炊いて、できれば薬は飲まずに頑張ります。

  でも最近ちょっと気に入って使っているクリームが、この「スチームクリーム」。最初はロンドンのリバティで見かけたのですが、日本でも発売されていたんですね。ラベンダーやネロリなどの香りがワッと華やかに立つクリームのレシピはイギリスの会社のものだそうで、オートミールの浸出エキスやオレンジフラワー水、アーモンドオイルが主成分。それをスチームを通して乳化させているのだとか。そのおかげか、八分立てのホイップクリームのような軽い質感です。人工香料は一切なしというのも気分がいい理由。


昨年末に限定販売されたパイソン柄とクロコダイル柄のスチームクリーム。このアルミ缶がかわいくて、ちょうど手のひらにすっぽり収まるサイズでさわった感じが愛らしいのも気に入った理由です。イギリスでは「日本の技術で作られたアルミ缶!」というふれこみで販売されていました。日本の包丁は西洋では人気で、金属加工全般において「Japan」はブランドなのです。

  この緩いクリームを手のひらに取って体温をかけながらさっと伸ばし、あとはほっぺたでも髪でも好きなところにあてていきます。ちょっと最初はベタつくのだけれど、しばらくするとしっとりして、油分がしっかり皮膜を作ってくれたことがわかります。また、この油っぽさ、アロマセラピー派にはむしろ満足感でもあったりします。

  スチームクリームの英語サイトを見ると、動物実験をしていないこと、動物由来の成分を使っていないこと、パッケージの少なさ、アルミ缶でリサイクルしやすいこと(この缶を捨てる人は少なそうだけど!)、本当にあるかわからない効果を過大に謳ったりしないこと……なども説明されています。先日の「環境とか未来とか……大切にしたいね通信」コラムでご紹介したように、イギリスの人々は急速に環境や人権(そして動物の権利も)に目覚めてきていることがよく現れていますね。日本のサイトにも早くこういう説明がなされるといいなぁと思います。


次々と出る限定缶の最新バージョンが、この「HANAMI」。クリームを使い終わったら、小物入れとして使えそう。ロンドンでもこのHANAMIバージョンは販売されるのかな。ちなみに、販売価格は日本では1500円、イギリスでは£9.90。


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地球にもお財布にもコストほぼゼロ。リメイクスカートに大満足

カテゴリ:ゆるい話題です  2009 2月14日

  イギリスやアメリカのバブルっぷりに、あるいは浜先生の連載を読むにつけ、いつか来るとは思っていた大不況。でもこんなに鮮やかに来るとは、ですよね。うむ。まだ本当の怖さはこれからなのだろうけれど――本当に30年代のような炊き出しが日常の光景になるのかわからないけれど、多くの人がこの機会に大量消費癖から抜け出してくれるなら、それは不景気のひとつポジティブな側面なのかも、と思っています。

  イギリスの20〜30代の間では、今、不況やエコの観点から、クラフト(手芸)人気に火がつき始めているのだとか。電車の中でチン、チンと編み針の音をさせている人を私も見かけました。そういえば昔、バレンタインに大きなセーターを編んだっけ。買い集めた編み針は実家にあるのだろうか。母に聞いてみよう。着なくなったあのセーターをほどいてお湯につけてのばせば……と考えるとわくわくしてきます。cafeglobeでも、先日「Love & Hate」コーナーで、リメイク人気の話をご紹介しました。


かなり適当にチョキチョキと布を切って、リッパーでプチプチと糸を切り、ガタガタとミシンをかけたら、できちゃいました。パッと見スカートですが、よく見るとやっぱりジーパンだ。

  そこで、裾がちょっとフレアで着られなくなっていたデニムを引っ張りだしてきて、スカートにリメイクすることに。最近のデニムは本来のデニムとは違ってあまり布が丈夫にできていないので、普通のミシンでも縫いやすいのは発見でした。見よう見まねで股下と股上をほどき、裾からとった布をあわせてスカートの形に整え……およそ2時間で完成!


股上は、前開きのあたりまでしっかり糸を切って開き、平坦に重ね合わせてもとの糸のあとを辿ってミシンをかけました。意外とカンタン。


チャリティの中古家具屋さんの鏡をお借りしてちょっと撮影。なかなか満足であります!

  リラックスしながらミシンを踏むだけで、スカートが1枚手に入ってしまった。それも、エコに。お財布も痛まず。これは楽しい! 着なくなった洋服が宝の山に見えてきました。次は何を作ろうかな……。


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新年の手帳、そしてiPhoneと人生

カテゴリ:ゆるい話題ですカテゴリ:今日できることをしよう  2009 1月07日

  一昨年の12月のこの欄で、私の手帳遍歴などをご紹介しました。そこでもご覧に入れた、毎年使ってきたスマイソンですが、ついにお別れのときが……やってきたような。とりあえず09年は買いませんでした。

  そう、iPhoneを導入してしまったからです。以前、PDAなどはデビュー直後ホヤホヤの第一世代を我れ先に試していたものですが、多少それで懲りて、今ではバグも出きった頃の後期モデルを買う派になり(トシかしら?)、iPhoneも次のジェネレーションが出るまで待とうと思っていたのですが、イギリスで使っている携帯端末が寿命になったのを機に、買ってしまいました。


とくに3G対応になってからは喉から手が出るほどじつは欲しかったiPhone。見てしまうと欲しくなるとわかっていたので、なるべく視界に入れないようにさえしてました。iPhoneが見えると、ロンパリ目にして焦点をボカしたりして。でも12月に行ったアメリカでのスペシャライズドという自転車の試乗会で、来ていたアメリカの女性ジャーナリストたちほぼ全員がiPhoneを肌身離さないのを見て、「そこまでよいか……」と唸ったということもありました。

  果たして。……やっぱりいいですね。久しぶりにデジタルアイテムで感激しました。自転車もそうですが、本当に惚れ込むと、興味がないという女友だちにも無理矢理良さをわかってもらいたくなります。というわけで、興味のない方向けに私なりのiPhoneのいいところベスト3を挙げるならば……

1. 本当のモバイル。PCメールが自分から何もしなくても移動中の手元に届き、そのまま返信できることに、「私は長年これを待っていたんだなぁ」と思いました。
2. PCで管理しているスケジュールやアドレス帳を、PCにつながなくても完全シンクロできる。PCで少し前に入れておいた予定がいつの間にかiPhoneに入ってる。
3. PCサイトをさくさく見放題! 携帯電話がどうしても好きになれないのは、携帯サイトがしょぼいのが大きな理由。iPhoneはWikipediaも世界中のサイトもストレスなしです。

  ほかにも、GPS+google mapを使ったナビ機能、ビジネス用からゲームまでアプリが無数にあること、VideoPodcastはもちろんiTunesで買ったドラマや映画を見られることなどなど、楽しいことだらけ。

  うーん、やっぱりいいものはいい。誰かが、ありったけの情熱と誠意を込めて作ったものって、モノのジャンルを問わず、人を感動させますね。スマイソンの手帳も、時代は違えどそういうものだったのだろうし。

  体調が心配されているApple創業者のスティーブ・ジョブス氏は、今年は新年の基調講演を自分では行わないそうです。さきほど、emetersのSNSの知人から、ジョブス氏が以前スタンフォード大学の卒業式で行った講演のYouTubeリンクをもらいました。私のメンター、アニタ・ロディックさんのことも思い出す内容に、また、人生への思いを新たにさせてもらいました。時間があるときにぜひどうぞ。ジョブス氏が来年は元気に講演を行っていると信じつつ。


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キャリー・ブラッドショウではないけれど、セックスコラムに

カテゴリ:ゆるい話題です  2008 12月07日

  今日も、部屋を整理するつもりが、いつものように「積ん読」状態の雑誌やあとで読もうと思って破りとっておいたスクラップの束にひっかかってしまいました……。昔、『ドラえもん』にたしか読書パンというのがあったけど、あんな感じでスキャンするように資料を一気に読めたらいいのに。

  それはともかく、ふと読み始めたのが、イギリスのリベラル寄り高級紙『ガーディアン』の女性向け付録雑誌。イギリスは新聞各紙の週末の挟み込み雑誌がかなり充実していて、なかなか読み応えがあるのです。


高級紙の中では、『The Times』が保守なら、この『Guardian』はリベラル。『Independent』も相当リベラル。

  しばらく東京にいたのでイギリスの紙媒体から少し離れていたけれど、この中のあるコラムを読み始めてすぐに、「ああ、やっぱりイギリスのメディアって好きだ」と思いました。

  それは、キャリー・ブラッドショウではないけれど、セックスと女性の人生についてのコラム。「40代子持ちシングルでも、自分を好きなら思いもかけないイイコトがある」というサブタイトル。もうすぐ40代に突入する身なので、思わずぐっと読み始める。

  内容はたいしたことはなくて、45歳の女性作家が「子どものために」離婚を選ばず、生涯セックスレスを貫くことにした——という本を出した——のを読んだこのコラムの著者が、それをコテンパンにけなしているもの。

  「子どもたちのために安定した家庭を提供することは、エキサイティングなセックスライフを送ることなんかよりよっぽど大切なこと」と言う作家に、コラム著者は「はーん、私も子どもはいるけど、離婚は人生最大の正解だったわ。冷めきった仮面夫婦の家庭がそんなにいいものかしら? 40代といえば、女がオーガズムを得られる最高潮の年齢よ。私なんて先週も20代のオトコノコに誘われちゃったわ」と容赦なく反論を浴びせかけています。

  私があらためて感心したのは、どっちの意見が正しいかではなくて(人それぞれでしょう)、こんな風にコラムニストや作家・ジャーナリストたちが、オープンにお互いの意見をけなしあえる、それが読者に許されるどころか期待されているメディア事情です。これはアメリカもおおむね同様だと思います。

  欧米の新聞記事の大半が署名記事なのも、ニュースや意見はバイアスがかかっているものだから、発信者を明らかにしなければいけないという認識があるからです。私も発信する立場として思うのは、自分の看板で意見を言うほうがよっぽど責任が重いし、誠心誠意取り組むし、反応をもらえればやり甲斐もあります。また変にこれが真実とうそぶく必要なく自分の考えを述べられるので、発言しやすくもあります。それが理由で、cafeglobeもほとんどの記事を署名にしました。

  自分の看板でガンガン意見を言い、ガブリと噛み付かれたら、グサリとやり返す。相手のプライバシーには決して踏み込まないけれど、残酷なまでの煽りもスキルのうち。もちろん、視聴者読者はケンカを見たいのではなくて、ハッキリ対立する意見とそれぞれの理屈を聞いて、自分の意見をまとめる材料にするのです。とくに国を左右する、たとえばイラクに侵攻すべきか否かというようなときの英メディアの侃々諤々ぶりはすさまじかったです。

  日本も「朝生」や「日曜討論」「論点」「(久米宏時代の)ニュースステーション」などがそのスタイルですが、もっともっと、たぶん今の50倍くらい「遠慮のない意見」が増えてほしい。世の中の見方はひとつではなくて、ありとあらゆるバリエーションがあって、それをどうみんなで摺り合わせて合意を形成していくか。自分の意見はどうなのか、考えさせてほしい。

  よく政治家さんが「〜については国民的議論を」なんて発言しますが、日本のマスコミがこんなにお行儀良く遠慮がちにしている限り、国民的議論なんてあんまりできないと思うわけです。もちろんマスコミは政治と同じく、その国の一般市民が形作っているわけですから、私たちももっと自由に意見を持って言っていかないと。

  あー、アラフォーのセックスライフの話から、またマジメになっちゃいました。すみません。根がマジメなもので。そういえば「アラフォー」が流行語大賞をとったんですね。アラサーのほうが先に出て来たのに。アラフォーのほうが世の中に注目されている印なら、まぁ、名誉なことです。


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自転車が欲しいアナタは幕張メッセへぜひ

カテゴリ:ゆるい話題です  2008 10月30日

  自転車増えてますねー! 先日友人宅に遊びに行くために世田谷に愛車アンカー・ウーマンRFX8の鼻先を向けたのですが、自転車の多さに鳥肌が立ちました。まだ信号無視をしたり、車道を右側通行したり、ルールがメチャクチャな人が多いのが気になるものの、自転車に人々の目が向いているのは素晴らしい! わくわくします。

  私の友人知人たちも次々に自転車に乗り始めています。cafeglobeで今「My Sweet Little Bike」という連載をしていることもあって、スタッフはもちろん、出版社時代の同僚や古い友人から次々に「自転車欲しいんですよねー」と相談を受けています。

  私なりにその人の体力やライフスタイルを考えていろいろオススメしているんですが、ママチャリなどと違ってスポーツバイクはやっぱりできれば試乗してみるべきなのは正直なところです。でも、以前BBSにいただいたご質問にもお答えしましたが、スポーツバイクは「吊るし」が少なく注文して取り寄せることが前提なので、お店に行ってもなかなか欲しい自転車の試乗ができないのが悩ましい……。

  そんな人に超オススメのイベント「サイクルモード2008」が来週末、千葉の幕張メッセで開かれます!(※大阪は今週末)ここでは、自転車メーカー各社が2009年モデルの試乗車をたくさん用意しているので、試乗三昧ができるというわけ。


昨年のサイクルモードで試乗をする営業のshuko。「ロードバイクってカッコいいし、気持ちいい!」とご満悦でしたが、このときはまさか今年アンカー・ウーマンで三浦半島一周66kmなんていう壮大な旅をすることになるとは思っていなかったはず。●去年の様子はこちらから(デジログ日誌)

  今年は、ブリヂストンサイクルのブースで開かれる、自転車雑誌『BICYCLE NAVI』による「emeters」のトークショーに私もゲスト出演いたします(7日土曜日17:30〜、9日日曜日13:30〜)。もともとは記事のために使い始めたemetersですが、ミイラ取りがミイラにというか、すっかりハマって今では毎日併設のメンバーSNSにアクセスしている私ですので、その楽しさをうまくお伝えできたらいいなと思っています。先週末は、このSNSで知り合った新しいお友だちと丹沢まで走ってきたり、活用させてもらっています。


これも去年のサイクルモード、ブリヂストンサイクルのブースで開かれたロードバイクの乗り方講座の様子。どんなフォームで乗ると快適に速く長く走れるか、田代恭崇さん(写真右から2人目)が解説しています。今年も、こういった勉強になるトークショーや講座がたくさん開催される予定です。

  もちろん、サイクルモードにはスポーツバイクだけでなくおしゃれ系の小径車や折りたたみ自転車、シティサイクルなどもたくさん出品されていますので、まだ漠然と自転車に興味を持ち始めた段階の方でも楽しめると思います。個人的には、もっと多くの女性たちに自信をもって薦められるように、女性向きのモデルにたくさん乗ってみようと思っています。自転車に興味を持っている人は、見逃せませんよ!


サイクルモードが開かれるのは、千葉の幕張メッセ。広いスペースにものすごい台数の自転車が並んでいるのでクラクラしそう。試乗をしたい方は、時間をゆっくりとってくるのがオススメです。また、持っている人は自分のヘルメットを持ってくるとスムーズ。

■emeters×BICYCLE NAVI SPECIAL TALK EVENT■
場所:幕張メッセ/ブリヂストンサイクルブース
日時:11月7日(金)17:30〜
   11月8日(土)13:30〜
   11月9日(日)13:30〜


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ホノルル・センチュリーライド番外編

カテゴリ:ゆるい話題です  2008 10月09日

  この春から、ロードバイク(自転車)に乗る長期体験レポート「My Sweet Little Bike」をcafeglobeで掲載しています。

  私たちが乗っているのは、ブリヂストンサイクルのプロスポーツ向けライン「アンカー」から出ている女性向けロードバイク「アンカー・ウーマン」。詳しいことは連載をご覧いただきたいのですが、これが本当にいいバイクで、この半年、夢中で乗っています。

  春から乗り始めてのいったんの区切りとして、私は9月28日にハワイで開かれた「ホノルル・センチュリーライド」という長距離を走るファンライドイベントに参加してきました。その様子もこの連載の第13回でご報告しています。

  が、記事でご紹介しきれなかった写真がたくさん余ってしまったので、こちらでもご紹介します!


ホノルル・センチュリーライドはホノルルマラソン同様、JALが全面的にバックアップをしています。ほとんどの参加者が日本から自転車を持っていくので、成田空港は特別体制に! リムジンバスがつくビルの前に大型荷物スキャナー小屋が設営され、どんどん自転車が積み込まれていきました。写っているのは同行の友人sae。


ホノルルに着いて最初にするのは、もちろん自転車の組み立て! ブリヂストンサイクルの田代さん(右)に手伝っていただきながら、輸送の間に調子が狂ったところがないかなど、チェックしていきます。


翌日はとりあえずホノルル観光。でも自転車がありますから、地図を見ながら自分たちの力で名所を巡りました。レンタカーでの移動とちょっと似ているけれど、もう少しスローで、ちょっとドキドキの冒険で、もっと景色をじっくり見られます。これはカメハメハ大王の像の前にて。


中華街にも足を伸ばしました。横浜には遠く及ばないけれど、ちょっとした規模で、中規模の市場がいくつもありました。


ハワイはベトナムやフィリピンなど東南アジア系の人も多いので、アジアの味に飢えることはありません。これはご存知フォー。んまかった!


中華街のマーケットの一角にあったフィリピン/タイ食材店で面白いものはないかと思ってチェックしていて発見。フィリピンの一般的なお惣菜のようですが、これはまさしく沖縄のスクガラス! 発酵度が強くて、そのままご飯に添えて食べたり、フルーツと食べたり、ソースに使ったりするようです。


ダイヤモンドヘッドの入り口近くで開かれていたファーマーズ・マーケットも覗きました。もちろん野菜などもあったけれど、ハチミツとかラベンダーといった製品やお弁当などが多くて、どちらかといえばローカルの親子連れが休日に訪れたり、観光客が来たりといった感じ。


これは、センチュリーライド当日、マカプーと言われる難所(小さな峠)から望んだラビット・アイランドです。まさに絶景。ウサギがしゃがんでいるように見えるからこの名がついたそうですが、ウサギに見えますか?


ホノルル・センチュリーライドというと、青い海の美しさが強調されますが、私は山にもすごく惹かれました。地質学的には若い火山島ハワイならではの、それほど高くはないけど峻険でドラマチックな姿と、チョコレートに抹茶をふりかけたような色合いの山肌。眺めても眺めても飽きない美しさでした。


楽しかった〜、ありがとう!とオアフ島に別れを告げる瞬間。でも、遠くに見えるはパールハーバー(真珠湾)で、手前にはJAL機の日の丸。真珠湾を日本が奇襲した日がこんなにいい天気だったか知らないけれど、複雑な気持ちになる光景でした。こうやって日の丸をつけて平和にハワイ上空を飛べる時代であることを大切にしたいなと、ちょっと殊勝に思った旅でもありました。

  まだまだご覧に入れたい写真はあるのですが、洋行帰りの近所のおじさんのスライドショーになってもいけないので(古い?)、このへんで。そうそう、ワイキキでたまたま食事をしたフツーにおいしいレストランに、ジャック・ジョンソンが家族連れで来てました。彼はノースショアに住んでいるんですよね。あれだけのセレブなのに、普通のテーブルに子どもたちや妻と陣取っていて、とってもリラックスした感じでした♪

●連載もぜひご覧ください
My Sweet Little Bike


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一目惚れ→大正解 今このバッグにメロメロです

カテゴリ:ゆるい話題です  2008 8月19日

  ショッピングに関してはきわめて慎重、すぐ使わなくなるようなものを買うのはお金が無駄なばかりか地球にも悪い!が信条のワタクシ。衝動買いもほとんどしないのですが、これにはピンと来ました。弊社SELECT Cafeの秋の開発企画で誕生した「オリジナル2WAYトラベルバッグ」です。

  A4がギリギリ入り、収容力抜群、ショルダーバッグとしても、ストラップを伸ばせば斜めがけで自転車通勤にも使える。これは行けると直感が働きました。そして大正解♪ 「史上最強」と名乗ってますが(笑)、あながち外れていないかもと思うほど、たしかに最強です。使いやすさに思わず口元がほころぶようなバッグに巡り合ったのは久しぶりなので、この欄でもご紹介してみる次第。愛用ぶりはこちらのスタッフブログでも少しご紹介しています。


先日、シャルル・ド・ゴール空港でトランジットの際、カバーフラップを開いたところを撮影してみました。メインのコンパートメントの他に、ファスナー付きのポケットが2つ、携帯あるいはデジカメ用のポケットがひとつ。それぞれのポケットが意外なほど深さと容量を持っているのがいい感じ。とくに携帯用のポケットは、小さそうに見えていろいろな小物がしまえそうでワクワク。


自転車に乗るときには、ショルダーストラップを伸ばして、メッセンジャー風に(普段は車道を走るので、必ずヘルメットをかぶってます)。このとき、ストラップの裏が目の粗い布地なのが絶妙!このおかげでズリ落ちて来ないのです。バッグの革がやわらかく、背中の丸みに沿ってくれるので、重さが分散されるのもナイス。立っているときにも、腰やお尻にやわらかくフィットしてくれます。


イギリスで、ポールスデン・レーシーというナショナルトラスト所有のお屋敷公園に遊びに行ったときにも、2WAYトラベルバッグをお供にしました。日本と正反対に今年のヨーロッパは冷夏で、この日も20度を下回る最高気温。バッグには熱いお茶を入れた魔法瓶と薄手のフリースシェルが入っているので、パンパン! でもすごい収納力です。

  それぞれのファスナーの左右に開け閉めがしやすいようにツマミがついていたり、タッセルが大きめで握りやすかったり、デザインしてくださった中谷さんの細やかな細工がまたステキ。旅行好きな人はもちろん、活動的&スポーティな雰囲気が好きな人、機能性の高いものが好きな人、ショルダーバッグをお探しでしたらこれを全力でオススメします。私は、使い込みすぎていつかダメになった日のために、色違いでもう1個買おうかと思い始めているほどです……。


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もうすぐ新年! 手帳に関するあれこれ

カテゴリ:ゆるい話題です  2007 12月10日

  来年の手帳、みなさんはもうすっかり手配された頃でしょうか。私もしっかり準備万端ととのえたところです。


私のスケジュール管理3点セット。Macの「iCal」というスケジュールソフトが親で、その内容をiPod nanoに自動シンクロさせて持ち歩きます。で、出先で何か書くときには、スマイソンの手帳に万年筆で。デジタルとアナログの二刀流です。

  私の手帳人生はかなり紆余曲折を経ているほうだと思います。もともと手帳好きなこともあり、学生時代に読んだ千葉敦子さんに影響されてのレッツから始まり、いちおうお約束のファイロファックス6穴を2サイズ、そしてスマイソン。振り返ってみればイギリスの手帳ばかり。なんとなく、文具もイギリスの質実剛健な気質が好きなのかもしれません。

  しかしデジタル好きの虫がうずいて、途中数年はPalm系のソニー・クリエ、Windows系のシグマリオンといったPDAにも数台手を出しました。クリエについてはcafeglobeでも当時使用レポートを掲載していたので、覚えてくださっている方もいるかも。

  PDAはパソコンで管理するスケジュールやデジタルデータをそのまま読み込んで持ち歩けるし、出先で原稿も書けるので超便利♪なんですが、やっぱり紙の手帳が一切ないというのはどこか心もとなく、実際不便なこともあったりして、一昨年から観念して本格的にスマイソンに戻っています。

  去年からは、メインで使うパソコンをWindowsからMacに戻したこともあり、Mac OSに標準でついてくる「iCal」を主なスケジュール管理ツールとして使っています。とくにOSをLeopardにアップグレードしてからは、メールの内容をクリックひとつで自動的にiCalに転写する機能などもついて、感動的便利さ。これを、iPod nanoの中のカレンダーに自動シンクロさせて持ち歩きます。


iPodのカレンダー機能やアドレス帳機能を使っていない人も多いみたいですが、Macを使っている方ならiTunesで自動的にシンクロしてくれるので、使いやすいですよ。Leopardなら、メールから訪問先の住所や電話番号などを即座にスケジュールに貼り込めます。この便利さはやめられません。

  なので、基本じつはスマイソンはあんまり要らないんですが、iPodは残念ながら書き込むことができないので、いざというときのメモとして使います。あと、やっぱり紙の手帳の手触りを身近に置いておくことの気持ちよさもあります。スマイソンの薄いブルーの紙は本当に大好き。そこにブルー・ブラックの万年筆で書き込む行為は、それだけで幸せ。


手帳は、「見開き1週間」派です。これはもう絶対! 見開き1ヵ月も便利だけれど、あれこれ書き込むこと自体が好きな人は、やっぱり見開き1週間ですよね?

  いずれiPod touchやiPhoneでもスケジュールの入力ができるようになってスマイソンともさようならになる日が来るのかしら、それともオンラインのカレンダーサービスとモバイル接続が充実して、携帯やiPodでそれらに常時接続して使う時代になるのかしら〜と未来に思いを馳せながら、でもやっぱり紙手帳のいとしさも手のひらで感じつつ、すでに頭を悩ませている今日この頃です。みなさんはどんな手帳をお使いですか。


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突然ですが、プロ野球にハマりました

カテゴリ:ゆるい話題です  2007 10月11日

  「では次はプロ野球です……」
  テレビのアナウンサーがそう言うと、いつも速攻でチャンネルを変えていました。家族や親しい人に野球好きが皆無だったため、野球のゲームを最初から最後まで通して観たことすらありませんでした……この夏までは。

  そうなんです、突然、野球に開眼しました。もっとも、女子ですから不純な理由がきっかけで。千葉ロッテ・マリーンズのサブロー選手(>)に一目ぼれでした。だいたい野球選手って、お尻が大きくてデブが多くて、パンチパーマが多いでしょ。ハワイ帰りの成田ではブランドロゴが目立つバッグをゴロゴロ持って、私の最も苦手なタイプ。←というのはもう昔の話だったんですね。うっかりしている間に、最近の野球場はスリムなイケメン選手だらけになっていたのでした。


私は、投手はストライクを取るべくひたすら投げているのかと思っていたけれど、ボールなどで打者を攪乱するのもワザなのだとか。打者も自分の好きなように打っているのかと思っていたけれど、監督以下の指示のもと、自分なりの技術でチャンスを最大限にしていくのが仕事なのだそう。野球好きな人には当たり前のことかもしれないけど、全然知らなかった。こういうことがわからないと、やっぱり本当の面白さってわかりにくいものです。うーん、奥深い。

  もうひとつのラッキーは、cafeglobeの営業部長が人生を野球に捧げている野球狂いで、彼の自称「セミプロ級解説」をみっちりねっとり受けられたこと。やっぱり物事はその道の人に教わると深みが違います。各選手の特徴や得意技、ヒストリー(先輩後輩とか怨恨?とか)から始まって、いままでどうもピンと来なかったルールの理由などまでぎっちり教わることで、いきなり野球の景色が目の前に開けてきました。

  そうやって、付け焼き刃なりにも満を持して、先日観戦に行ったのが、日本シリーズの前哨戦であるクライマックスシリーズ(CS)第1ステージ! ロッテ対ソフトバンク第1戦でした。


7回が終わったとき、応援歌とともに舞い上がる数千の風船。ムーミン谷のニョロニョロが飛び上がったかのようですー。今回はロッテの本拠地、幕張のマリンスタジアムだったのですが、弊社の日本ハムファン(この人もまた熱烈)によると、ロッテファンの応援もまた魅力なのだとか。ロッテの応援はとにかくアツく、応援スタイルも確立しているので、一緒に盛り上がるにはいちばんなのだそうです。

  ……初スタジアム観戦、予想していた以上に堪能してしまいました。ソフトバンク・ホークスに3点先行されれば裏で3点返し、1点また勝ち越されれば、裏で2点返して逆転。TSUYOSHI(>)のワザありのバントに鳥肌を立て、素人目にもオリジナルさがわかる渡辺俊介投手(>)のアンダースローにうっとり、サブローの2者生還タイムリーでは思わず隣の自称セミプロ解説者に抱きついてしまうほど興奮していた自分でした。ああ、楽しかった。スポーツ観戦でこんなに燃えたのは久しぶり。


ゲームセットの瞬間。まわりのお客さんも「うぉぉぉ!」とガッツポーズ。こんなに臆面もなくヨロコビを表せる場所って、じつは日々の暮らしの中で、なかなかないんですよね。いい気分!

  この翌9日には、ロッテは突然大崩れ、あろうことか3-8で大敗。しかし翌10日にはタフな投手戦の中からまたしてもサブローの冴え渡る走者一掃タイムリー3ベース(←私がこんな言葉を発するなんて今でも信じられない)で第1ステージ突破! 13日からはいよいよ日ハムとガチンコ勝負です。

  ほんと、食わず嫌いはもったいないなぁ、なんでも飛び込んでみるものだなぁと思った今回の経験でした。人生のヨロコビが1つ増えました。いまでは、ニュースのプロ野球コーナーを探してチャンネルを行き来する日々です。今週末からも、気合入れて応援しまーす。

●千葉ロッテ・マリーンズのサイト
http://www.marines.co.jp/

●サブロー選手のブログ(毎日更新でえらい!)
http://ameblo.jp/saburo-blog/

●渡辺俊介選手のブログ
http://www.submarine-31.com/


マリンスタジアムの前にて。初めてだったら、やっぱりコアなファンの人に連れて行ってもらうのがよさそうです。入門という意味では、野球ってじつは歌舞伎やバレエなんかとも近いのかなと思います。詳しい人の案内で、誰と誰が師弟とか兄弟とか、どこ出身とか、誰それはこの演目のこの踊りを見なさいとか、この型にはこんな意味があって……という奥深さは知れば知るほど全体が見えてきて、味わいも深くなる。贔屓もできて、ますます目が離せなくなる。そんな感じです。


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旅のひそかな楽しみ

カテゴリ:ゆるい話題です  2007 5月29日

  今回はちょっとリラックスした話題を。

  ちょっとした旅行の際など、私は写真を撮るほうが好きで撮られるのが苦手なほうです。いわゆる観光名所でも自分を入れてパチリ、はあまりしません。その代わり、連れの写真を撮ります。

  その連れとは、もう何年も前、スタイリストの平田さゆりさんにいただいた小さな犬のぬいぐるみ「ヤッホー」。ポケットやかばんに忍ばせて、いろいろなところに連れて行っています。コイツがなかなか役者で、いろんな表情を見せてくれるのでけっこう楽しい。

  では、ヤッホーの旅アルバムもかなりたまってきましたので、いくつかご紹介!


これはだいぶ昔。シャルル・ドゴール空港にておしゃれしてパチリ。やっぱり世界の中でもエレガントな空港です。


「うわぁ、マストが高いなぁ」。大英帝国時代、世界最速、現代で言えばコンコルドのようなカッコよさだったというティー・クリッパー(お茶運搬船)カティーサーク号を見上げてパチリ。残念なことに、このカティーサーク、先日不審火で半焼してしまいました。マストなどは残っているというから、復活に期待!


世界標準時、グリニッヂの子午線に座ってパチリ。背後のおじさんたち、ヤッホーを微笑ましいと思ってくれたのか、あるいは東洋の不思議娘(イギリスでは20代だと思われますんで)がすごい格好で這いつくばっているのがおかしくてか、ニコニコ。


電車にも乗ります。切符もちゃんと持ってますよ。


ロンドンでは、ビールの味を覚えました。生ぬるいビターがおいしいです。


ロンドン郊外のIKEAに行ったら、友だちがいっぱい! 『ウォーリーはどこ?』のつもりでぼくを探してくださーい。



イギリスのしがないパブランチもおいしくいただきます。イギリス、ごはんが不味いっていうけれど、そうでもないですよ。B級グルメの喜びには満ちています。


パブのビールは本当に本当においしいです。


でも、飲みすぎにはご注意。


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青木陽子
Cafeglobe
ファウンダー・取締役
女性誌編集者時代、自分を含めまわりの女性たちが本当に読みたい媒体がないことに気づき、1999年に現社長の矢野とともにCafeglobeを立ち上げ、6年間編集長をつとめる。現在、パートナーの暮らすロンドンと東京の二重生活を実践中。
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