来週木曜日25日の午後19:20〜、日比谷のシャンテ・シネで、ジェニファー・ロペスとアントニオ・バンデラス主演の映画『ボーダータウン 報道されない殺人者』のプレミア先行上映会(アムネスティ・インターナショナル日本主催)とトークショーが開かれます(詳細は下記)。
上映後のトークショーでは、ジャーナリストの伊高浩昭さんに私が映画の背景について質問をすることになっていますので、ご興味のある方はぜひお越しください!

『ボーダータウン 報道されない殺人者』【監督・脚本】グレゴリー・ナヴァ【主演】ジェニファー・ロペス、アントニオ・バンデラス、マヤ・ザバタ、マーティン・シーンほか シャンテ・シネ他にて10月公開予定 ©Bordertown Productions, Inc.
この映画は、メキシコのアメリカ国境沿いの街で実際に起きている連続殺人事件を主題にした社会派サスペンス・ドラマです。この事件が起き始めた1993年以来、この15年間での犠牲者数は推定5000人! 犠牲者のほとんどは、アメリカや日本などに輸出される商品の製造工場で働く、単純労働の若い女性たち。
ジェニファー・ロペス扮するアメリカ人新聞記者ローレンは、これだけ多くの女性が性暴力などの犠牲になっているのに、そのほとんどが犯人が挙がることもなく未解決のままになっていることに疑問を抱き、次第に真相に迫っていきます。
そこで描き出されるのは、経済格差、警察や政治の腐敗、女性への暴力、そしてそれらから市民を守るはずのマスコミの堕落・沈黙。金の力、権力の横暴の前に、ほとほと無力感に苛まれてしまいそうになるけれど、まだ私たちにはやれることがあるはず……それは何だろう? そう問いかけてくる映画です。
主演のジェニファー・ロペスは、この大量殺人事件を知って、主演ばかりかプロデュースまで買って出るなど、この問題の存在を広めることに尽力。2007年のベルリン映画祭でアムネスティ・インターナショナルから人権を守る活動で功労があったことを賞する「アーティスト・フォー・アムネスティ」賞を贈られています。

受賞に際して、ジェニファー・ロペスは「この問題を聞いて、絶対にこのストーリーを伝えていかなければいけないと思った。この映画が世界中の人びとに訴え、メキシコ政府にこの残虐な犯罪の解決を迫るプレッシャーを世界からかけていくことができるように心を砕きました」とスピーチしている。©Bordertown Productions, Inc.
とてもパワフルで感情を揺さぶられるストーリーの中で、ジェニファー扮するローレンの力強さや男あしらいにも(!)共感できたり。見応えのあるリッチな映画です。トークショーでは、日本も無縁ではない女性への暴力や、広がりつつある経済格差、そういったことについてどう考え行動していったらいいか、そんなヒントについてお話できればと思っています。
まだ席に余裕はあるということですので、25日の夜、お時間あったらぜひ日比谷にいらしてください。一緒に考えてみませんか。難しい問題だけれど、帰り道ではきっとパワーが湧いて、むしろ元気になっていると思います。
映画『ボーダータウン 報道されない殺人者』
プレミア先行上映会&トークショー
●アムネスティのサイト>
日時:9月25日(木)
19:20〜21:12 映画上映
21:25〜22:15 トークショー
会場:シャンテ・シネ (東京都千代田区有楽町1-2-2)
料金:2,000円(映画鑑賞料+トークショー入場料)
アムネスティ会員割引あり
ご予約申込み先:アムネスティ日本『ボーダータウン』係 Tel: 03-3518-6777
またはザナドゥー『ボーダータウンプレミア先行上映会』係 xanadeux@xanadeux.co.jp
※氏名・住所・TEL・人数・アムネスティ会員・非会員の別を明記。
トークゲスト:
伊高浩昭さん ラテンアメリカ専門ジャーナリスト・立教大学ラテンアメリカ研究所講師
青木陽子 cafeglobeファウンダー
主催:社団法人アムネスティ日本
共催:株式会社 カフェグローブ・ドット・コム
協力:株式会社 ザナドゥー