更新日:2011年4月06日



東北と福島を見ながら(3) 寄付先さらなるオススメ

カテゴリ:今日できることをしようカテゴリ:東京  2011年3月29日

地震から18日目になり、津波で被災された方々や、緊急支援に入った方々のブログなどがアップされるようになってきました。どれを読んでも、その内容の凄まじさ、悲しさに胸が潰れます。

これまでもスマトラ津波、ハイチ地震、パキスタン洪水などの災害の状況は比較的報道やNGOからのレポートを追い、ある程度理解しているつもりになっていました。

でも、やはり自分に近い災害だからなのか、より顔が見え思いが想像できる人たちの言葉だからなのか、ブログなどITツールの普及でよりダイレクトに話を聞けているからなのか、今回の自分が受けるショックの強さは格別です。災害の凄惨さを知っているつもりで全然だったんだなと思い知らされています。

こんな状況なので、2回続けてになりますが、寄付先についてご紹介させてください。
日本赤十字社には現時点で400億円を超える義捐金が集まっているそうです。これはすばらしいことで、日本赤十字のサイトにもたくさんの現地での活動報告が掲載されています。

この400億円の大半は、いずれ県などを通して被災地にお金として振り分けられることになるそうです。ただ、やはり公平性を確保するためにヒアリングに時間をかけるため、この支払がされるのは9月頃になるのではないかという話も聞きます。

【追記】3月30日、日赤に集まった義捐金は594億円に達したとのことです。
記事:毎日新聞 「東日本大震災:日赤への義援金594億円…配分には時間」

それも仕方ないことなのだけど、それでは間に合わない人が大勢いるかもしれない。やはり、細かいところまで目と手が回るNGOにもお金を回したいと思います。

以下は、私が直接の友人知人に送ったメールです。そのまま貼り付けます。
前回ご紹介した「Think the Earth基金」はじつは今回ご紹介する2団体を義捐金振り分け先にしていますので重なるのですが。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ご無沙汰している方もいるのにBCCで失礼します!

東北関東大震災の緊急支援で寄付をお考えの参考にと思い、ずうずうしくメールを送ることにしました。

同じ寄付でも、今回のように緊急度の高いときには、痛みの強いところにすばやく使ってもらえる組織を選ぶことをおすすめさせてください。日本赤十字もいいのですが、今は小回りが効いて信頼できる組織に託すべきだと思います。

現地でいい活動をしているNGOは多くありますが、私自身が代表やメンバーを知っていて信頼できると太鼓判を押せるのは以下の2団体です。必ずやお金を有効に使ってくれるでしょう。もしよければ参考にしてください。

【ピースボート】
http://www.pb-kyuen.net/
石巻で現在2000食/日の炊き出しを5000食に増やすために寄付を呼びかけています。

◆郵便振替口座 00180-6-705651
 口座名 ピースボートUPA
※通信欄に「災害支援」とお書きください

◆ゆうちょ銀行
ゼロイチキュウ店(019店) 当座0705651
 ピースボートUPA国際協力プロジェクト
※振込人依頼人名の前に「サイガイ」とご入力ください


【JEN】
http://www.jen-npo.org/
石巻などで3班で活動中。スマトラ津波被害など海外での緊急支援で実績のある日本のNGOです。

◆ 郵便振替口座 00170-2-538657
口座名 JEN
※通信欄に「東北地方太平洋沖地震」と記載ください

◆三菱東京UFJ銀行
大久保支店
(普)1081322 「特定非営利活動法人JEN」

よければぜひお友だちにもメール転送などでお知らせください。
以上、すでにいろいろなさっているだろうとは存じつつ……突然の押しかけ情報で大変失礼いたしました!

原発の状況も悪い中、落ち着かない日々が続きますが、少しずつでもできることをして前に進んでいきたいですね。

青木陽子

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ちなみに、クレジットカードでの寄付よりも銀行振込などによる送金のほうが今回はおすすめです。なぜならクレジットカードは入金がタイミングが悪いとだいぶ先になるからです。支援団体の多くはそれほどキャッシュを持っていないので、お金が口座に入らないと動けないことが多いのです。

また友人からは、少額でもこの機会に毎月サポート会員費を払うメンバーになるのがいいのではないかという提案ももらいました。支援団体としては、毎月必ずある収入があってこそ、プロジェクトを組みやすくなるので、これは大切な指摘だと思います。

相当長い復興になりそうですが、少額ずつでも、続けていきませんか。


| コメント (2) | トラックバック (0)



このエントリーのトラックバックURL:

有用な情報をいろいろとありがとうございます。青木様は日本にいらしたのですね。
義援金というとひとまず赤十字とインプットしていましたが、現状に即して送らなければと思いました。 海外からの送金ですと、どうしても為替やクレジットカードなど、余計なところ?で手数料がどんどん引かれて行きます。 海外在住者は、国別の赤十字に募金をしている人が多いと思いますが、海外での募金先についての情報もありましたら、レポートを是非お願いいたします。
 ベルリンでも募金活動、チャリティーイベントがさかんです。もう少し詳しいことは、よろしかったら、メルアドまでご連絡くださったら送ります。 

投稿者 Aki : 2011年04月01日 20:10

私は被災地の出身です。
幸い家族と家は無事でしたが、津波は実家の5m
下まで迫っていたそうです。沿岸一帯の海沿いの低い土地にはすべて津波が押し寄せたのです。
ニュースでは大被災地ばかり情報が出ていますが、小さい浜、入り江も被害を受けています。点ではなく線、帯のように被災しているのです。
まだ、水道と電気と電話は復旧していません。
シンガポールに住んでいて、所属するランニングクラブを通して募金活動をして気仙沼を拠点にして活動しているシビックフォースという団体に送りました。
http://civic-force.org/index.html
迅速な援助にはコーディネーターが必要だと思います。
両親の安否確認に5日かかりました。Google Person Finderが威力を発揮しました。
高齢者の安否確認は難しいと感じました。
緊急連絡網を見直すことをおすすめします。普段連絡を取らない叔父や伯母、従兄弟の携帯やメールを知っているとおもわぬところで情報がつながります。
米軍のマリーンの方が小さいボートに乗って缶詰などの物資を小さい入り江まで届けてくれていたそうです。母がありがたいと言ってました。
避難所の生活も大変、家が無事でも被災した身内を受け入れているのも大変、問題はいろいろあります。ライフラインの復旧にはあと1ヶ月はかかりそうです。

投稿者 Isako : 2011年04月08日 12:23







青木陽子
Cafeglobe
ファウンダー・取締役
女性誌編集者時代、自分を含めまわりの女性たちが本当に読みたい媒体がないことに気づき、1999年に現社長の矢野とともにCafeglobeを立ち上げ、6年間編集長をつとめる。現在、パートナーの暮らすロンドンと東京の二重生活を実践中。
更新終了のお知らせです (4月06日)
東北と福島を見ながら(3) 寄付先さらなるオススメ (3月29日)
東北と福島を見ながら(2) 寄付先のおすすめです (3月18日)
東北と福島を見ながら(1) 全国で節電をしませんか (3月17日)
余震に揺られながらPCに張り付いています (3月13日)
iPhoneからの乗り換えもアリ? アンドロイドの「ストリーク」をお試ししました (2月21日)
裸のシェフ、料理する環境アクティビストに (1月25日)
ネパールの子どもたちに本を贈ろう (1月15日)
年末に、友人を紹介させてください (12月30日)
霧島の麓で見た秘祭と、日本の森のいま (12月22日)
ゆるい話題です
フェミニズムというかヒューマニズム
ロンドン
自転車ラブ
GRP 2006/貧困編
地球温暖化
東京
今日できることをしよう
2011年
2010年
2009年
2008年
2007年
2006年
2005年

illustration / Nakagawa Isami

※お断り
・Cafeglobeの判断により、断りなくコメントやトラックバックを削除させていただくことがあります。ご了承ください。
・当ページの「コメント」に掲載されている「投稿者」名は、Cafeglobeの登録メンバー名と同一人物とは限りません。
2005年3月までのバックナンバー(from the editor)はこちら>>