更新日:2010年3月01日



子どもが溺れているのを見たら、助けますか?

カテゴリ:GRP 2006/貧困編カテゴリ:今日できることをしようカテゴリ:地球温暖化  2010 3月01日

少し前、ラジオである話を聞いて、「うーーーーーーん!」と唸ってしまったことがありました。

その話というのはおおむねこういうものでした。

あなたはある沼のそばを通りかかりました。パチャパチャという水音がして目をやると、小さな子どもが溺れています。
「これは助けなければ!」
そう思って沼に入ろうとしたとき、今日はおろしたての真新しい靴を履いていることを思い出し、沼に入ったら汚れてしまうので、子どもを助けるのをやめてそのまま目的地に急ぎました。

なんてひどい!

ですよね。まさか自分はそんな判断をするわけがない、とわたしも思います。靴なんかダメになったって、子どもを助けるに決まってる、と。

でもそこでラジオで話していた人は言いました。
「じゃあなぜ、今日も世界の貧困国では子どもが次々に死んでいるのに、わたしたちの多くは一足の靴代も貢献しないで平気でいられるのでしょうか」
……ごもっとも。

目の前で起きていることは見逃せなくても、見えないことはなかったことと考えられるのが人間である、というちょっと哲学的な番組で、とくに貧困救済のために寄付をしていない人を糾弾するトピックではなかったのですが、しばらく考えてしまいました。

目の前の子どもが溺れるのを放置するのと、世界の別の場所で貧困が理由で今死にかけている子どもが確実にいるのに何もしないのと、本質的には同じことなんですよね。

背筋がゾワゾワとしました。

貧困の解決がこれだけ叫ばれているのに、国連によれば、世界で栄養失調になっている人はむしろ増加中で、そろそろ10億人に達しそうなのだそうです。

日本も含め、どこの国も財政赤字で苦しいわけですが、何か画期的に変えていかないと、と思います。

もうちょっと知りたかったら、このサイトがおすすめです!
One.org(日本語版)


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青木陽子
Cafeglobe
ファウンダー・取締役
女性誌編集者時代、自分を含めまわりの女性たちが本当に読みたい媒体がないことに気づき、1999年に現社長の矢野とともにCafeglobeを立ち上げ、6年間編集長をつとめる。現在、パートナーの暮らすロンドンと東京の二重生活を実践中。
子どもが溺れているのを見たら、助けますか? (3月01日)
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