更新日:2009年7月30日



収納問題、かたづくかな……?

カテゴリ:ゆるい話題ですカテゴリ:東京  2009 7月30日

  しゅーのー、シューノー。そう、収納は永遠のテーマですよね。日本人の家は狭くてモノが多いのは周知の事実。かくいう私もモノが多いほうなので、ほんっとに苦労しています。

  そんなニホンのミナサンに、IKEAは8月から収納問題解決のキャンペーンを開始、たくさんのハウツーと商品でインテリアのストレスから解放される方法を提案してくれるそうです。その「収納問題、かたづけよう。」キャンペーンの発表会がとても面白かったのでご紹介しましょう。

  会場になったのは、東品川のUR賃貸住宅(旧公団住宅)。日本の最も平均的な住宅といわれる3LDKで70m2台、俗に「田の字」と言われる1区画です。今回はまったく同じ間取りの3区画を借り上げ、(1)からっぽの状態 (2)収納問題に悩む4人家族のリアルなインテリア再現 (3)IKEAの商品で収納問題を解決したインテリア、が比較できるようになっていました。


IKEAが独自の調査で聞き取った、消費者の収納の悩みを原寸大イラストパネルで再現。これはリビングダイニング脇の和室6畳。「ああ、こういう家、ある……」「ウチみたい……」と、見学していた記者のほとんどが思ったはず!(笑)


本当は夫婦の寝室のはずの洋室5畳は、大きなタンスや普段使わないもので、もはや納戸状態。デッドスペースになってしまっている。

  まさにIKEA版のビフォー・アフター。3軒目のアフターの家におじゃますると……おお! リフォームなし、家具だけでこれだけ変わるんだ。カラフルでチアフルな、IKEAならではの世界っぷりには、予測していても驚かされました。


写真1枚目と比較してください。和室6畳はこんな第2リビングに変身。足元のローテーブルはスタッキングができるので、使わないときには重ねて部屋の隅に。低いサイドボードは部屋の長さいっぱい配置して、広さを演出しつつ、収納力を確保。


写真2枚目の洋室5畳は、壁面いっぱいにIKEAのシグニチャー収納システムと言える「PAX」を使って、ダブルベッドが入るちゃんとした寝室に! このPAXは私も今買おうかと考えているんですよね……扉素材も中の仕切りもすごくバリエーションがあるのです。

  うーむ、お世辞じゃなくて、ほんとに、あまりの変化に驚きました。さっぱりしているけれど、よーく見てみれば、玄関ホールにもしっかり「MALM」のチェストが置かれていたり、けっこう収納力はありそう。あとはここに納まりきらないモノをどう理性的に処分していくか、なのでしょう。

  面白そう!と思ったみなさんに朗報です。このコーディネイトされたUR賃貸住宅の家が8月22日〜9月27日の間の土日祝日、一般公開されます。詳しくはUR都市機構のサイトで。


リビングも、片側にテレビやPCコーナーを含めた壁一面収納を入れることでスッキリ。


3.5畳の子ども部屋。さすがに狭いけど、嬉しくなるような色の家具やファブリックで、居心地よさそう。営業スタッフMは「あたしこの二段ベッドの下で今眠りたいですぅ」とベッドに手を突っ込んでニンマリ。今回の費用(商品代金合計)はおよそ63万円。リフォームをしたと思えばだいぶ少ない金額だし、あの目をつぶりたくなるリアルさから脱することができるなら、アリな金額かも。


見学の最後には、IKEAストアで販売されている名物のホットドッグをごちそうになりました。ピクルスとフライドオニオンたっぷりにすると、おいしい!


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ベビーフードにオーガニックが少ないのはなぜ?

カテゴリ:今日できることをしよう  2009 7月13日

  オーガニックフードやNON-GM(遺伝子組み換え作物が入っていない)フードが日本以上に定着しているイギリス。もうすぐ1歳になる子どものいる弟夫婦に頼まれて、イギリスのベビーフードを物色してきました。お目当ては、オーガニックのベビーフード。甥っ子は小麦タンパクアレルギーの気配もあるので、なるべく小麦も入ってないものを。

  近所のスーパ—「Waitrose」のベビーフードコーナーは、それなり大きくて、色とりどりのかわいいパッケージが並んでいます。「どれどれ……」とパッケージを読み始めて「へぇ!」と感心したのは、並んでいるベビーフードがすべてオーガニックだったこと。西洋は小麦アレルギーの人が多いので、小麦なしという商品もざっと見たところ3割くらいある様子です。一部は、お肉が入っていないベジタリアンのものも。


お土産に買ってきたベビーフード。明るいパッケージに、さもおいしそうな文句が並んでいます。甥っ子にあげないで私が食べちゃいたい……。

  妹によると、日本の普通のスーパ—ではなかなかオーガニックのベビーフードは見つけられないので、出かけるときも自分で調理したものを持って行くか、通販で取り寄せるしかないとか。ましてやアレルギー対応食は選択肢がとても少ないとのこと。んー、赤ちゃんにこそ、いいものを食べてもらいたいのに。


原材料は1%以上のものは%表示をしなければいけないようです。そして、入っているもの以上に「入っていないもの」が強調されている感じ。これは、「保存料、合成添加物、塩・砂糖、増量剤、遺伝子組み換え原料」が入っていないので、「Guilt Free(罪悪感なし)!」とのこと。(あ、やばい。これはグルテンが入っているってあるのを見落としてた……これはあげられないかな)


「つぶつぶタップリのサーモンリゾット」は、冒頭で「塩と砂糖、濃縮還元ジュース、添加物や増粘剤、保存料や遺伝子組み換え原料、聞こえのいい素材や人工のものは一切入ってません」と宣言。

  オーガニックも、望ましいとはいえ、オーガニックであることがすべてではないと思います。オーガニックで温室育ちの野菜と、比較的安全な農薬を適度に使った露地栽培の野菜なら、後者のほうがいいかもしれない。あるいは栽培効率が格段に上がるなら、耕作地を増やさないためにときには必要な選択かもしれない。私も小さいながら畑をやっているので、そんなことを考えます。

  でもでも、やっぱり細胞分裂が盛んでまだ内臓などの組織が弱い小さな子どもはできるだけいらないものからは守られるべきでしょう。また言うまでもなく、農薬の使用が少なければ、生態系におよぼす悪影響も小さくなります。日本でも、もっとオーガニックのベビーフードが普通になったらいいなと思います。


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青木陽子
Cafeglobe
ファウンダー・取締役
女性誌編集者時代、自分を含めまわりの女性たちが本当に読みたい媒体がないことに気づき、1999年に現社長の矢野とともにCafeglobeを立ち上げ、6年間編集長をつとめる。現在、パートナーの暮らすロンドンと東京の二重生活を実践中。
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